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反省ゼロの被告人が霞んでしまった…無念。

傍聴ノートが新しくなりました。
海外に行ってる間に紛失してしまったのもあり
何冊目なのかは不明です。


今日は道路交通法違反を傍聴。
車の免許を持たない私には理解できない事が多すぎるので

道交は滅多に傍聴しません。

業務上過失致死とか悲しすぎるし。


でも宮本さんなので話は別。



寝坊したけど、11時の裁判に間に合いました~

ダッシュで法廷へ行くと沢山の傍聴人。
なんで?と思ったら手にはパンフレットが…

新件を選んだんだろうけどなんで道交…


被告人は、コートを着てカバンをかけたまま被告人席に座りました。
寝癖なのかそういうセットなのか…ボサボサの黒髪。
黒いコートを着て黒いデニム、茶色のスニーカー。
思いっきりカジュアルな普段着です。


検察官はホストでなく新人。
しかもTKOの木下じゃない新人です。
ホストは傍聴席から新人をチェック。

ホストいなくなっちゃうのかな~
寂しいなぁ~


宮本さんも入廷し
コートを着たまま裁判が始まりました。


「氏名は?」と聞かれ
「佐々木です」と名字だけ答える被告人…



フルネームに決まってんだろーが!!(゚Д゚)


反省の色が全く見えない25歳の会社員でした。


平成19年7月8日の午前2時46分
千葉県の幕張に住む友人の家から東大和市の自宅へ帰宅する際、
制限速度50キロのとこを131キロで走行。
オービスに写真を撮られたそうです~

前科はないけど、3件の交通違反をしています。

佐々木は秋田で生まれ、大学を中退。
その後は造林業の手伝いをして、
現在はプログラミングの仕事をしています。
独身で祖母、両親、妹と共に実家で暮らしています。


情状証人はなく、被告人質問となりましたが…


宮本さん
「弁護人、被告人質問やりますか?」

弁護人
「いえっやりませーん!」


ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ


弁護人が被告人質問をしない…!?
こんなの初めて見ましたw
宮本さんも驚いて半笑いです。


なんだかよくわからないまま裁判は進みます。
いきなり検察官の被告人質問…
大丈夫か?心の準備出来てる!?


「次の日に仕事があったから急いでいたという事ですが」
「はい」


「事件の次の日は日曜ですよね?仕事があったんですか?」
「………造林業の手伝いをしてたんですが~あったような気がします。忘れました」


忘れましたってアンタ…

佐々木は堂々と言うか…
リラックスしすぎで反省しているようには見えません…


そして「忘れました」発言を新人検察官はあっさりスルーして
次の質問へすすみました…!!えー!!斬新~☆


しかもよくわかんない質問をし始めてソワソワしちゃいました~☆


「スピード違反してまで急がないといけない事なんですか?」←弱~
「それは~なんとも言えないですね」


検察官…被告人にナメられてないか!?


「過去に人身事故してるよね?」
「はい」


前歴3回の中には人身事故まであるようです…


「それなのになぜ大事故につながるようなスピード違反をしたんですか?」
「ただ単に急いでいたからです」


飄々としてる被告人を締め上げたくなりました…(・∀・;)


「前歴3回もあって、その時警察官に注意受けなかったの?」
「受けました」


「それなのになんでスピード違反をしたんですか?」
「その時はそう思ってるんですが…忘れちゃいますよね~」



さすがにこの態度に宮本さんもニヤニヤしながらピリピリ。


「あなたは反省してるのかね」
「はい」と即答する佐々木。


「起訴されるのはなに、予想外だったの?」
「いえ、少しは気にしてました」


検察官はもう質問がないとの事で(えー)
宮本さんにバトンタッチ。


「あなた弁護人と打ち合わせしたの?」
「はい…1回だけ」


「運転する時はいつもスピード出してるの?」
「いえ…やりません」


「いつもどのくらいで走ってんの?」
「たとえば40キロとか…まぁ周りに合わせていく感じですね」


40キロ!?
目を大きくして驚く宮本さん(萌~)


ホスト検察官、傍聴席で噴いてますけど。

てか…周りに合わせていく?
まわりが80キロなら80キロで走るよって事?
意味わかんね~☆



「40キロですか…(笑)」と笑いを堪える宮本さん。
「あ~てか標識とか見て走ってるんでぇ~あんまりわかんないです」


とあくまでルールを守ってる自分を売り込む被告人。



「指定されてないところは?」
「40キロです(自信満々に)」


若干仰け反って息を呑み驚く宮本さん(激萌~)

「あっ何も指定されてないトコですか」と被告人が質問を確認。


「うん」と宮本さんが答えると

「えっと~20キロとか30キロとか…」

遅っΣ(゚Д゚;)


「20キロ!?規定速度知ってますか?」
「50キロ…」

「60キロですけど…あなた交通ルールあんまり知らないんですか…(呆)」
「あーそこだけ抜けていましたねー(シラッと)」


「免許は?」
「90日間停止です」


「今運転は?」
「してないです、もちろん」←得意気


「交通三悪って知ってますか?」
「………存じてないです」


「飲酒運転、無免許、スピード違反などですが…あなたの場合スピード違反をしたわけですよ」
「………」


「飲酒とかやってない?」
「もちろんそんな事やってないですよ(笑)」


「もちろんって言ってもあなたの前歴3回見ても全然信用できないんですよ!!(強い口調で)」
「出来ないすか~」


「うん、ない!全くない!」
「あーそうですか」


軽っ!!(゚Д゚)



「刑務所行く可能性あんのわかってますか!?(怒)」
「はい」


「覚悟は出来てんですか?」
「………覚悟は…出来てないですね…」


「刑務所に入る可能性があるか」と言われ
やっと反省の色を出した方がいいと思ったのか…


でも遅いYO!

裁判所に呼ばれるって
そんなたいした事ないと思ってたんですかねー
あ~不思議。


「甘く考えてもらっては困ります!もう二度とやらないでくださいね!」
という厳しい言葉を受け、
ふてくされた顔で戻る被告人…(゚Д゚)ハァ?



求刑は懲役3ヶ月。


最終弁論で弁護人は
「被告人はまだ若く非常に反省している事(どこが?)と批難されるべき前科前歴はない」
と断言し、執行猶予付きの判決を求めました。

人身事故してるのに…
批難されるべき前歴がないだと…?


最後の言葉。
「あ~とんでもない事をしたな~と反省してます」


反省の色が全く見えないまま裁判が終わりました…



2分後に判決です。



判決、懲役3月、執行猶予3年。


宮本さんは判決文を読み上げます。
※【】の部分は声を少し大きくして読んでた部分です。

「急ぐ理由が【全くない】ので情状に酌量の余地は【ない】!」
「交通違反意識が【希薄である】」
「被告人の汲むべき事情も【少しは】認めます」


法廷には交通ライターの今井さんもいらっしゃいました。

エレベーターで弁護人&被告人と一緒になったのですが…


弁護人が佐々木に
「あんまり反省の色がないとね、ホント、ダメだよ!気をつけて~!今回は…良かったね!」
と言葉をかけていました。


佐々木は「ははは」と笑っていました。

被告人質問しなかったくせに何を言うか。



検察官がホストだったら
もっとあの被告人を追い詰めることが出来ただろうに…
非常に残念。


天気がいいので日比谷公園でお昼ご飯を食べて
14時の裁判まで図書館でまったり読書をして過ごしました~




注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です

母も心配する酒飲みの島、みやこ。

533号法廷に滑り込むように入ると、
木下検察官(私の中のあだ名です)が検察官の席に座っていました。


私の隣にはホスト検察官(私の中のあだ名です)が座って
新人の木下検察官の仕事っぷりをチェックしていました。


ホストまさか4月でいなくなっちゃうのかなーヤダなー



宮本さんがバタバタと法廷に入ってきました。
前の裁判が押したため10分遅れで開廷。

被告人は昭和35年生まれの47歳、住所不定、無職。


本籍は宮古島でした。
罪状は詐欺です。


47歳とは思えないほど老け込んでいてジィ様にか見えません…


後頭部はかなり薄く、白髪の短髪です。
上下ヤクザっぽいトレーナーを着ていました。


1ヶ月ちょっとしか勾留されていないはずなのですが顔は真っ白でした。
あまり外に出ない生活をしていたのでしょうか…
ニキビのあとか顔がでこぼこしていました。


被告人は平成20年1月20日午前0時37分頃、府中本町駅のタクシー乗り場において代金を支払う意志も能力もないのに「中野まで行ってもらえますか」と言って走らせ8540円分の不法の利益を得ました。



タクシーのタダ乗りか…('A`)


被告人は東京で生まれ、高校を中退後は土木関係、調理師、Y組などを経て
逮捕時は定職につかず独身で家もありませんでした。


前科はありませんが、同種を含む前歴4回もありました…

被告人は前回も無賃乗車で姉宅へ行ったが愛想をつかした姉がタクシーの支払いを拒否。
警官が間に入っても姉は立て替えの意志がなかったので警官が立て替えてくれました。


迷惑な姉弟ですね…

今回もタクシーが着くなり「ここだから。お金持ってくるから」とアパート2階にある姉宅へ行きました。
しかし、応答はなく運転手のとこまで戻ってきて「姉ちゃんはいないから警察に行ってくれ」と言ったそうです…



「行ってくれ」って…
反省の言葉なしかよ…(ノД`)


運転手は被告人が乗った時、
服が汚れていて手ぶらだったので疑いましたが
話し方が丁寧だったので何かあっても話し合い出来るんじゃないかと思ったそうです。


タクシードライバーって大変ですね…


被告人の実姉は
「私は弟が深夜家に来た事に気がつきませんでした。しかし私は起きたとしても払う気がありませんでした。この数日前にも同じ事がありましたが、私は払っていません」
と取調べで話したそうです…


嫌な弟を持ってお姉さん同情します…


被告人はこの日、高円寺付近でお酒を買って飲んでいたら
いつの間にか府中本町にいたそうです。記憶なし。
終電がなくなったので支払ってくれないとわかっていましたが
タクシーに乗り姉宅へ行きました。


元々は姉の家に居候させてもらってたようです。
姉は以前も「絶対に払わない」と怖い顔をしていて
この顔を見た時被告人は
「これは100%払ってもらえない」と思ったほどだったそうです。


ちなみに前回立て替えてもらった警察官には連絡してないので
まだ弁償してないとか…最低。


なんと被告人のお母さんが沖縄からわざわざ来たとの事で
情状証人として出廷しました。



小さな体を大きくユラユラと揺らしながら歩いて証言台へ。
被告人は下を向きっぱなしで両手を組んでいます。
決して落ち込んでたり恥ずかしがってる様子はありません。


お母さんは座るなり下を向いて大泣きしてしまいました…
弁護人は大きな声で優しく質問を始めました。


「今日は沖縄から来たのね?」
「はい…」


「今回の事件についてどう思いますか?」
「大変申し訳ないと思ってます…」


「原因はなんだと思いますか?」
「もともと私はこの人をほんっと甘やかして、この子の言いなりに育てたもので…泣。私の責任だと思います」


「お酒を飲んでない被告人は?」
「とってもいい子です」



いい子ってwww
まぁ47歳でも息子は息子だから…
と思いつつも甘やかされてるんだなぁと感じました。


「お酒を飲んでない時はいい子ね?」←感情移入しちゃってる弁護人までw
「今はこんなですけど、中学の頃、善行賞(?)を取って…高校入った時も先生に「好きな人の名前書け」って言われて、1/3が息子と書いた…みんなから好かれていたんです」



今回の無銭乗車と全く関係なくないか…?


「被告人を監督する気はありますか?」
「私は引き取りたいんですけど。この子の兄と姉が「とっても危険だ」と……」


とんでもない息子になっちゃいましたね…お母さん。


「沖縄につれて帰って心配な事はないんですか」
「そうですね~実は一番気になるのは、この人は離婚してるんです。別れた人が宮古にいるんです。その人のとこに行くんじゃないかと………兄姉も一番それを気にしてるんです」


「今回の事件も前回もお酒が入って事件を起こしてるみたいなんですが、そちらも監督できますか?」
「なんと言いますか~宮古はお酒を沢山飲むとこなんです。恐ろしいくらいに。本土から宮古に行く時には胃薬を持っていきなさいと言うくらいでして………石垣ならまだ…」



木下検察官→高齢の母
お母さんはまだまだ不安そうでした。


「被告人と連絡を取り合ってたりはしたんですか」
「実は一昨年転んで体を壊したんですよ。それまでは毎年来てます」


「どうゆう風にお酒の注意をしたんですか?」
「あんまりそういうのしてないみたいですねー」←なぜか他人事


「そういう注意を被告人は聞いてたんですか~?」
「ま~優しいですからね。飲まないよと。本当に優しいんです。この子はそれが飲んだからおかしくなるんです」


「おかしくなるって?」
「………依存してるんですね」


木下検察官が次の質問をしようとしましたが
ノロノロしてたらタイミングを失ってしまい、
お母さんの話が止まらなくなってしまいました…!


「…酒欲しがって、金欲しがって、そうすると怖いんですよ」


お母さんの話はまだ止まりません。


「そうなると私は逃げます。昔は元気だったから。でも今は逃げられないんです。それを兄姉は心配してるんです。「お母さん逃げられるの?私たちは助けないよ」って」


検察官が「あ…あ…あ…」と話を切り上げられずにいたら
まだまだ話続けるお母さんw


「他の島に酒飲みの友達がおて邪魔をしますし…」



「そんなダラダラと質問しないでください!!」
と話の途中で宮本さんがキレましたw


「すみません」と驚いて謝るお母さんに
「あ、お母さんは別に謝らなくていいんです。お母さんに言ったわけじゃないんですから」
と木下検察官を睨みつけました。



木下頑張れ~


「い…以上です」
木下検察官は怯えた感じで質問を切り上げ座りましたw

ヘタレ、サイコー☆


宮本さんが質問を続けます。
「息子さん、お酒やめないといけないですよね?」
「はい」


「宮古って被告人を酒に誘う人いっぱいいるんですか(ニヤニヤ)」
「はぁぁぁ~(深いため息をついて)宮古ってお酒を飲むトコなんですよ~」


「そんなに飲むの?(驚)」
「有名ですよ」


「有名なの?」
「はい」


「泡盛…?」←こういう質問をしちゃう宮本さん好きです
「はい」


「被告人はもう47歳ですよねぇ?もう甘やかすって年じゃないですよね~」
「はい…」



お母さんは傍聴席に戻るなりまた大泣きしました。



被告人質問です。

「お姉さんがお金貸さないとわかっていましたか」
「いえ。全くではないです。もしかしたら…と思ってました」


「逮捕されないと思って警察に行ったんですか?」
「行ったらもう逮捕だってぇのはわかってたけど…」



反省の色を見せない喋り方です…


「前回は運よく捕まらなかったのはわかってますか?」
「まー警察の人が払ってくれたので」


「今回のタクシー料金はお母さんが立て替えてくれたんですか?」
「はい」


「社会復帰したら返す気ありますか」
「はい」


「警察が立て替えてくれたのは今回の事件で知ったんですか?」
「はい」


「タクシー運転手に対してどう思いますか?」
「いや~ほんと申し訳ないと思いますっ」←軽っ!!


「ホームレスでの生活は苦しかったですか?」
「苦しいですっ」←軽っ



被告人は逮捕前2週間はホームレス生活をしていたそうです…
真冬にホームレスデビューだなんて死んじゃうよ!


「お酒が入ってなければこんな事件にならなかったんじゃないですか?」
「はい、やめます!」←答え急ぎすぎ


「前の奥さんに会いに行くんじゃないかと心配していますが」
「(質問を遮って)そんな気全然ないですっ!」


「島にお酒を飲む友達がいるそうですが…会う気は…」
「(遮って)ないです!」


「いつからY組で働いてたんですか?」
「6年か7年前です」


「無断欠勤した事はありますか?」
「はい」


「何で?」
「酒です。二日酔いとか…」




ほんとダメダメな被告人です!



「Y組に迷惑をかけましたか?」
「無断欠勤くらいですね」


「お姉さんの家で居候していたそうですが、何してたんですか?」
「いや別に…何もしてないです」


「仕事探してないんですか?」
「頭の中にはありましたけど探してないです」



宮本さんの被告人質問です。
「どうして府中にいたか覚えてないんですか」
「はい」


「切符買って乗ったの?」
「はい」


「タクシー乗った時は所持金ゼロでしょ?」
「はい…ホームで寝てたんじゃないかと…」


「お酒買ったのは自分?」
「はい」


「その時いくら財布に入ってたの?」
「まー財布は持ってないで…でも小銭が………」


「で、タクシーの時はゼロ?」
「はい」


「お姉さんのとこに行けば努力を見せたって事で許してもらえるかもと思ってたの?」←鋭い!というか深読みしすぎ…?
「いや、そんな事は…」


「でも調書に書いてるよ」←爆弾持ってるなぁw
「いや、そんな気持ちじゃあないです」


「じゃーどんな気持ち?」
「……払いたい気持ち…」



弱っ。


「2日前、1万以上ありますが…これどこから乗ったの?」
「覚えていません」


「お酒はどーやってやめるの?」
「やめます!」


「だから!それだけじゃ今までやめられなかったんでしょ?」
「やめます!」



被告人、やる気ないくせになかなかの頑固者です…!
面倒クセェ~


「宮古島にはどのくらい住んでたの?」
「時々だから…」


「一番長いのは?」
「30代……の頃」


「結婚してた頃?」
「はい」


「その頃は飲んでたの?」
「………はい」


「お母さん76歳ですよ!?宮古島から来て…どんな気持ちですか」
「申し訳ないです」


「島では島の人は酒を飲むってお母さん言ってたけど大丈夫ですか?」
「誘いに乗らなければいいんですっ!大丈夫ですっ!」


「まだアル中にはなってないの?手が震えるとか…」
「まだないですっ全然大丈夫ですっ」



求刑は懲役1年。



最後の言葉
「ないですっ」



12時過ぎてるのに宮古島から来たお母さんの為か
2分休廷で判決となりました。


判決は懲役1年、執行猶予3年。
訴訟費用は被告人持ち。


「お母さんも引き取るって言ってくれてるし、もうお母さんを悲しませないで下さい。お母さんさっきから泣いてましたよ?あなたも聞こえてたでしょ?もうお母さんを悲しませないでください」

と被告人に声をかけて12時10分に閉廷しました。




注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

普通の子になりたい…21歳のシャブ中オンナ

宮本さんの裁判を傍聴する為
10時に法廷に入りました。


10時に裁判所へ行くのは慣れましたが
14時まで体が持ちません…

なんとかしなきゃなー


朝から女被告人の覚せい剤です。
宮本さんじゃなきゃ絶対傍聴してないなぁ…


法廷はいつもの529、533と違い528号法廷。
裁判員制度用の新しい法廷でした。



検察官はいつものホスト…




と私が心の中で勝手に呼んでるだけだったのですが
「どなたの事ですか?」というメールがくるようになったので
何となく本名を書く機会が失われましたw


あの新人の姿はありません…
早くもどこかに飛ばされたのでしょうか…(・ω・)
あの新人、初めて見た時「どっかで見た事あるな~」と思ったら
TKOの木下隆行(10年以上前好きでした)に似てました…!

ギャグにしか見えません。


朝イチの覚せい剤裁判なんてガラガラなんだろうな~と思い
悠々とイスを使っていたら…

大量の小学生(めがね率高い)がやってきました…!



なぜ覚せい剤…!?


中高生と違って強制わいせつとか強姦とか殺人に興味ないのかなぁ…
傍聴席は予想外の混み方をしていました。


被告人は保釈中のようです。
肩ぐらいの長さの茶髪をひとつにまとめてクリップで留めていました。
黒目のパンツスーツです。
スーツの下に着ている白い服がピタピタで
被告人が巨乳なのがよくわかりました。
かなり細身なのは覚せい剤のせいでしょうか…

姿だけ見ていると新宿とか渋谷でよく見る
キャッチっぽい雰囲気です。


とても落ち着いた雰囲気で被告人席に座っていたので
25~26歳かなぁ…と思ったらまだ21歳でした!若っ


しかも生年月日を聞かれ
「1986年8月10日」と西暦で答えてました…

なんか新鮮~!ビックリです!


自分も普段は西暦の方が良く使うけど、
裁判所で日本人の被告人は大抵元号を言うので
それが当たり前なのかと思ってました…


品川区に住む、無職(看護学校を辞めた)の女でした。

平成20年1月26日、渋谷区円山町にある友人ナツミ宅で
覚せい剤を加熱気化し吸引していました。


被告人は東京で生まれ。
高校中退後は、電話のオペレーター、ホステス、
飲食店のウェイトレスなど職を転々とし、
平成19年に看護学校に入学しました。
そしてその年の9月から休学し、退学。
現在独身で、父親と内妻などと暮らしていました。


今回の事件は執行猶予中の犯行で
平成18年11月8日に東京地裁で
懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けていました。

少年時には2度保護観察処分されていました。


覚せい剤の使用については

平成16年夏から覚せい剤を始め、

週一回のペースで使用していました。
看護学校に入ってからは同じ学校に通うナツミと知り合い
度々使用するようになっていました。


平成20年1月、父親が被告人を入院させようと
尿検査をしたら反応が出たため
保護観察司と父親にすすめられ自首しました。


取調べによると
被告人が最後に覚せい剤を使ったのは1/26の20~21時で
パケ入りのシャブ一袋をパイプに入れ気化し吸引していました。


ナツミと知り合う前からシャブは使用していて
私は注射器を使っていましたと話していました。


前科前歴は、覚せい剤、窃盗3件、脅迫1件など。
意外と荒くれ者です!



情状証人で母親が出廷しました。


母親はもちろんまだ若く細身でした。
喪服のように全身真っ黒の格好をしていました。


女弁護人→母
「平成18年11月に執行猶予の判決を受けてどんな生活をしていましたか?」
「保護司さんと話して…しばらく同居しましたが、やはり17歳の時に被告人の父と離婚しまして別々に暮らしてましたが、私一人の力ではどうにもならないって事で平成19年から同居していた父親がホームヘルパーの仕事をしているので手伝い、ヘルパー2級の資格をとったりもしまして、週6日、午前中に仕事をし、午後は学校に行っていました」


「被告人はヘルニアで入院してますが原因は?」
「ホームヘルパーの仕事がキツかったのと…小学校の時、内臓破裂をした事がありまして腰にきたんじゃないかと」



え。内臓破裂?
腰にきた?

交通事故にでも遭ったんでしょうか…


「今回の事件ですが、何が原因だと思いますか?」
「複雑な生活だったと思います…精神的に」


「具体的に?」
「父親が大好きだったので…一緒に暮らしたいと言ってましたが、当時お付き合いしてる女性と暮らしてましたので…何があったのかは知りませんが…」



ホスト検察官→母
「被告人とどのくらい交流あったんですか」
「週1ほど…電話は3,4日に1回くらいです」


「どうやって会っていたんですか?」
「自宅に…兄がいますので、一緒に食事したり買い物に行ったり…」


「お母さんから見ておかしいなと思った事は?」
「特別な変化はわからなかったです」


「これまでね、自殺未遂をした事があっとか」
「はい…危篤状態の知らせを受けて病院に行きました」


「被告人は交際相手で覚せい剤使ってる人がいたとか言ってますけど、娘さんの交際相手は把握してますか?」
「いえ…」



宮本さんが乱入。
「ナツミは知らないんですか」
「いえ、一度会ってます」


「ナツミが覚せい剤やってるのは知らなかったんですか」
「はい…」


「被告人の彼氏が覚せい剤やってんのは知ってるんですか」
「はい…」


「ヤクザで服役中なのは知ってるんですか?」
「はい…」


彼氏がヤクザ!?服役中!?
21歳でパンチありすぎだろー!
通りで堂々と被告人席に座ってるわけだw



被告人質問になりました。


女弁護人→被告人。


「尿検査で反応が出て自首するまでの間、逃げたりする事も出来ましたが、なぜ逃げたり、街の中に雲隠れ(前田優香?)しなかったんですか?」
「逃げようと思えば逃げられる機会があったし、逃げよう、逃げようと思ってたのですが…車の中で父が押し黙ってた姿を見てたら…もう薬をやめて普通の生活に戻りたいと思い、父親に「待ってるから。普通の子になって戻って来い」と言われて自首する決心をしました」


被告人はオドオドする事もなくハッキリと答えていました。

しつこいけど21歳とは思えないしっかりした様子です。


「今はどんな気持ちですか?」
「今まで普通の子になろうと思って~でもなれなくて~覚せい剤に逃げてきたけど~もうそういうのは嫌だから~刑務所に入ったら頑張ろうという気持ちになってます」



普通の子になろうとおもって…でもなれなくて…



まるでアイドルのようです!
彼女はシャブ中だけど…(・∀・)


「どんな仕事をしてたんですか?」
「9時に出勤して会社の掃除…ご老人のお宅へ行ってお掃除したりお風呂入れたりとか…」


「下の世話は?」と物足りなそうに女弁護人が聞きました。
「もちろんやってました」という被告人を
「下の世話までやって立派な子だ!」と思わせたいのでしょうか…
ホームヘルパーなら当然の話だと思うんだけど…


「自殺未遂をした時はどんな感じですか?」
「看護学校を休学した事と、うつ病で17の時から通院してまして、もーここに自分…自分の父親の態度が変わったんですね。前みたいに明るく喋ってくれないし…で、どんどん追い込まれて…」


「お父さんが好きなのね?」
「はい。大好きです!」


「介護をしたのもお父さんの為もあったんですね」
「はい…最初は。でもヘルパー2級に受かってから将来が見えてきたと思いました。今まで何かをやり遂げたことなかったので…」


「今回、あぶりをしてますが、以前使用してた注射と違うの?」
「あぶりは気持ちいいというわけではないけど、静脈注射だと気持ちいいという感じと早く気持ちよくなるのでやってました」


「9時~12時まで仕事をし、13時~16時まで学校、そして夜にまた勉強という生活スタイルを今までにない事いっぱいやってプレッシャーになってそれでも「当たり前だ」と言われ頑張っているのに認めてもらってないと思ってしまった」
と自分を分析していました。


そして今後覚せい剤を使用しないために
・逃げ道を作らない
・今までヤクザと付き合っていたが、そういう交際を一切断ち切る
と決意しました。



「もう二度とやらない?フフフ」←なぜか笑う弁護人
「はい」


「これまで何度も誓ってますけど…ふふふ」←やっぱり笑う弁護人
「はい」


「もう裏切らない?ふふふ」←不愉快なほど笑う弁護人
「はい」



ホスト検察官→被告人
「あなたの中で誰かに言わないと止めないんですか?」
「そうですね。自分自身でやめれる勇気がありませんでした」


「どうしたらやめれるか考えました?」
「考えました」


「どんなこと?」
「ナツミとの事を断ち切る事…」


「結局それしなかったんでしょ?」
「はい」


「他には?」
「考えがまとまりませんでした」



あ!
木下似のダメ新人検察官が法廷に入ってきました…!
先輩検察官の裁判を見て勉強するのでしょうか…頑張れ!


「刑務所に行けば覚せい剤できないと思ってんの?」
「そうですね。刑務所に行ったら更生できると…」


「刑務所に行けば更生できると思ってるんですか?」
「いえ…環境を変えないといけないので…」


「じゃあどうすえればいいと思ってんの?」
「私は刑務所が一番のけじめだと思っています」


「検査の時、逃げようと思えば逃げられたって言ったよね?」
「はい」


「実際に逃げたら余計怪しまれるんじゃないの?」
「もう一度。よくわからなかったんで」


おぉ~
よくわからない時も冷静です。
本当に21歳なのか…?

(どうでもいいことにいちいち感心)


「検査の時に逃げようと思えば逃げられるって言いましたよねぇ?でも実際逃げたらよけい怪しまれるんじゃないんですか?」
「病院から保護司さんのトコに行く間にそう思ったという事です」


「3度捕まってますが、その頃と比べて生活は?」
「180度どころか今と全く違いました」


「その頃とそんなに違うのになぜまた覚せい剤を使用したんですか?」
「一度薬を覚えた人間は、薬を逃げ道にしちゃうんですね。私はそうでした。なので看護学校に行ってた時、ストレスを感じたりすると、私は汚い世界にいた時に薬を使ってたのでそうなってしまいました」


「なんで逃げ道に行くんですか?」
「私は弱いんです。私は弱かったんです!」


「じゃあどうすれば強くなるの?」
「自分を大切にする事です」


「どういう事?」



私にもちんぷんかんぷんです。
ジェネレーションギャップでしょうか…



「自分の身体を傷つけるし将来の子供にも影響出るし、私は人が困っている時は何でもするのに、自分が困ったときは何も出来ない…そういう人間は弱いんだと思います」


「ヤクザと色々関係があるけど、怖いとは思わなかったの?」
「思わないです」


「なんで?」
「16歳の頃から渋谷、新宿で遊んで働いて~そういう人達とつきあってきたんですね。ヤクザと聞けば怖いイメージがありますが、うわべは優しく接してくるので…」


普通はそのうわべの優しさで「アブナイ」って気づいて
ヤクザに近づかないし親しくならないんだよ!
と言ってやりたくなりました。


ヤクザと交流があることでいきがってたんだろうなぁ…

ナツミとの事を聞かれ、
ファミレスで喋ってる時に「エリミン」という薬を飲んでるという話になり、その薬を使ってる人は大抵覚せい剤をやってるのでピンときてなんでも自分の事を話してしまう被告人は自分から告白したそうです。

そして19歳の頃使ってた携帯に入ってる売人の電話番号を教えたらつながって買えたと言われ、一緒にやるようになったそうです。


私とは別世界の話です。

勉強になるなぁ…



宮本さんの質問になりました。
「1/26は使ったの?夜が最後?」
「はい」


「再開したのはいつ?」
「平成19年の5月です」


「ナツミのところで?」
「はい」


「平成20年1月まで何回使ったの?」
「10月まで月2、3回。10月からは毎日使ったりあけたりしてました」


「全部ナツミ宅?」
「はい。ナツミに買ってきてと言われタクシー代をもらって買ってきました」


人が困ってると何でもするから…
ではなく自分もやりたかったからですよね…ドキドキ


「買ってたの?もらってたの?」
「もらってました」


「最後の1万5千円のは買ったの?」
「分けるという感じで…」


「払ったの?」
「3日後に捕まってるのでまだです」


「ナツミも捕まってるの?」
「はい」


「うつ病になったのはいつから?」
「14歳の頃からリストカットを始めて17歳からうつ病になって19歳で気分変調性障害になり、去年自殺未遂の時はうつ病と言われました」



壮絶です。
でも21歳くらいの子ってリスカとか普通に流行ってそうだしなぁ…
みんな悲劇のヒロイン感覚でやってそう…
と思うのは私だけ?


「注射器はどうしてたの?」
「3万円分買うと注射器をオマケでつけてくれました」


「売人は色々知ってんの?リリィとかAとか」
「リリィはもう連絡先知らないし、Aは何してるか知らないです」



リリィ…
日本人なのかなぁ。

傍聴した時しか売人なんて縁がないけど、

結構「プッ」と笑っちゃう名前が出てきますw


「Y(ヤクザの彼氏)に手紙出して返事きたの?」
「はい」


「手紙は何て書いてあったの?Yは別れる気あったの?」
「まー勝手に言われてちょっとムカついたと。ちょっとテンパッてると。母親から手紙来たと(母親も近づかないで欲しいという手紙をYに出してます)。簡単に諦められない、被告人本人の口から聞かないと信じられない、返事を書きたくなければいいと…」


コワー☆
全然別れる気ないじゃないですか!ウザー☆
実家が品川のシャブ中の若い女…
やはりヤクザは手放したくないんでしょうか。

「Yは今、出てきてるんですか?」
「はい」


ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



もうシャバにいるの!?
大丈夫なのか…?


「じゃあもうこういう人達と交流しないようにしてください」
「はい」


「保釈請求した理由は?」
「気持ちの整理をつけたかったのと身辺整理…」


「どんなの?身辺整理って?」
「部屋の片付けとそのままになってたので…あと家から送り出して欲しかった…」


「300万は?」
「母が保釈金協会から借りて…」


「ダルクとか知ってますか?」
「はい」


「そういうとこ行ってみなかったんですか?」
「行ってみたかったですね。ただ行動には…」


「じゃあ出所後、そういう施設に入る気はあるの?」
「はい」


「あなたなら刑務所入っても頑張れると思いますから頑張ってください」
「はい」



求刑は懲役2年。


時計を見ると予定を10分過ぎて11時10分になっていました。
このあと11時から533号法廷で詐欺の公判があるのに…!

大急ぎで法廷を移動しました。


もちろん同じ法廷に移動する宮本さんも検察官も…w




注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です

今日の宮本さん モゲラ~

興奮して眠れません!


今日は興奮して23時半に宅配ピザを食べました!
27歳、まだまだ元気です!



そんなわけで数々の傍聴記を飛ばして
私の教祖、宮本さんの傍聴記書きます~


今日の宮本さんの裁判は2件♪
しかも11時からとちょっと遅め!←私だけが知る悦び
しかも2件とも新件!←私だけが知る悦び

この公判予定を知った時に大興奮でユキさんに報告したら
「有印私文書偽造とかそんな興奮してみるなんてドクさんしかいないですよ!イヒヒ」
と笑われました…テヘヘ


念の為、20分前に法廷の前に行きましたが
誰もいませんでしたw


宮本さんの傍聴しているうちに
いつもいる検察官もお気に入りとなりました。
髪の色素が薄くてしかも長かったからホスト気取りか
とも最初は思いましたが、今は短髪です。


初めて坊主頭(でもないけど)を見た時、
赤紙がきたのかと思いました。
出兵系だったので。


今では坊主頭(でもなかったけど)も伸びて
ペンギンの赤ちゃんみたいな毛の感じになってます。

独特の訛りがありますがどこの出身なのでしょうか…♪ワクワク


村上さんと違って基本的に宮本さんファンって聞いた事ないので
そんな話で盛り上がってくれる人がいません…orz

でも小法廷で人気が出てしまったら
自分が傍聴出来なくなるのでこのままそっとして置いて欲しいです。



傍聴人はなんと3~4人もいました。
みんな有印私文書のどこにそんな魅力を…謎です(汗)


被告人は横山みつ子の罪名は
有印私文書偽造、同行使、詐欺の3つでした。


保釈中みたいでメイクも髪のセットもバッチリでした★
京都の某ブランドの丈夫な黒いカバンを持ち、
身体は細めで黒いニット、灰色のスーツパンツ、黒いパンプス
手には白いタオルが握られてました。


髪型は自分の大好きな櫻井よし子風。

みつ子は昭和29年生まれの53歳。
57歳の母よりかなり老けて見えました…
足立区在住で職業はドライバーでした。


みつ子は姉である横山ゆう子名義の保険証などを持って
平成19年5月9日の14時1分頃、足立区の郵便局で
普通貸付請求書に姉の名前や住所、電話番号などを記入し
貸付金額250万と記入しました。


そして保険証などを持って提出し、
14時16分頃250万の交付を受けました。


被害者は被告人の実姉でした…



みつ子は東京で生まれ、専門学校を卒業後は調理師として働き
犯行当時は運送会社に勤務していました。
婚姻歴はなく現在独身で、実母と暮らしています。
前科前歴はなし。
被害者のゆう子とは姉妹関係で現在別居中。
被害者の家の鍵は、被告人宅に置いてありました。


みつ子は調理師を辞めた後、定職に就く事はなく
消費者金融に500万の借金をしました。


そして保険代が払えなくなり滞納しているうちに
保険証が使えなくなってしまいましたが
腰痛が酷くて病院に行きたくなり平成18年3月下旬頃
ゆう子がトイレに行った隙を見て
ゆう子の財布から保険証を抜き取りました。
(結局、病院には行ってない)


その後、伊勢神宮へお参りしに旅行したくなり金が欲しくなったみつ子は
平成19年5月7日、犬の散歩に行く姉に会ったので
母親が持ってる合鍵を持ってゆう子の家に侵入し
和ダンスから保険証書などを盗み出し
郵便局で250万の貸付交付をうけました。


保険証書の場所は
以前一緒に探し物をした時に見つけてたので知っていたそうです。


250万のうち50万は借金返済にあてて
その他はペットのエサ代、車代、生活費など全て使用してしまいました。



姉、ゆう子の供述によると…
平成19年5月21日、保険証がなくなっている事に気がついたそうです。
そして平成19年7月5日、足立区の郵便局から
貸付金の確認の書類がきて驚いたそうです。

盗んだのは妹だと思う理由も挙げていました。


・書類の筆跡が妹であるみつ子とよく似ている
・なくしたと思ってた保険証は、常に財布の中に入っていたので
 近くにいた人物という事になるし、このあたりで泥棒が入ったという痕跡もない。
・実家に置いていた合鍵が見当たらなくなっていた


などなど。


ちょうどこのあたりで、大量の中学生がバタバタと法廷に入ってきたので
検察官の声が全然聞こえず…無念。
しかも2つくらい席を空けて座ってたジィ様が
なぜかつめてきて私の隣に座ってきました。


このジィ様…



臭い!!ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!  



ホームレスなのかなぁ…
異臭で頭がクラクラしてきました…orz


ゆう子とは貸付の契約がなかったので取り消しがなされました。
250万は簡保保険会社が全て負担したそうです。

被告人は財産が無く現実的には返済できる可能性は低いと言われてました。
確かに250万作るのは大変だよなぁ…ウーン


ちなみに、被告人は犬1匹に猫10匹も飼ってるそうです…
お金ないのになんでそんなに飼ってるんだろう…


被告人質問です。
弁護人→被告人

「旅行の予定があったんですか?」
「はい、伊勢神宮のお参りに…」


どんだけ不謹慎なお伊勢参りだよ!



「旅費はいくらですか?」
「10万くらい必要でした」


「とったのは250万なのは何でですか?」
「郵便局で書類を見せて聞いたら「450万くらいお貸しできますけど、いくら必要ですか?」と言われてとっさに「250万」と言ってしまいました」


「返す気はあったんですか?」
「はい」


「あなたの現在のお仕事での収入は?」
「26万です」


「他に収入はありますか?」
「母の家賃収入です」


「いくらですか」
「8万7千円です」


「部屋を他人に貸してるって事ですか」
「はい」


「それはあなたのものですか?」
「母の持ち物で、三姉妹に一部屋ずつ与えてもらってます」


「あなたの月収を考えれば、旅費の10万は出せたんじゃないんですか?」
「極度の腰痛を抱えてまして…マッサージや針などをしてたのでお金がありませんでした」


「それだけじゃないですよねぇ?…他は?」
「サラ金に返済をしていました」


「月いくらですか?」
「16万です」


「借金の原因は?」
「ずっと仕事をしてなかったからです」


「いつくらいまで働いてなかったの?」
「約11、2年前から10年くらいです」


「それまでは何の仕事をしていたんですか?」
「大学の寮の調理師です」


「辞めた理由は?」
「寮の閉鎖です」


「10年も仕事をしなかったのは?」
「ハローワークとか足を数回運びましたが、年齢と給料が見合わなかった事で断られました


「退職金は?」

「もらいました」


「なのにないの?」
「調理師時代、男の人にお金を渡してました」



Σ(゚Д゚ノ)ノ


なんと意外な展開。
みつ子…男にお金貢いでたの!?
傍聴人の耳が一斉にダンボになった気がしましたw



「名前は?」
「西野です」


「どのくらいお金を渡していたんですか?」
「半分くらい…」


「具体的に?」
「18万くらい………」



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ




そっそんなに…汗



「自発的に渡してたの?」
「いえ、給料日になると必ず電話があり、必ず寮の前で待ち伏せをしてました」


「何年付き合ってたの?」
「19歳の頃から42,3歳まで付き合ってました」



長っ!!Σ(゚Д゚;) 


「その人に合計で約3,4千万渡してたんですか!?」
「はい」


「結婚しなかったの?」
「私はそのつもりでしたが、(ここから涙声)西野は27歳くらいの時に結婚し増ました…あとで知りました…」


「西野は結婚してるのにお金を渡してたんですか?」
「はい…結婚してるなんて知らなかったし、信用してたので…」


「西野に対してどう思いますか?」
「私の人生を苦しめられて憎しみでいっぱいです…!!」


「簡保にお金を返していくつもりですか?」
「はい…生活に見合った………(沈黙7秒)」


「はい、じゃあどうやって返していきますか?」
「働いて返します」


「簡保に謝罪に行きましたか?」
「いえ、行ってません」

「どうして?」
「どういう風に謝ったらいいのかわからなかったので…誰にも相談できませんし…」



えー。
弁護士に相談すればいいじゃん…
早く謝りに行った方がいいんじゃないのか…?


「今後はどうするつもりですか」
「しっかり働いて…謝罪して…返していきたいです」


「お姉さんに対してはどう思ってますか」
「大変申し訳なく…体験させなくていい事を体験させてしまって申し訳なく思います」



そんな事より隣のじぃ様臭いです。



「家族に謝罪はしましたか?」
「はい」


「ゆう子さんに許すと言ってもらえましたか?」
「いえ、言ってもらえませんでした」


「情状証人は誰かに頼みましたか」
「はい、長女に」


「何て言われましたか?」
「今すぐ答えは出せないと…」


「結果的には?」
「断られました」


被害者のゆう子さんだけじゃなくて
家族全員に被告人の謝罪は伝わってないのでは…



「今、仕事は順調ですか?」
「朝3時に起きて横浜へ荷物を取りに行って都内に配送しています」


「週どのくらい働いていますか?」
「4日です」



検察官の質問になりました。

新人検察官はビックリするほど質問の意味がわかりませんでした…


同じ内容の質問繰り返しちゃってるし…
「?????」と思って宮本さんの方を見ると…


( ・ω・)ジィー
と、とても気になってる様子。



ホスト検事の方を見ると渋~い顔をして頭を抱えていました。
非常にわかりやすいw


新人検察官はお構いなしに気分を向上させ
「お金を出してるのは銀行ですよね!?」
と意味不明の事を言い出しました…


被告人が「はい、郵便局です」
と普通に訂正しつつ答えると
シカトして質問を続けました。


これには宮本さんも
「郵便局です!」と訂正を求めましたw


その後の質問も宮本さんは(・∀・)ニヤニヤ と検察官を見てましたw


ホスト検察官が立ち上がりました。
アナタの後輩の尻拭い…いや、仕事っぷり、期待してますよ!


「どうして他の人にお金を借りようと思わなかったんですかー?行くって決まったわけでしょ?その段階でお母さんとかお姉さんに頼めば良かったんじゃない?」
「はい。母に言いましたけど…断られました」



宮本さん乱入。
「何でお姉さんに言わなかったの?お姉さんって誰?」
「次女です」


「ゆう子さんでしょ?何で言わなかったの?(資料見て)お姉さんお金持ってるじゃない、850万も。………何で言わなかったの?」
「当日言いましたけど~なかなか持ってきてくれなかったです」



質問がホストに戻りました。
「貸してくれなかったんですか!?」
「貸して………はい」


「家族の為のね~お伊勢参りなのに何で家族に反対されるのぉ?」
「(少し考えて)10万は高すぎると…1回だか言われたと思います」


そういえば家族の為のお伊勢参りなのに
何で家族は冷たい反応だったんだろ…
被告人の話し方がウサん臭くなってきました。


正直に話してるのかなぁ…


「お金貸してくれないとお伊勢参り行かないよって言えばいいじゃない」
「言いました!でも腰痛が酷いので注射打って…」


「(遮って)話を変えないでください!腰痛の話は聞いてません!聞かれた事にだけ答えてください」
「お金がないから行けませんと言いました」


「じゃー何で行ったの?」
「母親に頼まれたから…」



………(゚Д゚)ハァ?


「お母さんはお金ないの?家賃収入あるんでしょう?」
「全部を姉がやっててお小遣いをもらってるんで…」


「でもお伊勢参りの理由を考えると、払ってくれてもおかしくないと思うけど…何か嫌われてるようにも思えるんですけど、何か理由があるんですか~?」
「嫌われてるというか…お金の事になると西野の事が引っかかるというか~」



なぜか笑いをこらえてる宮本さん。
(元からこんなお顔でしたっけ)


「貸付にしたのは解約したらお姉さんにバレると思ったからじゃないの?」
「違います」


「貸付とかおかしいと思わなかった?」
「(微動だにせず)ちょっと言ってる意味が私にはわからないんですけど」



弁護人が意義を申し立てましたが
宮本さんはアッサリ「検察官続けてください」と判断。


「9月に発覚して2月に弁護士さんつけて34万自由に出来る金があったのに、どうしてこの時お金を返さなかったんですか?」
「生活がありました…」


「家賃がかからないのに34万も何に使ったんですか~?」
「ペットが多くいるからです」


「ペットの問題とね、人に迷惑をかけるのどっちが問題かわかります~?」
「はい、人様です」


「ではどうして積み立てないんですか?」
「今後積み立てていきたいと思います」


「私はね、どうしてと聞いているんです!今後の事ではありません!」←怒り2回目
「…………(10秒ほど無言)」


「答えられませんかね?(サックリと)次の質問いきます。いくらずつ返していきたいと思ってるんですか~?」
「家賃収入を返していきたいと思います」


「でも今まで出来なかったんでしょ!?」
「やりませんでした」←えー!


「やる気もなかったって事?」
「…………………」


「じゃー何で仕事選んで10年も働かなかったの?」
「家の仕事というか…管理人という事もしてたので…」


「でもね、コンビにでも何でもバイトなら時間選べるでしょー?」
「…………………」


「あなたの話聞いてるとね、家もありますし恵まれた環境だと思いますけど、あまり危機感感じないけど…どうにかなると思ってんじゃないんですか~!?」
「思ってません」


「これくらいなら刑務所入らなくて済むと思ってるんじゃないの!?」
「思ってません!!」



被告人が興奮したまま宮本さんの質問になりました…!!ハァハァ
今日はどんなパンチのきいた裁判にしてくれるのでしょうか…!!ハァハァ



「あなたの方からいくら貸し付けられるか聞いたの?」
「えーーーーっと…証書と保険所を持って「貸付お願いします」って言いました」


「その時は解約って思いつかなかったの?」
「一切、思いつきませんでした」


「250万返せるアテある?20年の2月6日までなんでしょ?」
「期日まではわかりませんでした」


「期日わかんないのは返す気ないんじゃないの!?(笑)」
「…………………」


「お伊勢参りは交通費と宿泊代を含んでこの10万なんですか?それともお小遣い?」
「お小遣いとお土産代と近所の方も行くので…」



おっお小遣い?Σ(゚Д゚ノ)ノ

本当に金ない人間が言うことか!?



「えっ!?交通費と宿泊代は払ってるの!?」
「はい」


「お母さんに払ってもらってるんですか!?」
「はい」


「じゃあ、あなたのお小遣いって事!?」
「よくいう…白装束…という格好をしないと参加出来なかったので靴とか全部…」


「衣装代も入ってたって事!?」
「はい」


「なに、欲しかったんですか?」
「近所の方がみんな「もう用意したよ!」と言うので…」



このあたりで12時。
傍聴に来ていた大量の中学生が一斉に法廷を出ました。
う る さ い ……… (呪)



「マンションの家賃はいくらですか?」
「高くて9万弱、安くて8万…」


「じゃあ、ゆう子さんのとこに1ヶ月120万~130万入るって事?」
「はい」


「ゆう子さんは働いてるんですか?」
「働いてません」


「姉妹は仲悪いんですか?お姉さんはとても裕福で、あなたは男に騙されて貢いで…(なぜか半笑いの宮本さん…萌~)誰も助けてくれないっていう…」
「そうですね。お金の話になるとどうしても西野を思い出してしまうみたいで…」


こういう言いにくい事を平気で言っちゃう宮本さん激萌えです!
男関係の質問とかズバズバ聞いちゃいます!


「西野といつまで付き合ってたの?」
「19歳から42歳まで…」


「じゃあもう別れてるんでしょ?貢いでないんでしょ?」
「はい」


「それなのにまだ言ってんの?」
「今回「まだ付き合ってんでしょう?」と言われました」


「保険証は結局、何回使ったの?今回だけ?」
「はい」


「病院に行ってない?」
「はい」


「何で返さなかったの?使ってないなら」
「バッグに入れてたんですけど~」


「あなたのバッグ?」
「犬のバッグです(←えっ)。でも返すタイミングがなくて~」


「お金返す気はあるんですか?」
「はい」


「事件のあと数回顔を合わせてってあるけど、合わせて何?謝ったの?」
「謝ってません」


「何か言ってこないの?」
「一切ないです」


「近所でしょ?会わないんですか?」
「昨日会いました」


「何か喋ったんですか?」
「いえ、向こうが犬の散歩をしていたのでサッと行ってしまいました」


「無視されたって事?」
「私はそう思ってます」


「今回の事で家族会議はあったの?」
「ありません」


「お母さんはかなり高齢なの?」
「86…」


「じゃあもうあんまり言わないの?ゆう子さんとかに」
「言うことはあるのですが、姉にぐっと上から押しつけられる感じです…」


「姉ってゆう子さん?」
「はい」


「なんだか複雑な家庭の事情があるみたいですね…」
と言って宮本さんの終わりました。



12時8分に論告が始まりました。
お腹空いてきたよー(・ω・;)


求刑は懲役1年6月。
押収として普通貸付金受領書没収。



12時13分に論告求刑が終わりました…
お腹空いたよー(・ω・;)


うわの空で最終弁論を聞いていました。



最後の言葉
「大変…迷惑かけて…すみませんでした………」


次回、3/24…と宮本さんが言うと…
弁護人が立ち上がりました。

「すみません!示談の事があるのでもう少し先にしてもらえませんか?」


…示談?
本当にする気あるのか…?



「少しでも返す予定があるんですか!」
とホスト検察官も立ち上がりました、熱いです!



「…それはないです」と弁護人。
なんじゃそれ。


宮本さんはギリギリまで延ばすようにしてくれ3/27となりました。


裁判が終わったのは12時20分過ぎ…
お腹空いたー!




 

注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です

女性が好きっていうのは私も検察官も男ですから好きなんですが…(ニヤリ)

2008/03/06



午後は宮本さん(裁判官)が裁く「児童買春、児童ポルノ~」です!!ハァハァ

お昼ご飯を食べて開廷15分前に法廷へ行くと…




すでに行列が…!!Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ



早くない!?

法廷の扉が開くなり傍聴人は一気に席につき、あっという間に満席。
10分前で満席…恐ろしや。



あとからあとから傍聴希望者がやってきて
その度に書記官が「満席です!」と言っていました。
「満席」の札をつくればいいのに…


被告人はセンター分けの長めの髪で口ひげの様子とか
秋篠宮様を意識してるのか…?と思いました(・∀・)



肌は浅黒く、シルバーフレームのメガネをかけ、
ストライプのYシャツにブラウンのネクタイというスーツ姿でした。
手を前に組んでリラックスした雰囲気でした。
保釈中でピカピカの革靴を履いていました。



被告人は武蔵村山市在住、昭和41年生まれの41歳。


職業を聞かれると

「会社役員…会社経営……」と動揺していました。
落ちついてるように見えたけど緊張していたのでしょうか。



被告人は平成19年5月上旬頃、

蒲田プラザホテルで18歳未満の少女と知りながら、

5万3千円を渡して児童買春をしました。



さっきの新人検察官が起訴状を読み上げています。
つっかえつっかえになってるけど…大丈夫か…?

児童買春である第4条を第40条と言い間違えて
ホスト検察官失笑です( ´_ゝ`)ガンバレ


被告人は東京都で生まれ、高等専門学校を卒業後、
いくつかの家具屋で働き、平成12年から家具屋を経営していました。
婚姻しており、現在は妻と住んでいます。


同種の前科1犯で平成13年7月11日に
懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けていました。


平成19年4月末、携帯電話で出会い系サイトを閲覧し、
デリバリヘルスを運営している男と連絡を取りました。


この男は、中学生や高校生を雇っていました。

被告人は「海外へ買春ツアーをしないか」と企画を持ちかけるが
「その前にウチの子と遊ばないか、16歳の子もいるよ」
と誘われ乗ってしまったそうです。



被害者と待ち合わせして会った際、
「いくつ?」と聞くと「16歳です」と少女は答え
「大丈夫かなぁ…」と言いながらもホテルに連れて行き
5万3千円払ってSEXをしました。




被害者の供述によると…
お小遣いが欲しくて出会い系サイトを探し登録したそうです。
数日後、連絡がきたので待ち合わせをしてお金を受け取りSEXをしました。
お風呂に入らずフェラチオ(検察官はいつもなら口淫とか言うのにな~)をし、
お尻を舐めるように要求されたが、それは断ってSEXをしたそうです。



30分程でホテルを出たとか。


ひと昔前のテレクラもだけど売春なんて信じられん…(・ω・;)
そのまま拉致監禁されたらどうしよう…とか
シャブ漬けにされたら…とか殺されたら…とか怖くならないのかな~
物騒な時代ですからね。



被告人の供述。
「私は10代の頃風俗を知り、風俗や出会い系をやるようになりました。私はいわゆるロリコンであって、18歳未満には特に興奮します。未成年とSEXをする海外ツアーを企画しましたが、少女を紹介され誘惑に勝てませんでした。未成年に年齢を聞くと16歳と言われ捕まらないか不安になりましたが、性欲に勝てずフェラチオをしてもらいコンドームをつけてSEXしました」

平成13年の事件では、15歳に対し2万、1万を払っていました。



そんなわずかな金で売春してるのか!中学生!



情状証人が2人きました。
仕事の関係者であるSさんと、被告人の奥さんです。



最初は弁護人→Sさん
「お仕事は?」
「家具製造、会社役員です」



「なんていう会社ですか」
「有限会社○○です」



「どうやって被告人と知り合ったんですか」
「10年前、よく被告人のとこにオーダー出していたので…」



「被告人は当時、何をしていたんですか?」
「工場長を…」



「被告人にはどんな印象をお持ちですか」
「非常に素直だと思います」


「被告人の前科を知っていますね」
「はい」



「前回も情状証人として出廷されてますね?」
「はい」



「どんな気持ちですか」
「非常に残念です」



「今後このような事がないように監督できますか?」
「はい!」



検察官→Sさん
なんといきなりホスト検察官の質問から始まりました。
新人は今日は質問のチャンス与えられずですかね( ´,_ゝ`)ガンバレ



「前回も証人として出廷されたんですか?」
「はい」



「その時はどんな話をしたんですか?」
「証人としてですか?指導すると言いました」



「具体的にはどんな指導をしたんですか?」
「まぁ指導と言っても特に何も言ってないんですよ…わかると思いますけど…(わかんねぇYO)でもこれからは厳しく言うつもりであります」



「被告人が出会い系サイトとかやってたの知ってました?」
「はい、私はネットとかやらないし、被告人がやってるのは知りませんでした」



宮本さんが乱入。
「今までは性関係の事は言いづらかったんですか」
「仕事上で………はい、まぁそういうわけです」



「またやっちゃいましたよねぇ」←ホスト検察官
「言い訳になりますが、これからは言っていきます」



奥さんが証言台に立ちました。
細身の女性です。
かなり長い黒髪をひとつしばりしていました。
トップは白で膝丈のスカート、黒タイツ、黒いパンプスを履いていました。


弁護人→妻

「結婚して何年目ですか」
「えーー……9年です」



「繰り返しの犯行についてどう思いますか?」
「一番初めに聞いた時は信じられなかったです…警察に聞いた時は本当なんだと…(震えた声で)悔しかったです」



「拘留中は給料の支払いとか経理で苦労したんですか?」
「はい…7人の…従業員の生活もありますし~お付き合いもあるので~大変でした…」



「これから先、どういう風に考えていきますか?」
「えーっと……前回の事で本人は本当に反省してると思って本人任せにしてしまったとこもあるので今後はしっかり監督しようと思います」



ホスト検察官→妻
「前回どうやって監督すると言いましたか?」
「出来るだけ夫の変化に気がついて監督しようと思ってました」



「事件後、お二人で話し合いはあったんですかぁ~?」
「検察の方や警察の方が私に気を遣ってくれて、大まかにしか聞いてないので…もう二度とやらないとは言ってました」



「こんな事聞いて失礼かもしれないけどね、奥さんと性関係はあったんですか?」
「(怒りを押し殺したような声で)言わないとダメですか!?」




宮本さん、速攻助け舟。
「まぁ証人ですから。言っても言わなくても」

納得する妻。
「まぁ結婚して9年ですから…昔のようにとは言いませんが…」



ホスト検察官は遮って
「あっ詳しくは言わないで結構ですよ(汗)」

私も焦りました。



宮本さんから妻に質問です。
「被告人が出会い系とか見てるの気がつかなかったんですか?」
「はい…携帯のチェックはしてませんので…家にあるパソコンは私が使ってるので…気がつきませんでした…」



「保釈されて被告人は事件の事何て言ってるんですか?」
「事件については…ただ謝って後悔していると、もう二度としないと」



「被告人とは…2回もこんな事やってますけど、まだやっていこうとは思ってるんですか?」
「はい…」



「別れようって考えもあったんですか?」
「色々考えが巡りましたが、今の時点ではそばにいて厳しく2度とこんな事いないように見張んないとダメかな~って思ってます」



「去年の5月上旬の事件ですが~常に一緒にいるわけじゃないですよね?」
「はい」



「休みの日は別々って事もあるんですか?」
「いえ、そんな事ないです」



「平日あなたは家にいるの?」
「いえ、仕事しています」



「じゃ被告人が外に出たらわかるの?」
「いえ、あの営業もやってますので外出自体は悪くないので…」



宮本さんは納得して妻への質問を終えました。





弁護人→被告人
「従業員は何人いるんですか?」
「7人です」



「あなたは社長ですが…営業もやってるの?」
「はい…まぁ私が一人でやってますので…」



「あなたの仕事は木工家具と…内装もやってるんですか?」
「はい。若干やっております」



「年間の売り上げは?」
「約1億です…」



Σ(゚Д゚;) 



宮本さん、水色のタオルを口に当ててる!
花粉症…?暑いのかな…?どうしたんだろ…そわそわ


「勾留されてる間、奥さんが大変苦労したのは知ってますか?」
「はい」



「従業員も仕事何したらいいのかわからない、と」
「はい…」



「わずか20日の勾留で会社がかなり混乱したみたいですが…もっと続けばどうなってましたか?」
「たちゆかなくなったかと…」



「独立して何年目ですか」
「7年です…」



「もう絶対にやらないと誓えますか」
「はい」


被告人はずーーーーーーーーーーーーっと下を向きっぱなしで
ボソボソと小さな声で答えていました。


ホスト検察官→被告人

「平成13年の事ですが、裁判ありましたよねぇ?」
「はい」



「どんなこと考えましたか?」
「ま、その時も反省してやらないと誓いました」



「何でやっちゃいけない事なのか考えました?」
「考えました」



「どうして?」
「まだ正常な判断の出来ない子供にそのような行為をしてしまったので…大人としてもっと考えるべきでした…」



「まだ幼いからあとで大きくなった時に後悔して深い傷になったら大変ですよねぇ!?」
「はい…」


「出会い系とかやめようと思わなかったの~?」
「それは自重しました…」



「奥さんと同じ会社で働いてたんでしょ?何て言って外に出てたんですかぁ~?」
「ほとんど無いんですけど~休日は妻と過ごしますので~仕事忙しかったし…」



「海外の児童買春ツアー行きたーいと言ったんでしょー?」
「まぁそういうの雑誌とかで読んであったらいいな~って話した程度で…」



「でもパスポート送ってるでしょー!?」
「……はい」




宮本さん乱入。
「海外は捕まんないから?」
「そういうわけではないです…」



「立派な奥さんいるのに何でこんな事するんですか~!?」←ホスト検察官
「今後は繰り返しません!」



「いや、どうしてそう思ったのか聞いてるんです!」
「…………」



「あなた自身、どうしてこうなったかって分析してますか?」
「…………(斜め下を見たまま長い沈黙)」



「そこまで分析できないですかっ!」
「自分自身の弱さと責任感…そこを突き詰めてまじめに考えてなかったんだろうと…」



待望の宮本さんによる被告人質問です☆
「海外でやっても日本でやっても処罰されるの知ってます?」
「はい、最近…」



「最近知った?」
「はい…」



「今まで行った事はあるんですか?」
「ないです」



「バリ行こうと思ったの?」
「はい」



「今回そうやって日本の恥をさらそうと思ったの?」
「すみません…」



「(宮本さんニヤニヤして)女性が好きっていうのは私も検察官も男ですから好きなんですが…(ホスト検察官もニヤリ)あなたの場合、ロリコンなの?」
「自分ではそうは思ってないです」



「何歳ならいいの?」
「………」



「中学生とか高校生がいいの?」←グイグイ押します!
「いえ、そういうわけじゃ…」



「若ければ若いほどいいの?」←しつこい!w
「いえ…」



「調書によるとね、これ…若い子の肌の方が瑞々しいし、抵抗されるとかえって興奮すると調書に書いてますけど(ニヤリ)」
「……………そういうわけじゃ…」



「出会い系を10回くらいやってと言ってますが他は?風俗?」
「ピンサロとか…まぁ付き合いで(フッと笑う被告人)」



「付き合いって!どーゆー付き合いですかっ(笑)」
と思わず突っ込む宮本さん(萌~)




「18歳未満は前回の事件後、今まで一回も無いの?」
「……ないです」



「注意してたの?」
「注意してたというか…」



「都内にいなかったの?」
「いえ…あの…注意してました」



「アナタ42歳ですが会社の経営もしてるのに恥ずかしくないんですか?」
「恥ずかしいです」



「従業員は知ってるんですか」
「一応知ってます…」



「事件も?買春って…」
「はい…20日も空けたので正直に話しました…」



「前回も奥さんとSさんが来てくれたんですか?」
「はい」



「奥さんは恥ずかしい思いしてますよね、どう思うの?」
「申し訳なく…」



「次やったら刑務所に行くかもって話があったと思いますが、刑務所に入る覚悟はあるんですか?」
「…………(長い沈黙)」



「どーなの?正直なところは」
「………覚悟は…………(超小声で)困ってしまうんですけど…」



こんな事、村上さんとか上岡さん、菱田さんの前で言ったら
逆鱗に触れてただろうなぁ…と思いました。



「困るっていうのは奥さんとか従業員って事?」
「はい」



「じゃあ何で行為の前に思わなかったんですか!」
「本当にバカでした…」



「あなたの周りにロリコン仲間とかいないの?」
「ないです」




論告が始まったのが14時28分…
またしても押してます…




懲役1年6月の求刑をしました。


最後の言葉
「本当に今回の件は深く反省しています。色んな人に迷惑をかけてしまって妻や関係者にも迷惑をかけてしまって反省しています。本当にすみませんでした…」





裁判は10分延長で終わりました。



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


Appendix

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