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43歳のストーカーを宮本さんが斬る!モゲ~

2007/04/19


また一年前の傍聴記です…フフフ
もう海外行く前で全然手をつけられなかった傍聴記たち…
貧乏性の私はボツにせず書きますよ~(・∀・)イヒヒヒヒ


久々のストーカー裁判を傍聴しました。

罪名はストーカー行為等の規制に関する法律違反、住居侵入。
しかも刑事2部!?宮本さん!?



絶対に傍聴するぞ~


めちゃくちゃ燃えました。
ストーカー裁判は人気があって満席になる事が多いので朝10時からとはいえ油断出来ないです。

…と思って朝早く法廷に行ったら普通に空いてました☆


被告人はスーツ姿でこざっぱりカットした黒髪。
すごい猫背で座り方がジィ様のようでした。


生年月日を聞かれた被告人は
「昭和38年11月…」と関西訛りで答えていました。


それもそのはず。
被告人は本籍も現住所も奈良県でした。
奈良の人が何で東京で裁かれてるんだろう…


そんな疑問ものちのちにわかりました。

43歳の被告人は無職でした…


起訴状によると…


被告人は被害者(27)に対し

①平成18年12月27日~1月19日の前後3回に渡り、奈良県の郵便局から
「返事を被害者本人からいただけないでしょうか」と書いた手紙を
港区に住む被害者に送った


②平成19年1月19日9時34分頃、被害者が住むマンション出入り口テラス側に侵入。
つきまとい等を反復した。



検察官はホスト検察官(勝手につけたあだ名です)。
弁護人は爽やかな短髪に髭。
ダークブラウンのスーツに赤いネクタイでちょいワル風でした(若いのに…)


被告人は奈良県で生まれ、高校中退後は大阪にある調理師の専門学校を卒業。
その後定職につかずバイトを転々としていました。
現在は独身で母親と暮らしています。
前科前歴はなし。


調理師の専門学校出たのにバイトを転々って…
しかも43歳…結婚できない男を思わず見入ってしまいました。


被告人は平成14年からテレビを観て被害者のファンになりました。



えっ…
被害者は芸能人なの???(心の声)


そして被害者がmixiを利用している事を知りメール交換出来ると思い、
同年mixiに入りました。



えっ…
mixi???


43歳にもなってタレントと仲良くなりたくて入ったの?(心の中の声)


被告人の思いが通じてか被害者らしき人を発見。
メールを送りました。


しかし、本人じゃないと言われた被告人…
mixiには芸能人や有名人を語る偽者が多かったですからね…ははは



しかし思いは募り、友達になれないかと思い始めました。
そして探偵会社に依頼し、被害者の住所や電話番号を調べて(怖~)
手紙を送りましたが返事はなし。

コンサートのチケットを送ったら一緒に行ってくれるのではないかと思い
チケットを送りつけました。


行くわけないじゃーん!コワー(・∀・;)


ストーカー裁判を傍聴すると毎回
その思いもよらない思考回路に驚かされます。



2通目を送った次の日、1通目の返事が会社の住所で届きました。
それでも諦めきれない被告人43歳…


次は被害者の出演するイベントへ行っちゃいました。
なんと被告人の住む奈良県大和郡山市から静岡県にまで大移動です!


しかし被害者に相談を受けていた警察に見つかり注意されてしまいます。
そろそろ迷惑なの気がつくべきなんですがね…43歳よ。


警察官の注意とマンション入り口に貼ってある
「関係者以外立ち入り禁止」の看板をを無視して
被害者のマンション内エントランスまで入りました。


ちなみに被害者のマンションはオートロックです。

しかし、事前にストーカーの相談を受けていた管理人が
被告人に「どこに行くんですか?名前を述べてください」
などと声をかけたら出て行きました。



第三者の声かけ、非常に効果があるんですね!


次の日も同じように被害者の住むマンションに入ろうとしたが
やはり声をかけられ諦めています。


被害者は家を調べられてやってきたり、
実家に電話をかけたりされ非常にショックを受け
被告人には厳しい処罰を望んでいました。



被害者の実家に電話をして
「夏休みはいつなのか」と聞いていたそうです…コワー


防犯カメラに被告人が映っているので
住居侵入の犯行時刻は確定。

被告人の住む奈良県大和郡山市郵便局から
手紙を出していた事も確認されました。


被告人の自宅にて、
被害者が載っている雑誌、DVD、写真などを押収。



ここまでくると被害者が誰なのか気になります…
私と同い年くらいでテレビに出ていて静岡でイベント…


あぁ…わからん…!



犯行前日に静岡県内でコンサートを見ていて(コンサート!?)警察官に
「被害者に手紙を出すな、近づくな」と言われた43歳の被告人…
被害者とメールのやりとりをしたい、出来ればつきあいたいと
思うようになっていきました。




この人…童貞?
どうしてそんな発想になちゃうの?



弁護人から被告人質問です。
「被害者のマンションに行ってますけど…これは目的は?」
「え~マンションの部屋の名前は何てなってるのか確認したくて行きました」



意外と落ち着いたトーンで話す43歳のストーカー。
もう少しおどおどするかと思ったのですが…


「それは本人と確認したくて?」
「ま~それもありますけど、もともと部屋の番号がわかっていたので、どんな名前になってるのかなと…」


「mixiで本人ではないと言ったんですよね?」
「mixiで本人と名乗ってた人がそのうち「被害者の友人」と言い出してメールの内容も見せてると言われました」


「それで手紙の内容を見せてもらってるか知りたかったの?」
「はい、そうです」


「返事はなかったの?」
「はい。なかったです」


「本人が断ればよかったんですか?」
「本人が読まれてるのかわからりませんでした。職場から手紙がきてたし~」


「…アナタ、確認するくせとかあるんですか?」
「自分は~今でもなんですけど~強迫神経症という精神病にかかってますので~(なぜか偉そうな口調になってきました)病院にも行ってますし~薬も飲んでますし~普通の人だったら1回行けば済むことなんですが~私は強迫神経症なので3回も行ってしまいました。中学からの病気ですので~今は薬など飲んでますが」



自分の病気の事になると被告人の話は止まりません!


「結局、表札はあったの?」
「なかったです」


「部屋に入る気はあったの?」
「それはありません」


「本人に会う気は?」
「それは全然ありません」


「逮捕されて被害者の方に謝罪文を出してないんですか」
「本当は手紙とか出した方がいいんですけど~」


宮本さんが44歳ストーカーの声を遮って
「書かないほうがいいと思いますよ!!あなたその考えは間違ってますよ!書くことが脅迫になりますから!」


なぜかはにかみ笑いの宮本さん。
宮本さんのはにかみ好きです!


「あ~今それを言おうと思って…」
弁護人が慌ててフォローしました。



「あぁ…そうですか。じゃあ続けて」
サックリ流した宮本さん(萌)



「はい…怖がってしまうので出してないです」
出遅れて答える43歳のストーカー被告人。


「今どこに住んでいるんですか?」
「奈良県…」


「お母さんとふたり?」
「はい。私が薬をあげないといけない状況です」


「お姉さんは近くに住んでるの?」
「はい」


「あなた仕事は?」
「今裁判を受けてる身なので仕事を探せないんですが、1日も早く働きたいと思ってます」


「お姉さんとはよく会ってるの?」
「はい。毎日会ってます」



検察官→被告人
「手紙届いてるかどうか知りたくてマンションに行ったと言ってたけど合ってるんですか?」
「………はい」


「合ってるの?」
「はい」


「何でマンションに行ったら手紙届いてるってわかるの?」
「名前をかかげてれば届いてるかと思ってました」


「でも被害者の会社から返事届いてるんでしょ?」
「はい」


「じゃあ届いてるってわかるんじゃないの?」
「はい」


「じゃーなんで家に行ったの?」
「mixiで本人を語ってた人が、転送郵便を使って私書箱を使ってると聞いてたので…会社の人や知らない人が開封してるかもしれないので確認したかったんです」


「転送郵便を使ってるのであれば結局被害者の家に転送されるんだから関係ないんじゃないいの!?」
「まぁ~言われてみればそうだけど…」


「被害者の家に行ったのは、被害者本人に確認したかったのではないんですか!」
「違います。本人に会う気はないです」


「でも調書には書いてますよね。言ってないの?」
「記憶に無いです。言ってない。10時から取調べをしてして薬も飲んだし精神的にも苦しくて口頭で言われたので…」



ストーカーしといて自分の苦しみばっかりだな…


「検事はあなたが言った事をまとめたんじゃないの!?勝手に言って検事が書いたわけ?」
「本人に会うって事ですよね?とにかく検事の取調べは口頭で言われるので「ここが違うな~」って事もあったけど起訴されるってあとで決めると言われてたのであとで言えばいいやと思ってました…かなり動揺していたので違うな~って事もあったけど、やっぱり起訴はあとで決めると言ってたので~あとで言えばいいやって思いまして…(同じ事の繰り返しで話が止まりません…)だから冷静な判断が出来ませんでした」



精神病がどんどん酷くなっていったと語る43歳の被告人。





誰も同情しないよ…


「手紙が送り返されたりして、あなたの手紙を嫌がってるのはわかってたよね?」
「はい」


「もうやめようとは思わなかったの?」
「会社から非通知で電話が来たんですけど、何よりも私は本人に…手紙にも書きましたけど99%そんなことになれるなんて思ってなかったんです」





99%…!?



100%だよ!!(゚Д゚)




まだまだ被告人の長い話は続きます。


「mixiで本人のフリをした人が住所まで知ってたので本当に被害者と友人かどうか知りたかったです」


「それを知ってどーなの?」←確かにw

「それだったら被害者がメール読んでる事になりますから(なぜか得意気)」


「被害者がメール読んでたらどーなの」←そーだそーだ!

「まーそれは…」




「満足するんでしょ?」
宮本さんすかさずまた乱入w


「まー満足するんでしょうけど…w」←検察官
「まー友人のひとりとして読んでもらえたんだな…と」



なんかちょっと上から目線になりかけてない…?
どこまでも図々しいヤツです!


「今までなんで働いてなかったんですか?」
「今まで全く働いてなかったわけではないし、収入もありました。インターネットのオークションに色々出品して…まぁ変なものじゃないけど、コンサートのチケットを販売したりして月20万くらい収入はありました」


「そうじゃなくて~普通の仕事をする気はなかったの?」

「はい。それまではなかったです。人と接しなくて~精神の病気と関係なくて収入を得られればいいかな~と思ってました」


「あなた被害者のDVDとか写真とか押収品に関してどうしますか?と聞かれて帰してくれと言いましたよねぇ~」
「あ~それは…」


「ハイかイイエで答えて!」
「あ、はい」


「それは被害者に未練があるの?」
「いえ。未練は無いのですが………一度引き取ってこちらで処分したいと…」



ネットオークションで売るつもりだったのかな…
オタクも童貞もってケチだからなぁ…(決め付け)



宮本さんの質問になりました。
「(押収品を)返してもらってどうするんですか」
「処分したいと思ってぇ~」


「持っとこ~とは思ってない?」
「はい」


「被害者に対してどう思う?」
「申し訳ない。恐怖を与えてしまったことは申し訳ないと思います。もう二度と手紙を出したり調べたりしないです」


「まだ好きなの?」
「いえ。もうそういう気持ちはありません。むしろ好きというより憧れですから」


おいおいおい…大丈夫か?(ノД`)


「今もですか?」
「いえ。今はないです。普通の女性として見てます」


「あなた空想と現実の区別できてるの?w」←バッサリ☆
「出来てます」


「(目を丸くして)出来てるの!?普通家に行ったりしないんですが(笑)」
「東京に住んでないので本当に住んでるのか確認したかったというのもあります」


「冷静に考えると43歳の大人が東京まで追っかけやるのをどー思いますか(笑)高校生ならわかりますが43歳の大人がやる事について冷静に考えて変じゃないですか?」
「冷静に考えてなんて恥ずかしい事をしてしまったんだと…」


「当時は冷静な判断は出来なかったの?」
「はい。うつろで…」


「あー憂鬱ね。でも今も治ってないんでしょ?」
「かなり良くなってます」


「あなたいくら使ったの?(笑)」
「えー………」


「かなり使ったんでしょ?ストーカーというか追っかけ費用…」
「はい…」


「探偵は?」
「3万5千円…」



安っ!
そんな値段で住所・電話番号調べられちゃうんですか…

恐ろしい世の中ですね…


「写真とかDVDとか色々買ったんですか?」
「10万」


「(またまた目を丸くして)10万っ!!(笑)あと交通費もかかってるんでしょ。総額いくらかかってるんですか」
「30万くらい…」


「何で働いてないのにそんなに収入あるんですか。インターネット?」
「はい。インターネットオークションでいい時で20万くらい、悪い時はもっと少ないこともあったけど…」


「保釈金200万は?誰が払ったんですか」
「姉です」


「弁護人も私選ですよね?これは?」
「それも姉です」



えっ私選!?マジすか!
ストーカー裁判で私選…金持ちなのか?



「お母さんは今回の事知ってるんですか?」
「はい」


「何て言ってるの?」
「まぁ~真面目に仕事してくれと」


「結婚する気ないの?」←突然w
「ないです。自分ひとりでも大変ですから」



その前にどーせ彼女いないんダロ?( ´_ゝ`)  


「責任持てないんですか?まだ未熟だから?」
と、宮本さん容赦なく掘り下げます!





未熟…?
オトコとして?( ´_ゝ`)ニヤニヤ




「未熟とは思わないんですけど家族とかそういう責任はまだ持てません」



あぁ~やっぱり童貞はプライドが高いからなぁ…
と心の中で納得してしまいました(・∀・)ニヤニヤ


「何で3回も行ったの?普通の人ならね、こんな事しないですよ。表札確認するなら1回でいいんじゃないの?表札あったの?」
「なかったです。でも3回行かないと納得できなくて…」


捕まらなかったら3回じゃすまなかっただろうなぁ…
エスカレートするだろうし…コワ~☆



「あなたでも少しは「会えるかも」って思ってたんじゃないの?家まで行って~思ってないんですか?」
「(興奮気味に)いえ、それはないです。本当に会いたかったら他の方法がありますからっ」



「他の方法って何考えてるの!?」
思わず噴出して笑ってしまう宮本さん…萌~
検察官もビックリ発言にニヤニヤしてますw



「他の方法っていうか…テレビ出てる時、車で待ってればとか…本当に会いたければ会えたと思います」



どこからくるんだ…その自信。
ある意味とても羨ましいです…



「まぁ~あなたが女性と付き合いたいならこんな事していたら一生付き合えませんよ~女性は嫌がりますからね」
と宮本さんはバッサリいきました☆(σ・∀・)σ



「被害者に怨みはないですか?」
「はい」



43歳のストーカーおじさんは、
論告求刑の間ずっと足で小刻みにリズムを刻んでました…
まさか余裕があるの…?

求刑は懲役1年。



最後の言葉
「ま~被害者の方にこの場を借りてもう二度と同じような事はしないので許していただきたいと思います。申し訳ございませんでした」


自分だけスッキリした顔してました。
まだ早いからっ!
被害者はまだ怒ってんのわかってのかなー


宮本さん裁判は楽しいです。




注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



 


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