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★鳥の気持ちだって考えちゃう村上さん★

いつもは仕事の関係で金曜に傍聴する事はほとんどないけど、
どうしても気になる罪状があったので、
ほとんど寝ないでスッピンのまま、裁判所へ行きました♪♪♪



「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律違反」


私はまだこの罪状を傍聴したことがありません。
被告人名はめっちゃジィ様です(゚∀゚)ワクワク


いつものように満席になってたらたまらん、と早めに法廷に入ると、
時間が早すぎたみたいで、一つ前の判決でした。


いつもの女検察官がメンチ切ってます☆



…ん?(・ω・)

今日はなぜかいつもの事務官の姿が見えません…


居眠りばかりするからクビになったのでしょうか…?
それとも開廷前にいつも廊下で携帯いじってるのがバレたのでしょうか…?
それともあれは実は出会い系をやってて身を滅ぼしたのでしょうか…?

村上さんを見ながらぼんやり考えてたら判決が終わりました。


ふと傍聴席に目をやると、頭の禿げたジィ様(やっぱり!)が座っていました。
灰色がかった青系のスーツを着て、白いシャツに柄のネクタイをしていました。


事務官はやっぱりいません…
どうしたんだろう…まさか…本当に…(・ω・;)


女検察官は引き続き、メンチ切りです。

被告人、雁次郎(仮名)は昭和9年生まれ、無職。
昭和ヒトケタ!71歳!!( ゚Д゚)ヒョエー


簡単に言うと…
雁次郎は許されていない野鳥を捕獲したり、
譲り受けたりして知り合いに売っていました。
ホオジロ…カヤクグリ…全く知らない鳥の名前が飛び交い、
素早くメモを取ることができません!

とりあえず4人に対して売り買いをしていたので整理。


《A氏》
雁次郎とは平成3年に知り合った。平成15年に偶然再会。
雁次郎に「まだ野鳥を捕獲しているのか?」と聞かれたので
「捕獲している」と答えた。
今まで雁次郎には90~120羽売っていた。
捕獲方法はトリモチを棒の先にとりつけ、野鳥を捕獲していた。
ホオジロはカンガルー便で1羽1500円で売っていた。
ウグイスを一番多く売っていた。


《B氏》
鳥獣店店員。雁次郎はB氏の働く店で餌を買っていた。
そのうち「野鳥を買わないか?」と声をかけてくるようになった。
この時期は鳥インフルエンザが流行っていて、中国からの輸入が減っていたので、
雁次郎から買うことにした。
25羽くらいの野鳥を買った。
購入した野鳥は雁次郎がいつも店に持ってきていた。
カヤクグリを1羽2500円で買い付けた。
その後、ホオジロを1羽2500円×3羽、ヒガラ1羽2000円を買った。
個人の趣味ではなく、他人に売る目的で買っていた。
輸入証明書を20枚くらい渡した事がある。
全て期限切れだったが、「素人が申請したら更新してくれる」と雁次郎は話していた。


《C氏》
平成14年か平成15年に野鳥をもらったことで飼い(買い?)始めた。
もらった方法はカンガルー便。
C氏はあくまでもらったわけで買ったわけではないと話す。


《D氏》
平成17年頃、雁次郎から買ったホオジロが死んだので再び購入した。
更にウグイス1羽3000円で3羽買った。



必死にメモをとっていると、傍聴人が次々と退席していきました。
面白そうなのに!!Σ(゚Д゚;)ナンデー?


前に座ってる記者はお絵かきをしていました…(ノ∀`)アチャー


興味深いと思うけどなー
野鳥の値段とか、カンガルー便で送ってたとか…
輸入証明書の更新話だって感心したのになぁ…(・ω・)


C氏に売ったウグイスは3羽で3000円なのに、
1羽3000円と勘違いして9000円送ってきても
そのまま受け取ってるし(ちょっと黒い雁次郎)

雁次郎は実は立派な地位のお方で、
「衣浦ほお白保存会」会長、「ウグイス鳴き合わせ会」と「ホオジロ鳴き合わせ会」の設立…などなど。

保存会会長が密猟・売買なんてギャグですne☆(σ・∀・)σ ビシッ


テレビにも出ていたそうです。
テレビでは「輸入した鳥に鳴き方を覚えさせて伝統を継ぐ」という事を言ってました。


勿論、嘘でした( ゚Д゚)ゴラァァ


国から賞ももらっています…(醜悪だ…)
雁次郎は26歳くらいの時に指を切断するなどして落ち込んでいた頃、
野鳥の鳴き声に癒され好きになったそうです。
よく見ると、確かに小指しかありません。
2級の障害証を持っています。



さてさて。
調査員(って言ってたと思う)が、
「ホオジロ鳴き合わせ会」会場に調査に行ったところ、
参加していた40羽全てが野鳥でした☆(゚д゚)


ちなみにこの調査員らしき人がすごく謎なのですが…
40羽全てを野鳥と識別した他にも名言が。



「輸入で鳴く声じゃない、とすぐわかりました」




工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工




わかるの?プロってそんなに凄いの!?
輸入で鳴く鳥の声ってどんなのなんだ??
日本語とちょっと違うの??


更に雁次郎の家を調べた結果、29羽の野鳥を飼っていました。
足輪がなく、野鳥だとわかったそうです。
ちなみに雁次郎は無効になった輸入証明書をつけていたり、
B氏にもらった証明書を人に売ったりもしていました。


ダメじゃん!!
金儲けじゃん!!(ノД`)


今回の事件で深く反省し、
財法人山科鳥類研究所(←サーヤ!)に20万寄付したそうです。
それと、地元の人にとても好かれていたらしく、
嘆願書署名80名分が提出されました。


雁次郎は裁判の流れをヒョウヒョウとした感じで聞いています。


まさか…反省の色ゼロ(・∀・)?

情状証人に雁次郎の姉が出廷しました。
村上さんはすかさず弁護士に「時間どのくらい?」と小声で聞きながらも

「お年を召されてるようですので、どうぞおかけください」
と笑顔で言いました。


「お年を召されてる」とか普通に失礼ですが、
老人と若い女性に優しいのが村上さんです(*´∀`)


「え?はぁ…」と姉は村上さんの優しさに全く気がつかず、
立ったままの質問タイムとなりました。



なぜ情状証人に姉が来たかというと、

妻は小心で「どうしよう、どうしよう」となってしまい、
とうとう鬱になってしまったそうです…!

小鳥のような心臓の持ち主です!


そして長男は会社が忙しくて、どうしても来られなかったので姉が来たそうです。

「被告人はもう鳥に関わらないと言っていますが、信じられますか?」
「はい!もう一匹もいないし、絶対させません!」



…匹??
1羽じゃなくて…??


てか、そんな事より、29羽の野鳥はどこへ行ったのでしょうか…
心配で仕方ありません。


雁次郎が地元の人に愛され尊敬されていた理由は、
身なりのない人に対し、献身的に活動していたからだそうで
入院から葬式一切を自腹を切って全てやり、遺灰も引き取っていたそうです。
老人ホームなどでボランティアもしていたそうです。


密猟した野鳥を使ってだけどね…(・ω・)


村上さんは「へぇ、そうなの~」と、ほんのり笑顔で話を聞いていました。
いい感触です!



女検察官、村上さんからの質問はありませんでした。


さぁ…雁次郎の登場ですヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
村上さんはちょっと迷った感じでしたが

「あなたも高齢だから座ってもいいですが…お姉さんも立ってたんで立って答えてもらいましょうか」

と、笑顔で雁次郎を立たせる事に無事成功しました(´∀`*)


弁護士の質問が始まります。
「足輪がついていた2羽以外は違法と知っていましたか?」
「はい、知っていました」


「120羽買ったり貰ったりしていると言ってますが覚えてますか?」
「…………………」



雁次郎の動きが止まってます!!
「大丈夫か?雁次郎…」と傍聴人は見守ります。


村上さんがたまらず口を挟んできました。

「覚えてるんですか?」


すると雁次郎は驚き、
「あっ!えっ!私ですか?」ととぼけた事を言いました。



(;゚ Д゚) …?!
おまぇだよー!!!!!!



弁護士の質問は続きます。
「鳥の活動で利益は出てますか?」
「出ていません!」


「伝統文化を守りたいという気持ちはあるんですか?」
「はい」


雁次郎は昭和33年にウグイス鳴き合わせの会を設立してから48年経ってるが、
当初は規制が緩かったので違法になっていなかったと話しました。


「違法で輸入証明書更新などもしていましたが、どうしてやったんですか?」
「豊橋のメジロの会が『許可証があれば捕まらない』と実績があったのでやりました。日本の伝統を守りたい一心でした」


「儲かりたいとかは?」
「そんな事一切ありません!」



雁次郎は声を荒げて否定しました。
大好きな鳥と伝統文化を守りたかった雁次郎…
私の中では、タダで貰ってた輸入証明書を人に売ってた
という事実は、シコリとして残りました…


村上さんが笑顔で口を挟みます。
「2つの会の会長をやっていますが、会員がまだやりたいと言ったらどうするんですか?」
「私が辞めたら会は存続する事なんてありませんので、そんな事は絶対にありません!!もーないです!!」


雁次郎がまた声を荒げました。


女検察官から質問です。
「一点だけ…これまでテレビに出て『輸入した鳥に教えている』と言った事はありますよね?」
「えぇ~それはぁぁあぁ……ありました!!」


認めるのにも時間がかかります。


「その時、どう思いましたか?」
「その時は1羽いました、輸入でできたので…」


と、ゴニョゴニョしだす雁次郎。
全部野鳥だったわけじゃなかったって言いたいの?
1羽、輸入して鳴かせた鳥がいたって事を言いたいのか?
往生際が悪いです…雁次郎…(´・ω・`)



村上さんタイムになりました。
「法を守っていく道はないんですか?」と優しく聞きます。
「今のところ難しいです」と答える雁次郎。


「じゃー会員は違法とわかっててやってたんですか!」
「はい」


「そんなにまで伝統守ってどこに喜びがあるんですか」



キタ(・∀・)コレ



村上節か…まもなく村上節か…?



「えー…鳴き声の美しさや……」と雁次郎が言いかけたその時、
村上さんの口が開きました。



「人間が守ってると言ってますがねぇー」



「守ってくれてる鳥の方はどう思ってるんだろーねっ!!」




キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!





「鳴かされてるとは思いませんか?」




_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!




鳥の気持ちを考えちゃった!!さすが村上さん!!
これって「鳴かされてる」じゃなくて「泣かされてる」って事!?
村上さんっ!!!!!←言葉にならない喜び


26歳から鳥を愛した雁次郎は村上さんの意見に猛反発です☆
「いえ!!それは違います!わからないと思いますがねぇ餌を与えてるだけでなく可愛がってるんです!!」


そんな雁次郎の言葉を
「ハイハイハイハイ、わかりました!(笑顔)もういいです。見解の違いだね、動物を可愛がってるのはわかるよ」
と子供をなだめるかのような対応で、一切耳を貸すことなく
資料をまとめながら無理やり終わらせました。


大人気ないな~♪
この強引さ…やっぱり村上さんは最高です!!



求刑は懲役6ヶ月。


最後の言葉。
「まー今までやってきましたけど、コレで一切破棄しまして、妻には鳥のせいで新婚旅行にも連れて行けなかったので、鳥と一切縁を切って生活をしていきたいと思います!!」



未練がましく聞こえるのは私だけ…?
そんなこんなで裁判は終わりました。


ところで、29羽の野鳥はどこにいったのでしょうか…
雁次郎は最後の言葉で「破棄」って言ってるけど…
((;゚Д゚))ガクガクブルブル   


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



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