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いよいよ被告人登場!(少年院虐待事件2 5/6)

いよいよ被告人質問。

真打登場です!


緊張した面持ちでロボットのような固い動きで証言席に座りました。


弁護人→被告人


「平成15年から平成21年4月まで広島少年院で働いてましたね?」

「はい


「普通は…少年というのはどのくらい入ってるんですか?」

「標準は11ヶ月から12ヶ月です」


「じゃー三宅証人は何でそんなに長かったんですか」

「入ってる中で問題性が高い少年だったというのと、問題行動を起こしたことと…などで延びていました」


「二学寮で暴行してたのは誰?」

「二学寮では私だけです」


「平成15年4月に勤務したとき少年院の実情は?」

「大変荒れてる状態でした」


「荒れてるってどういう状態?」

「インフォーマルグループが構造された状態です。少年内でピラミッド関係が出来てしまうと、少年の中だけでルールが出来てしまうと。年長者や先輩の言うことを聞いたりボスに従って行動していると。ボスになる少年というのは規律違反をして少年院に長くいるような者や本人が暴力団関係者であったり、地元の不良グループで地位が高いなどです」


「三宅証人は?」

「インフォーマルグループを作るタイプではないです。個人で規律違反するタイプでした」


「少年院に入ってた頃はどうやって指導していたの?」

「注意するとニラまれたり、「何見てるんですかー」と言われたり、遠くで壁を叩く音がしたり、個別指導のとき「成績が悪い」とキレられたり、サッカーボールを至近距離でぶつけられたりしました」



それはまさに私がイメージしてた少年院。

やっぱそういう世界もあるんだろうなぁ…大変だ。


「あなたは新米だったけど他の教官は?」

「その頃は先輩であってもボスに対して腫れ物を触るような態度でした」


「F被告が入って酷い暴行を見たりしてどう思ったんですか」

「平成15年16年と辛い思いをしていたのでボスに正面から向かっていくF首席に尊敬するようになりました」


「初めはこりゃーいけんことだと思ったのか、見習わないとと思ったのかどっち?」

「最初はとても驚きました。そこまでやっていいのかと。しかし処遇が低く悩んでいた私は安定していく少年を見てマネするようになりました」


「F被告がいなくなってから少年院は?」

「F被告のような方がいなくなったので元に戻りました」


「えっとぉ~…F被告が来る前の状態に戻っちゃったの?」

「はい、そうです」


「どうしてこのような暴力事件が起きるようになっちゃったのか、途中でやめようと思ったことは?」

「何度もありました。周りの職員から適正処遇をやめるように言われることは何度かありましたが、懲戒(聞き間違え?)をされることはありませんでした。私はかなり力のある方でしたので容認されてるものだと思っていました」


「直接上司の○○はあなたの暴行を知っとったようだけど注意はしなかったの?」

「まぁたまにありました」


「誰に?何て?」

「両主任の○○先生や△△先生…」


「どういう風に?真剣に?それとも形式的に?」

「真剣にということはなかったと思います」


「あなたは起訴されてる事件が25件と他の被告人と比べて多いのは何でですか」

「色々ありますがー第二学寮に6年働いてたというのもありますしー更生の難しい少年が多くいたこと。そして経験のない××先生が主任になったこと。◎◎教官が担当していた問題のあった少年を私が懲らしめたというのもあります」


「じゃー新米や移動した先生の分も押し付けられたと。そういうことですか

「そういうのもあると思います」


「12月に10件、翌年2月に8件、圧倒的に多いけど何で?寒いからっちゃー寒いときゃ寒いんだけど(笑)何で?」

「□□先生がいなくなって◎◎先生が入ってきて一気に緩んで、インフォーマルグループが12月から2月のうちに出来て調べたら9割摘発されました。その少年たちが単独寮から集団寮に一気に戻ってきたので懲らしめるため、ことさら厳しい指導をしたので増えました」


「(大げさに驚いて)えーーー!!!8,9割!?ほとんど全部じゃない!」

「そうですね」


「じゃーその時、第二学寮は何人いたの?」

「30人いたと思います」


「30人いて8,9割ぃ~~~!?それをあなたひとりで処理してたわけぇ!?」←大げさに驚いてみせる弁護人

「そうです」


関係者席に座っている傍聴人はボソボソとお喋りしています。

何か不満でもあるのでしょうか…でも私語はよろしくないです。

チラッとお喋りしてる人を見たら靴を脱いで足を延ばしていました…

自由すぎるその姿に「もしかしてヤバい人なのかな…」と恐怖すら覚えました。



「引継ぎ簿に「泣かす」「殺す」と書いてますけど、これどういう意味で書いたの?」

「まぁ泣かすも殺すも明確な違いがあるわけじゃないです。でも殺すの方がより厳しいことをしたと」


「厳しいって?」

「まぁ殴る蹴るです。少年院の専門用語というか…F首席にも「少年泣いたか」と聞かれていたので反省したという風に使っていました」


「引継ぎ簿は幹部の人見るの?」

「幹部は見てないと思います」


「遺書を書かせたことはありました?」

「ありました」


「洗剤を使ったり遺書を書かせたことは独特に発想したの?」

「洗剤にしましてもー遺書を書かせたことにしましてもー首を絞めたことにしましてもーF首席のやり方をマネして行っていたことです」


「性的な暴行をしていると起訴状にありますがーあなたは覚えてないということですがー単純な暴行を忘れたと言うならわかるけどちょっとおかしいと思いますがぁ~どう思いますか?

「逮捕されてから何度も考えましたが思い出せませんでした。しかし、検察官の取調べや少年の証言を見て認めることにしました」


「どうして覚えてないのかなーーー?単純な暴行を忘れたってならわかりますが性的な暴行を忘れるってことはないと思うけどーーーどうしてかなぁ~?」←かなりしつこい

「大怪我をさせてはいけないとはいつも思ってた分、精神的に追い詰めようと思ってしまい、間違ったことをしてしまったと思います」


「移動させてくれと○○さんに頼んだことあったのに何であなただけ移動させなかったのか何か聞いた?」

「直接ハッキリ言われたことはないです」


「じゃあ推測でいいけど、どのように考えてた?」

「私が二学寮から抜けたら二学寮が荒れるからと私は考えてました」


「んーとねぇ~サカキ少年の~」



検察官が「あっ!ムカムカ」と声をあげました。

「あーーーースミマセン!」と大きな声で謝る弁護人。




まさか…




また本名言っちゃったー(ノ∀`)アチャー



「んーとねぇ~P少年かな?」と弁護人が言うもんだから

P少年がサカキと判明…(ノ∀`)σ



裁判長も「あの…固有名称は………」ってこれ何回目?w


「すみません!わかってるんですけど…」と笑って反省のそぶりを見せない弁護人。

なんつー男だ!



「被害者に謝罪文を出していますが、どう思ってますか」

「私の起こした事件は内容も酷いと思いますし、法務教官の私が少年を傷つけ寮をおさめていたことは許されないと思います。特に落ち度もない少年…下級生の責任ということでとらされた少年は納得がいかないと思います…(涙で言葉を詰まらせる被告人)被害者と被害者のご家族に対して非常に申し訳ないことをしたと思います…泣」




弁護人からの質問は終わりました。

時計を見ると16時50分。

時間が経つのも忘れて耳を傾けていたのであっという間でした。


さて次はいよいよ検察官の反対尋問。

どんだけいじめられるのでしょうか…ドキドキ





※登場人物名は全て仮名です☆

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