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普通の子になりたい…21歳のシャブ中オンナ

宮本さんの裁判を傍聴する為
10時に法廷に入りました。


10時に裁判所へ行くのは慣れましたが
14時まで体が持ちません…

なんとかしなきゃなー


朝から女被告人の覚せい剤です。
宮本さんじゃなきゃ絶対傍聴してないなぁ…


法廷はいつもの529、533と違い528号法廷。
裁判員制度用の新しい法廷でした。



検察官はいつものホスト…




と私が心の中で勝手に呼んでるだけだったのですが
「どなたの事ですか?」というメールがくるようになったので
何となく本名を書く機会が失われましたw


あの新人の姿はありません…
早くもどこかに飛ばされたのでしょうか…(・ω・)
あの新人、初めて見た時「どっかで見た事あるな~」と思ったら
TKOの木下隆行(10年以上前好きでした)に似てました…!

ギャグにしか見えません。


朝イチの覚せい剤裁判なんてガラガラなんだろうな~と思い
悠々とイスを使っていたら…

大量の小学生(めがね率高い)がやってきました…!



なぜ覚せい剤…!?


中高生と違って強制わいせつとか強姦とか殺人に興味ないのかなぁ…
傍聴席は予想外の混み方をしていました。


被告人は保釈中のようです。
肩ぐらいの長さの茶髪をひとつにまとめてクリップで留めていました。
黒目のパンツスーツです。
スーツの下に着ている白い服がピタピタで
被告人が巨乳なのがよくわかりました。
かなり細身なのは覚せい剤のせいでしょうか…

姿だけ見ていると新宿とか渋谷でよく見る
キャッチっぽい雰囲気です。


とても落ち着いた雰囲気で被告人席に座っていたので
25~26歳かなぁ…と思ったらまだ21歳でした!若っ


しかも生年月日を聞かれ
「1986年8月10日」と西暦で答えてました…

なんか新鮮~!ビックリです!


自分も普段は西暦の方が良く使うけど、
裁判所で日本人の被告人は大抵元号を言うので
それが当たり前なのかと思ってました…


品川区に住む、無職(看護学校を辞めた)の女でした。

平成20年1月26日、渋谷区円山町にある友人ナツミ宅で
覚せい剤を加熱気化し吸引していました。


被告人は東京で生まれ。
高校中退後は、電話のオペレーター、ホステス、
飲食店のウェイトレスなど職を転々とし、
平成19年に看護学校に入学しました。
そしてその年の9月から休学し、退学。
現在独身で、父親と内妻などと暮らしていました。


今回の事件は執行猶予中の犯行で
平成18年11月8日に東京地裁で
懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けていました。

少年時には2度保護観察処分されていました。


覚せい剤の使用については

平成16年夏から覚せい剤を始め、

週一回のペースで使用していました。
看護学校に入ってからは同じ学校に通うナツミと知り合い
度々使用するようになっていました。


平成20年1月、父親が被告人を入院させようと
尿検査をしたら反応が出たため
保護観察司と父親にすすめられ自首しました。


取調べによると
被告人が最後に覚せい剤を使ったのは1/26の20~21時で
パケ入りのシャブ一袋をパイプに入れ気化し吸引していました。


ナツミと知り合う前からシャブは使用していて
私は注射器を使っていましたと話していました。


前科前歴は、覚せい剤、窃盗3件、脅迫1件など。
意外と荒くれ者です!



情状証人で母親が出廷しました。


母親はもちろんまだ若く細身でした。
喪服のように全身真っ黒の格好をしていました。


女弁護人→母
「平成18年11月に執行猶予の判決を受けてどんな生活をしていましたか?」
「保護司さんと話して…しばらく同居しましたが、やはり17歳の時に被告人の父と離婚しまして別々に暮らしてましたが、私一人の力ではどうにもならないって事で平成19年から同居していた父親がホームヘルパーの仕事をしているので手伝い、ヘルパー2級の資格をとったりもしまして、週6日、午前中に仕事をし、午後は学校に行っていました」


「被告人はヘルニアで入院してますが原因は?」
「ホームヘルパーの仕事がキツかったのと…小学校の時、内臓破裂をした事がありまして腰にきたんじゃないかと」



え。内臓破裂?
腰にきた?

交通事故にでも遭ったんでしょうか…


「今回の事件ですが、何が原因だと思いますか?」
「複雑な生活だったと思います…精神的に」


「具体的に?」
「父親が大好きだったので…一緒に暮らしたいと言ってましたが、当時お付き合いしてる女性と暮らしてましたので…何があったのかは知りませんが…」



ホスト検察官→母
「被告人とどのくらい交流あったんですか」
「週1ほど…電話は3,4日に1回くらいです」


「どうやって会っていたんですか?」
「自宅に…兄がいますので、一緒に食事したり買い物に行ったり…」


「お母さんから見ておかしいなと思った事は?」
「特別な変化はわからなかったです」


「これまでね、自殺未遂をした事があっとか」
「はい…危篤状態の知らせを受けて病院に行きました」


「被告人は交際相手で覚せい剤使ってる人がいたとか言ってますけど、娘さんの交際相手は把握してますか?」
「いえ…」



宮本さんが乱入。
「ナツミは知らないんですか」
「いえ、一度会ってます」


「ナツミが覚せい剤やってるのは知らなかったんですか」
「はい…」


「被告人の彼氏が覚せい剤やってんのは知ってるんですか」
「はい…」


「ヤクザで服役中なのは知ってるんですか?」
「はい…」


彼氏がヤクザ!?服役中!?
21歳でパンチありすぎだろー!
通りで堂々と被告人席に座ってるわけだw



被告人質問になりました。


女弁護人→被告人。


「尿検査で反応が出て自首するまでの間、逃げたりする事も出来ましたが、なぜ逃げたり、街の中に雲隠れ(前田優香?)しなかったんですか?」
「逃げようと思えば逃げられる機会があったし、逃げよう、逃げようと思ってたのですが…車の中で父が押し黙ってた姿を見てたら…もう薬をやめて普通の生活に戻りたいと思い、父親に「待ってるから。普通の子になって戻って来い」と言われて自首する決心をしました」


被告人はオドオドする事もなくハッキリと答えていました。

しつこいけど21歳とは思えないしっかりした様子です。


「今はどんな気持ちですか?」
「今まで普通の子になろうと思って~でもなれなくて~覚せい剤に逃げてきたけど~もうそういうのは嫌だから~刑務所に入ったら頑張ろうという気持ちになってます」



普通の子になろうとおもって…でもなれなくて…



まるでアイドルのようです!
彼女はシャブ中だけど…(・∀・)


「どんな仕事をしてたんですか?」
「9時に出勤して会社の掃除…ご老人のお宅へ行ってお掃除したりお風呂入れたりとか…」


「下の世話は?」と物足りなそうに女弁護人が聞きました。
「もちろんやってました」という被告人を
「下の世話までやって立派な子だ!」と思わせたいのでしょうか…
ホームヘルパーなら当然の話だと思うんだけど…


「自殺未遂をした時はどんな感じですか?」
「看護学校を休学した事と、うつ病で17の時から通院してまして、もーここに自分…自分の父親の態度が変わったんですね。前みたいに明るく喋ってくれないし…で、どんどん追い込まれて…」


「お父さんが好きなのね?」
「はい。大好きです!」


「介護をしたのもお父さんの為もあったんですね」
「はい…最初は。でもヘルパー2級に受かってから将来が見えてきたと思いました。今まで何かをやり遂げたことなかったので…」


「今回、あぶりをしてますが、以前使用してた注射と違うの?」
「あぶりは気持ちいいというわけではないけど、静脈注射だと気持ちいいという感じと早く気持ちよくなるのでやってました」


「9時~12時まで仕事をし、13時~16時まで学校、そして夜にまた勉強という生活スタイルを今までにない事いっぱいやってプレッシャーになってそれでも「当たり前だ」と言われ頑張っているのに認めてもらってないと思ってしまった」
と自分を分析していました。


そして今後覚せい剤を使用しないために
・逃げ道を作らない
・今までヤクザと付き合っていたが、そういう交際を一切断ち切る
と決意しました。



「もう二度とやらない?フフフ」←なぜか笑う弁護人
「はい」


「これまで何度も誓ってますけど…ふふふ」←やっぱり笑う弁護人
「はい」


「もう裏切らない?ふふふ」←不愉快なほど笑う弁護人
「はい」



ホスト検察官→被告人
「あなたの中で誰かに言わないと止めないんですか?」
「そうですね。自分自身でやめれる勇気がありませんでした」


「どうしたらやめれるか考えました?」
「考えました」


「どんなこと?」
「ナツミとの事を断ち切る事…」


「結局それしなかったんでしょ?」
「はい」


「他には?」
「考えがまとまりませんでした」



あ!
木下似のダメ新人検察官が法廷に入ってきました…!
先輩検察官の裁判を見て勉強するのでしょうか…頑張れ!


「刑務所に行けば覚せい剤できないと思ってんの?」
「そうですね。刑務所に行ったら更生できると…」


「刑務所に行けば更生できると思ってるんですか?」
「いえ…環境を変えないといけないので…」


「じゃあどうすえればいいと思ってんの?」
「私は刑務所が一番のけじめだと思っています」


「検査の時、逃げようと思えば逃げられたって言ったよね?」
「はい」


「実際に逃げたら余計怪しまれるんじゃないの?」
「もう一度。よくわからなかったんで」


おぉ~
よくわからない時も冷静です。
本当に21歳なのか…?

(どうでもいいことにいちいち感心)


「検査の時に逃げようと思えば逃げられるって言いましたよねぇ?でも実際逃げたらよけい怪しまれるんじゃないんですか?」
「病院から保護司さんのトコに行く間にそう思ったという事です」


「3度捕まってますが、その頃と比べて生活は?」
「180度どころか今と全く違いました」


「その頃とそんなに違うのになぜまた覚せい剤を使用したんですか?」
「一度薬を覚えた人間は、薬を逃げ道にしちゃうんですね。私はそうでした。なので看護学校に行ってた時、ストレスを感じたりすると、私は汚い世界にいた時に薬を使ってたのでそうなってしまいました」


「なんで逃げ道に行くんですか?」
「私は弱いんです。私は弱かったんです!」


「じゃあどうすれば強くなるの?」
「自分を大切にする事です」


「どういう事?」



私にもちんぷんかんぷんです。
ジェネレーションギャップでしょうか…



「自分の身体を傷つけるし将来の子供にも影響出るし、私は人が困っている時は何でもするのに、自分が困ったときは何も出来ない…そういう人間は弱いんだと思います」


「ヤクザと色々関係があるけど、怖いとは思わなかったの?」
「思わないです」


「なんで?」
「16歳の頃から渋谷、新宿で遊んで働いて~そういう人達とつきあってきたんですね。ヤクザと聞けば怖いイメージがありますが、うわべは優しく接してくるので…」


普通はそのうわべの優しさで「アブナイ」って気づいて
ヤクザに近づかないし親しくならないんだよ!
と言ってやりたくなりました。


ヤクザと交流があることでいきがってたんだろうなぁ…

ナツミとの事を聞かれ、
ファミレスで喋ってる時に「エリミン」という薬を飲んでるという話になり、その薬を使ってる人は大抵覚せい剤をやってるのでピンときてなんでも自分の事を話してしまう被告人は自分から告白したそうです。

そして19歳の頃使ってた携帯に入ってる売人の電話番号を教えたらつながって買えたと言われ、一緒にやるようになったそうです。


私とは別世界の話です。

勉強になるなぁ…



宮本さんの質問になりました。
「1/26は使ったの?夜が最後?」
「はい」


「再開したのはいつ?」
「平成19年の5月です」


「ナツミのところで?」
「はい」


「平成20年1月まで何回使ったの?」
「10月まで月2、3回。10月からは毎日使ったりあけたりしてました」


「全部ナツミ宅?」
「はい。ナツミに買ってきてと言われタクシー代をもらって買ってきました」


人が困ってると何でもするから…
ではなく自分もやりたかったからですよね…ドキドキ


「買ってたの?もらってたの?」
「もらってました」


「最後の1万5千円のは買ったの?」
「分けるという感じで…」


「払ったの?」
「3日後に捕まってるのでまだです」


「ナツミも捕まってるの?」
「はい」


「うつ病になったのはいつから?」
「14歳の頃からリストカットを始めて17歳からうつ病になって19歳で気分変調性障害になり、去年自殺未遂の時はうつ病と言われました」



壮絶です。
でも21歳くらいの子ってリスカとか普通に流行ってそうだしなぁ…
みんな悲劇のヒロイン感覚でやってそう…
と思うのは私だけ?


「注射器はどうしてたの?」
「3万円分買うと注射器をオマケでつけてくれました」


「売人は色々知ってんの?リリィとかAとか」
「リリィはもう連絡先知らないし、Aは何してるか知らないです」



リリィ…
日本人なのかなぁ。

傍聴した時しか売人なんて縁がないけど、

結構「プッ」と笑っちゃう名前が出てきますw


「Y(ヤクザの彼氏)に手紙出して返事きたの?」
「はい」


「手紙は何て書いてあったの?Yは別れる気あったの?」
「まー勝手に言われてちょっとムカついたと。ちょっとテンパッてると。母親から手紙来たと(母親も近づかないで欲しいという手紙をYに出してます)。簡単に諦められない、被告人本人の口から聞かないと信じられない、返事を書きたくなければいいと…」


コワー☆
全然別れる気ないじゃないですか!ウザー☆
実家が品川のシャブ中の若い女…
やはりヤクザは手放したくないんでしょうか。

「Yは今、出てきてるんですか?」
「はい」


ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



もうシャバにいるの!?
大丈夫なのか…?


「じゃあもうこういう人達と交流しないようにしてください」
「はい」


「保釈請求した理由は?」
「気持ちの整理をつけたかったのと身辺整理…」


「どんなの?身辺整理って?」
「部屋の片付けとそのままになってたので…あと家から送り出して欲しかった…」


「300万は?」
「母が保釈金協会から借りて…」


「ダルクとか知ってますか?」
「はい」


「そういうとこ行ってみなかったんですか?」
「行ってみたかったですね。ただ行動には…」


「じゃあ出所後、そういう施設に入る気はあるの?」
「はい」


「あなたなら刑務所入っても頑張れると思いますから頑張ってください」
「はい」



求刑は懲役2年。


時計を見ると予定を10分過ぎて11時10分になっていました。
このあと11時から533号法廷で詐欺の公判があるのに…!

大急ぎで法廷を移動しました。


もちろん同じ法廷に移動する宮本さんも検察官も…w




注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です

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