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うっかりすぎるよ おじいちゃん弁護人!(少年院虐待事件2 1/6)

衝撃の初公判から18日。



あのおじいちゃん弁護士が気になっちゃって…




また広島地裁へ行っちゃいました!エヘ
広島少年院の虐待事件で一番酷いと言われているC被告の第二回公判です。


初公判と違い、傍聴希望者は法廷前に並ばされました。
「ニュースを見て傍聴人が一気に増えたらどうしよう…」と不安でしたが、
傍聴券35枚に対し、希望者はかなり少なく定員割れでアッサリ入れました☆


一足早く法廷に入っていた怖~い女検察官はリラックスモード。

笑顔で男検察官2人とお喋りしていました(゚Д゚)ちょっとビックリ



傍聴席は最前列全ての席と2列目真ん中が記者席。

そして残りのほとんどが関係者席となっていました。

またしてもニット帽を深く被った中年女性がいました。

今回はパーカーのフードを被ったストリート系若者までいました…

職員さんは誰も注意してません。



11時8分、裁判官が入廷。
なぜ押したかは不明。


11時12分、C被告が入廷し開廷しました。



まずは検察側の証人尋問がスタートしました。

事件が起きた少年院で働いていた人物です。

グレイのスーツにメガネの中年男性でした。


宣誓の文章は地方によって微妙に違いますが、広島地裁では

「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、何事もつけ加えないことを誓います」でした。



内部の人間が被告人の敵側として証人に………(・ω・)ウーン



まずは検察官からの尋問です。


「C被告の暴力事件を知っていますね?」

「はい」


「被害者にA少年がいたのはご存知ですか」

「はい」


「平成21年4月に事件が発覚しましたが、そのとき証人も事件のあった少年院で働いていたのですか?」

「はい」


「あなたから見てA少年の性格は?」

「まぁ特別目立つことはないんですけど~普通よりは動きが機敏ではない…ただ一生懸命更生しようとしていました」


A少年は6月あたりから精神不安定になり「死にたい」と言い出し、

6月6日、格子にシーツを巻き自殺しようとしたとこを看守が見つけ制止、

その後14日、15日とタオルケットを首に巻ききつく縛っていたそうです。

寝ても起きてもC被告の暴言、暴力を思い出し、不眠になったとA少年が漏らしていたと証言しました。



「タオルで首をしめていたときの少年Aはどんな様子でしたか」

「非常に強い力でした。職員が1本ずつ指をといて外していく感じでした」


「何か処置はしましたか」

「6月9日に精神医療センターで受診させました」



裁判傍聴記@毒人参。-c被告

ずっと悲痛な顔(?)のC被告。



「死のうとして約3ヶ月、今日まで生きているのが不服?こうしたのは先生でC(32)」

「死亡、死」
などと少年Aはノートに書き込んでいたそうです。


「初めてこのノートを見たのはいつですか」

「自殺未遂して2~3日だと思います」


「これを見てどう思いますか」

「非常に危険だと思いました。自殺未遂してますし、死にたいと言ってるので…」


「この字は…ボールペンで書かれたわけじゃないけど…何かわかりますか?」



「この字については、被告人は自分の顔を殴って鼻血を出してその血で書いたとA少年は言っています」




(゚Д゚)


思わずメモしている手を止めて証人の方を見てしまいました。


は…鼻血!?

指とか手首を切って…じゃなくて鼻血!?

あ、刃物持っちゃいけないからか。

鼻血はめちゃくちゃ出るからいっぱい恨みの字が書けたことでしょうね…


「少年Aの症状については、医師はなんと言っていますか」

「適応障害と聞いています。これがずっと続くとPTSDになると聞いています」


「A少年がこうなってしまった原因は何だと思いますか」

「A少年から何度も聞いたことありますが~C被告からの暴言、暴力が原因だと思います」


20分ほどで検察官の尋問は終了。

続いておじいちゃん弁護士の反対尋問です。


「いつどのようにして暴力事件を知ったの?」

「……それは事件全体のことですか?」


「うん」

「4月2日です」


「7月?いつの?」

「(強い口調で)4月です!」


「ぁあ?」←(ノ∀`)

「4月2日です、今年の!」


「乙1号証示します!」と、興奮気味で張り切って言ったかと思うと

「え…ないです」と困る書記官。

「ぁあ!?乙…あ、2です」とマイペースなおじちゃん弁護士。大丈夫か…?


裁判長

「あの、趣旨は…最初に趣旨を述べてください」


おじいちゃん弁護士

「だからー7月って言ったからー」


裁判長

「4月です」


おじいちゃん弁護士

「あ?4月?うん、でももっと前から知ってるっていう…」


裁判長

「(困った顔で)とりあえず聞いてください」



証人は大声で怒鳴るのを聞いたけど暴力は見てないと証言していたようです。

再び張り切った口調で「甲61号証の組織図を示しまーす!」と証言台に近づきました。

慌てて探す左陪審w



おじいちゃん弁護士

「○○少年はですね…」




ΣΣ(゚д゚lll)



法廷にいる全ての人間がハッとしました。



「あーーーーしまったしまった。言っちゃった ハハハ」



おじいちゃん弁護士、またしても少年の本名をポロリと言っちゃいました!

しかも言った後も軽いし(ノ∀`)



裁判長

「(苦々しい顔で)あの…事件の特性からですねぇ」


おじいちゃん弁護士

「すみませんっ」


裁判長

「傍聴席も聞かなかったことにしてください(苦笑)」



( ̄□ ̄;)


いや、それは無理w

そんなこと言われたの初めてですwww



「あなた精神鑑定の資格持ってます?」

「いえ」


「ただの教官ね」

「はい」


「第二学寮のことわかりますか」

「わかります」


「事件当時何人くらいおられた?」

「大雑把に30人くらい…」


「A少年がいたの覚えてる?」

「ちょっと記憶では思い出せません」


「精神的なのあなたが担当するんじゃないの?おかしいねぇ」

「………」


※証人の仕事は、少年が体や精神の不調を訴えたとき

 病院に連れてったり上司と相談して少年院が相当か話し合うというもの


「わからないならわかないでいーよ」

「わかりません」


「少年は暴力受けてすぐ自殺しようとしなかったの何でだろ。普通ならすぐしますよね?間かなり空いてますが」

「これも少年から聞いたことなんですけどー新聞報道されるようになって頻繁に思い出すようになったと…」


「あなた知ったの4月2日と言ってますけどね~もっと前から少年が暴力受けたとされてますがねぇ、それについては調査してないんですか」

「それは…A少年のことですか?」


「あーーー…A少年!他でも!」

「ありません」



どや顔で反対尋問を終了させました。

続いて検察官からも追加で尋問。


「事件発覚したのは、少年Fが証人に訴えたことですね」

「はい」


「平成21年4月2日午前中、単独寮のF少年が「相談したいことがある」と証人に申し出たんですね」

「はい」


左陪審から質問はなく、右陪審からの質問。

「6月に病院に連れて行って原因は3月の事件だと思ったんですか」

「そーです」


「他の事件のことだとは考えなかったんですか」

「A少年がとにかくC被告から暴力と暴言のことを録音テープのように繰り返して言っていたのでよく覚えています」


「ということは、他にそのような事件の原因になることはなかったんですか」

「ないと思います」





おじいちゃん弁護士が突然割り込んできました。

裁判官はみんな失笑です。

おじいちゃんは気にすることなく(KY)質問しました。

「A少年が入院する前に精神疾患があったことは調べてますかっ!」

「聞いたことあります」


「いつ、どこで!?」

「○○病院に付き添ったときです」


「なんて言ってました?」

「中学校の頃も眠れないことがあったと」


「じゃー不眠症ってこと?」

「そうですね」



おじいちゃん弁護士は満足した顔で質問を終え

裁判長にバトンタッチ。


「少年は何が原因と言ったの?」

「「生きてく価値がない、死ね」と言われ、首を絞められたと」


「それは1回きりのこと?何回もあったこと?」

「私は知りません」


「じゃーC被告が原因だという根拠は?」

「少年がいつも思い出すと夢を見ると」


「少年から申告があったということね」

「はい」


「A少年が他の教官から暴力を受けたのは言ってましたか」

「聞いてないです」



11時50分。

証人尋問は終了しました。


続いて弁護人の冒頭陳述です。


「C被告は、ある意味では職務を一生懸命やりすぎた被害者でもあると言えます。C被告ひとりの責任ではなく、広島少年院の責任。当時の広島少年院は、荒れた状態で更生とはほど遠いものでした。新人のC被告もナメられて少年たちは言うことを全く聞きませんでした。平成17年4月にF被告が赴任してきて少年院は変化しました。暴力をふるって指導しているF被告を見習うようになって同じように指導。C被告はF被告に憧れていました。」


などなど読み上げ、広島少年院について触れました。

広島少年院は中部地方最大規模のもので

16~17歳までが第一学寮。18~20歳までが第二学寮にいて

5名程度の職員で当直をまわしていたそうです。


C被告は平成15年から約6年間ずっと第二学寮で勤務していました。

第二学寮は成人と変わらぬ体格の少年たちがいます。

その間、他の職員は転勤していき

C被告も転勤を希望していましたが受け入れてもらえずにいたそうです。


「被害少年の中にC被告に処分を求めない者もいる!」と

おじいちゃん弁護士は大きな声で言いました。

ま、初公判で聞いた内容とほぼ同じですね。



おじちゃん弁護士が裁判所に提出した証拠は以下の通り。


弁1 平成19年~21年の被告人に関する少年たちの出院時のアンケート

弁2 C被告が担当した元少年、三宅が勾留中のC被告に対して宛てた手紙

    「とてもいい教官でこんなことになって信じられない」と書いている

弁3 主任専門官だった女性が勾留中にくれた激励文(金一封も差し入れしてくれたと付け加えてました)

弁4 被告人が母親に宛てた手紙

弁5 弁護人宛の手紙(少年院の様子など書いてある)

弁6 懲戒免職を受けたということ

弁7 懲戒免職を受けたために退職金がもらえなかったこと

弁8 謝罪文18通 被害者に宛てたもの

    (少年院にいる者には渡し、出院した者には親の名前から住所を探し送った)

弁9 被害者から2通返ってきてC被告の処遇について書いたもの




こんな感じで第二回公判の午前の部は終了。

時計を見たら7分オーバーの12時7分でした。




お昼ご飯は裁判所1階の喫茶店で広島傍聴人の方々とトーストセットを食べました♪

午後の裁判は14時からだったのでたくさんお喋りできて楽しかったです(・∀・)



C被告の話になると、だいたい「酷い奴だ」「とんでもない奴だ」という意見になりますが

「暴力で押し付けられるくらいなら死んだ方がマシ」と自殺未遂を起こしたり眠れなくなったという

少年Aは一体なにをして少年院に入ったんだろう…というのもみんなが抱いていた疑問でした。

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