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短冊への思いと私の過去
霞ヶ関駅に行ったら見事に枯れた笹が飾ってありました。
短冊に願いを書いて笹にかけれちゃう素敵なサービスがあったので
パッと思いついた事を私もお願いしておきました(*´∀`)ノ エイッ
栃木さんの裁判を観に行きました。
なんと20人くらいで満席になる小法廷での裁判です(゚∀゚)!!
罪状は「麻薬及び向精神薬取締法違反」でした。
20分ほど遅れて入ると、証人の母親がイスに座って泣いていました。
私の目の前に座ってる父親も涙ぐんでます。
被告人、雅史(仮名)はキングコングの梶原にちょっと似てました。
雅史はなんと歯学部を卒業したばかりで
国家試験の合格発表を待つ身でした…Σ(゚Д゚ノ)ノ
実家は父親が歯科医院を開業しています…金持ちか(・ω・)
今や、医師免許取得が危ういみたいです。
なんてバカな奴なんだ…ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
ちなみに私は3年くらい歯科医院でナース服着て働いていたので、
歯科医師の不祥事、非常~に気になります...(*ノω゚)ノ...(*ノωノ)キャ
それでは。
雅史が話す「大麻からMDMAまでの道のり」です。
オーストラリア旅行に行った際、友人の誘いを断りきれず大麻を経験☆
友人に「オーストラリアでは罪にならない」と聞いて吸ったそうです♪
(*´艸`)ンナワケネェダロ
オーストラリアでも大麻は違法ですyo
「医者の卵はやっぱりバカだ」と見下していた数年前の自分が復活してきました…
雅史…断りきれなかったわりには2~3回も吸ってますヽ(゚∀゚*)ノワチョーイ
そして帰国した後、3/24卒業前に豪州旅行で仲良くなった友達から
「バツという薬があって気持ちよくなるんだ」と白い錠剤をもらいました。
しかし、飲まずに捨てたそうです(本当かよ)
弁護士に捨てた理由を聞かれた雅史は
「そのもの自身に興味はなかったし、酒も抗生物質も飲んでいたので…緑内障にかかっていたので医師の処方以外飲めないと思いました」
と涙ぐみながら答えていました。
色々と突っ込みたい気持ちを抑えて次に進みます(・∀・)
事件当日、アゲハというイベントに友人と車で行ったそうです。
(アゲハってイベントじゃなくてクラブのagehaじゃないのか??)
友達がバツを買う話をしていたのが聞こえてきました。
2日前(3/24)の事もあったし、自分だけいらないと言って
豪州で仲良くなった関係を壊すのは怖いと思い
「買っても自分は捨ててしまえばいいや」と折半して購入。
…なんか全部「友達」のせいです。
すると警察官が来ました。
一人連れて行かれ、二人連れて行かれ…警察官が車に乗り込んできました。
前にも横にも警察官がいて、車の周りも10人くらいの警察官に囲まれ
パニックになった雅史はなんと…
口の中に錠剤を入れて隠そうとしました!!
バカです!!ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
車の中で錠剤が見つかったらみんな罪になると思い、自ら飲んだそうです…
コイツ本当に歯科医の卵かよ…( ノД`)
この事件で医道審議会にかかり、歯科医師ができなくなる可能性があるそうです。
今後は大阪の祖母の家に行って介護福祉の勉強をし、
歯科医院で働けるようになったら実家の岡山に帰って働きたい
と話していました。
検察官の質問タイムです。
「歯科医師の免許を取る時、薬の勉強はしないの?」
「しています」
「MDMAは違法って知らなかったの?」
「MDMA自体は知りませんでした。警察の方に略さない名前(メチレンジオキシメタンフェタミン)を聞いて初めて何かわかりました」
あとで自分で調べて知ったのですが、
MDMAって通称エクスタシーだったんですね。
麻薬に全く興味ないので知りませんでした(*ノωノ)
薬で思い出したのですが…
私が働いてた歯科医院は、院長が日本一の某歯科大の講師という事もあり、
医師免許を持った新米ドクターが数名研修していたのですが
本当に…本当にびっくりするくらい無力で何もできない人たちでした。
もっとキツイ言い方をすると…
詰め込みで勉強してるからか知識はあるんだけど
技術は追いついてなくて最悪でした。
やたら削る範囲が広かったり、もっと酷いのは虫歯じゃないところまで削ったり…
ま、個人差はあるんですけど、どのドクターも酷かった…
毎日その酷さにビックリしてました。
でも日本一頭のいい歯科大の人達なんです…
あと、薬にやたら弱い新米ドクターが多かったです。
大学病院で処方してる薬しか知らない、
何かあった時に代わりの薬を処方できない…等々。
「この薬がきかないと言われたんですけど…どうしたらいいですか?」
と、あるドクターはコッソリ私に聞いてきました。
その医院では一番若かった私に…
わからない事は素直に院長に聞こうよ…!!
そんなの私が教えたら顛末書、何かあったら始末書だよ…
もう新米ドクターは衛生士以下の扱いで見ていました。
雅史の両親は雅史の事を信用しきってて(それもどうなの)、
今回の事件は悪い友達にそそのかされて断れずに起こしてしまった、
だから寛大な処分を…とお願いしていました。
雅史も「友達が…」「友達が…」と繰り返していたら栃木さんが地味にキレました!
「君が言ってる事聞いてるとさ、子供みたいなんだよ。中高生が言ってるみたいだよ。とても大学卒業した人とは思えないなぁ(栃木弁で)」
「君は自分のした事わかってんの~?違法行為した事わかってんですか~?(栃木弁で)」
織原の裁判では見た事のない顔ですw
更に続きます(σ・∀・)σ
「何を考えてるのかさっぱりわかんないよ!!」
「君は社会人としての自覚してるのか?」
「いーか、自分の考えが甘いとか、そんなバカな事言って…もう25なんだから!」
…お…同い年…?ド━━(゚Д゚)━━ン
求刑は1年6ヶ月でした。
約2分後、判決が出ました。
ー判決、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年ー
注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです
登場人物は全て仮名です
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