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女被告人の傷害事件はガッツが凄い

甘い!と連発された武夫被告人に続き、801号法廷で傍聴しました。
裁判は10分押しで始まりました。


次の被告人は、未成年にも見える若い女の子でした。
罪状は傷害です。


上下灰色のスェットでボサボサの黒髪で、
貸し出し用の水色のスリッパを履いていました。


被告人、須藤愛は昭和59年生まれの22歳。
千葉県在住のフリーターです。

こんな小柄でか細い彼女は一体どんな傷害を起こしたのでしょうか…

(・ω・)ドキドキ



なんと元バイト先に押しかけ、社員の山田(29)の頭を
モンキレンチで殴り全治一ヶ月の怪我を負わせたとの事。


怖っ!!(((( ;゚д゚)))アワワワワ


あんな細い体で殴ったって相手は大怪我するよ…そりゃ…。
しかも頭はマズいでしょー!
後遺症とか怖いし…ボディにしようよ…ボディ…


そんな見た目とは裏腹にヤンチャな愛は、
千葉県で生まれ、高校中退後はバイトを転々とし、
事件となったA(職種謎)という所で働くが、無断で辞めて違うバイトへ。


Aでの9月分の給料をもらえなかったので
山田に電話をしますがつながらず会社へ向います。


しかしこの日は不在でした。

次の日、モンキレンチを持って再びAへ。


愛、やる気満々です!( ゚Д゚)ヒョエー


山田に問いつめる愛。
「給料払ってよ!何で払わないの?」


「払わない」とアッサリ言われ、腹を立て後ろからモンキレンチで殴りました。
まじめに取り合ってくれない山田に腹が立ったそうです…短気すぎます!
証拠として提出された愛が使用したモンキレンチを見るとかなりの大きさでした…


未払い15万の為に、人はこんな事しちゃうんですね…


愛は6/19にAで採用され、9/22から無断欠勤していました。
留守電に何度もメッセージを残し、
「絶対入金しろ、誰だと思ってんだ、殺すぞ、明日入金しないと殺すぞ」
などと入れていました。


なんつー口の悪さ!Σ(゚Д゚ノ)ノ


弱々しく座ってる愛からは想像もできません!
誰だと思ってんだ!と言うほどバックとかあったのでしょうか…


情状証人で愛の母親が出廷しました。
とても上品そうなオーラが漂うお母さんです。


弁護士が質問を始めました。
「捕まるまでは一緒に暮らしていましたか?」
「…ハイ」


間の取り方や、声まで上品でした。゚+.(・∀・)゚+.゚


「生活態度はいかがでしたか?」
「仕事が夕方から朝にかけて時給が高いと働いていました。昼は友達と遊んだり…」


と、まだ話しているのに

「あっいいです、簡潔に」と遮断して次の質問へ。


「乱れた生活はなかったんですね?」
「はい、特にありません」


「捕まったのはどういう風に知ったんですか?」
「警察から…それで」


「(遮って)あっいいです、簡潔に。被告人は鬱病とパニック障害があったみたいですけど…?」
「ハイ」


「家で暴れたりは?」
「ちょっと私が言い過ぎた所もありましたが、ムッとして足でちょこっと蹴ったり…」


愛は精神病だったのかぁ…
鬱病とパニック障害…大変そうだなぁ(´・ω・)


てか、被告人の鬱病率高すぎ。
本当にみんなそうなのかなぁ…

お母さんは示談を申し込みましたが、
山田も「弁護士を見つけてから何とかする」と言ったまま連絡がつかなくなったそうです。


どうしちゃったんでしょうか…
愛からいっぱいお金を取ろうと準備してるのかなぁ…


検察官の質問になりました。
「給料の未払いという原因があったけど、何か聞いてましたか?」
「仕事の事は口出ししてないので、知りませんでした」


「被告人と意思の疎通はとれてましたか?」
「ハイ、携帯でも会話でも…」


「父親とは?」
「まー年齢的に「臭い」とか申してますが、誕生日にメールしたりしてるので問題ないです」


「臭い」と言った時に鈴木裁判官が、
ふと証人の方に目をやりニヤリと笑いました。
まさか…家で言われてるのかな…(´・ω・`)  


「娘がどんな仕事してるか知らなかったんですか」
「えっとねー、時々は知ってましたけど、すぐ変えますので…若気の至りと言いますか…まぁ聞くと嫌な顔しますし」


お母さん、随分放任というか…
逆に気を遣ってるように見えて仕方ないです。


「Aでの仕事は?」
「はい、聞いておりませんでした」


「通院歴があるみたいですね、鬱病ですか」
「はい、私は知りませんが本人が通院してますので」


「お母さんは娘さんの病気知りませんでしたか?」 ←大げさに驚いて
「あまり聞くと嫌な顔をしますので…」


…(・ω・)
鬱病とかパニック障害の原因はこの家庭にもあるんじゃないか?
と密かに思いました。



さて、被告人質問です。
弁護士が愛に聞きます。
「悪い事をしたのはわかってるね」
「ハァイ、申し訳ない事しました」


何、そのダルそうな喋り方!!
アナタの為の裁判なんだから、ちゃんとしなさーい!!!!( ゚Д゚)ゴラァァ


「もう二度としないね」
「ハァイ、勿論です」


「体の調子はよくない?」
「あまりよくないです」


「病院に通って治療しましたよね?」
「ハイ」


「それが今まで行けなくて悪化したのかな?」
「ハァイ、激しく悪化しました」←激しく悪化ってw


「レンチは犯行をする為に買ったの?」
「いえ」


「自転車で駅まで通ってたから、その自転車の調子が悪くて時々直すから持ち歩いてたのね?」
「ハイ」


レンチを持ち歩く…?
あの大きいレンチを?


「(愛が乗り込んだ時)被害者はあなたに何て言ったの?」
「帰ってください」


「給料に関しては?」
「「もらえないと帰れないですよ」と言ったら山田さんが「じゃーあげないからいてもいいですよ」と…」


うわ~それはムカつくかも(・∀・;)
山田は全くの無反応だったようです。


「病気はいつからなんですか?」
「小学校くらいから…物心がついた時から具合が悪かったです」


えー
そんなに長く?


「2ヶ月近く捕まってますけど、コリゴリしましたよね?」
「ハイ」


「もう二度としませんね?」
「ハイ」


質問は検察官に変わります。
「レンチを持っていたのは、自転車を直すためと言ってましたけど、そんなにしょっちゅう壊れるんですか?」
「ハイ」


「前日に直してるんですが、当日も持っていたのは何でですか?」
「毎日緩んでいるので…」


「頭の大事な後頭部をなぜ殴ったんですか?」
「カッとなったので…」


「被害者の気持ちは考えたんですか?」
「ハイ」


「(すかさず)どう思ってるんですか?」
「腹が立ってると思います」


「何で無断欠勤をしたんですか?」
「無断欠勤をしたつもりはないです」


「何で留守電にぶっ殺すと言ったの?」
「カッとなったのでおかしくなってました」



いやぁ…本当におかしいよ…


「病気と今回の事件は関係ありますか?」
「あると言えばあると思います」


「どうあるんですか?」
「話せば長くなります」


法廷の中、全員絶句…( ゚Д゚)


だって本当に長くなりそうなんだもん…(ノ∀`)アチャー



鈴木裁判官が口を開きました。


「あなたの言いたい事を言いなさい」



優しい~!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚


愛は優しさに甘えて喋りだしました。


「まず病名なんですがぁ~不安神経症というのが一番近いと思うんです。日頃からストレスを受けやすいと思うんです。それがたまってドン、みたいな」



最後に鈴木裁判官の質問になりました。
「やっぱりストレスの多い社会だからねー、かと言ってドンとなっちゃうと困るんですよ。だからまだしっかり病院に通ってください。
通院できる?約束できる?」
「ハイ、約束します」


「今回は確かに給料払わないし、いい会社じゃないみたいだね(笑顔)」
「ですね」



Σ(゚Д゚;) 
相槌かよ!


「だからあまり給料に目が眩んでしまわないように仕事を選んで、昼夜逆転とか、体に良くないしねっ?」
「ハイ」


「それとこの凶器で殴ってね、これは殺人とも言われかねないから。こんな危ない事はもう二度としないね?約束できる?」
「ハァイ、勿論です。約束します」



鈴木さん…なんか優しい!
いや、いつも優しいなぁと思うのですが(←いい意味で)
さっきの武夫に対してとても厳しかったので

ついつい比べてしまいます…(・ω・) 


求刑は懲役1年と、モンキレンチ1本押収でした。


検察官は「水平に殴った!(←悪質らしい)」と声を張り上げ、
弁護士は「皮膚が若干赤くなってるだけ」と反論しました。



最後の言葉。
「山田さん、本当に申し訳ありませんでした。以上です」



早っ!

鈴木さんが追加で質問しました。


「9/22に辞めたのは何でですか?」
「人間関係のトラブルです」


「具体的に言うと…?」
「上司に呼び出されて1時間くらい仕事の話をされて嫌になりました」


「何の話?」
「説教です」←つまり怒られただけじゃないのか?


「辞めますって言ったの?」
「ハイ」


しかし、山田さんに言ったわけではなく、中間の偉い人に言ったそうです。

判決は2秒後に出ました。
早すぎですw


判決、懲役1年、執行猶予3年。
(モンキーレンチ押収、訴訟費用は被告人が負担)


鈴木さんは最後も優しく語りかけました。
「きっかけは山田側に問題があるにしても、このような解決の仕方は許されない。しかし、事実を認め、反省してるし(←そうかぁ?)、精神疾患に問題があるのであまり叱責できない(やっぱり…)。お母さんが監督してくれるし、示談の気もある。あなたはまだ若いし、前科がないので執行猶予にしました」



愛は特に感動した様子も見せず、裁判は終わりました。
釈放されて母親に連れられる時もボ~ッとしていました…



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


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