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バイクドロをした被告人に「甘いよ!」連発。

鈴木裁判官の裁判を何回か傍聴して、
優しい雰囲気に惹かれとても興味を持ちました(・∀・)


鈴木さんがいる801号法廷は、イスが冷たく体が冷えるのでそれだけが悩みです。
体調が悪い今日は、途中退廷の可能性が高くて憂鬱です…


まずは男の窃盗。
法廷に入ると、もう被告人が座っていました。
保釈中みたいです。靴を履いていました。


父親に「コート!コート脱ぎなさい!」と大きい小声で注意されていました。


慌てて脱ぐ被告人。

被告人、武夫は昭和54年生まれの27歳。
千葉県在住の会社員でした。


武夫がやった罪↓

☆平成18年8月上旬、葛飾区の駐車場に止めてあったバイクにささっていたエンジンキーを一本窃取。

☆平成18年8月29日 カギを使って女性が所有するバイク(20万相当)を窃盗。


カギごと盗んだバイク泥棒でした。
…てか、持ち主はカギを盗まれてどうしたんだろう… (・ω・)??


新しくカギを作ったのか?
それともずっとバイクを使ってなくて気が付かなかったのか…?
気になります!! (;´Д`)


武夫は長崎県佐世保市で生まれ、千葉県内の高校を中退。
飲食店でのバイトを転々として、レストランで社員として働きます。
現在は、イタリアンレストランでコックをしています。
前科前歴はなし。妻がいます。

19歳で交通違反の累積で免許を没収されていました。


通勤の途中、カギがささったままのバイクを発見。

その時は自転車に乗っていたので、盗むのを止めてカギだけ盗む。

バイクがあるか通る度に何度もチェック☆

徒歩で通勤中、バイクを盗んで通勤に使う

交通違反で警察に止められ、盗難発覚。



「盗難車だろう」と指摘すると、
「友達に借りた物です」 「出会い系サイトで知り合った山崎ゆう子さんに借りた物です」
などと嘘をついていました。


出会い系で知り合った人に借りるって…(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!! 


追いつめられた人間は、とんでもない事を言い出しますね(ノ∀`)



被告人の供述。
「たまたま歩いて通勤していて、周りに人がいなかったので、カバンからカギを出して「今だ!」と思って乗って逃げた。最初は罪悪感があったが、自分のもののように通勤で使っていたら薄れてきた」



情状証人で武夫のお父さんが出廷しました。
まずは弁護士から。

「お父さんから見た被告人の性格は?」
「根から明るい。よく遊びに行きましたし。ただ仕事も一生懸命やってますし、いい青年だと思います」


ベタ褒めだな、おい(・∀・)


「最初に今回の事件の事を聞いた時どう感じましたか?」
「信じられませんでした。こうゆう事自体息子がするなんて考えられなかったので、意思の疎通ができてなかったなと…」


下を向いて泣く被告人

「原因は何だと思いますか?」
「夜遅く…仕事をしてましたので通勤で無理をしてたのかなと…」


「今後二度とさせない為にどんな指導監督をしていきますか?」
「本人と意思疎通して、何でも話せるようにして、二度とこんな事を起こさせないようにします」



検察官からの質問です。
「16歳の時、原付をとったのは知ってましたか?」
「ハイ」


「19歳で取り消しは?」
「知ってました」


「その後、たまに乗っていたのは?」
「それは…知りませんでした」


「現在の仕事は本人が望んだ事ですか?」
「ハイ」


武夫は執行猶予がつけば、逮捕前に働いてた店で働けるそうです。
社長と会って、もう電車がなくなるまで勤めないと話もつけてるそうです。


てか…
料理人なんだから朝早かったり夜遅いのはある程度仕方なくないか…?
それがバイク盗んだ原因になるの…??
と、疑問に思ってたら、鈴木裁判官が聞いてくれました(・∀・)


「今回の事件の原因が、朝早くから夜遅くまで働いてた事に原因があると思うの?」
「本人に聞きましたので…」


「あのねーあとで本人に聞きますけどね、原因じゃないと思います(キッパリ)」



(;゚ Д゚) …?!


「若い頃から何度もルールを破ってる面があると思いますよ?さっき、息子さんの事を根から明るいと言ってましたけど、いい面から見ればそういうキャラクターもあると思いますけど、簡単にルールを破ってしまう所があると思いませんか?あまりうるさい事言わないでノビノビ育てたんですかね」


今日の鈴木さんはなんか熱いです!!


「社会の情感を教えるのが母親で、社会の厳しいルールを教えるのが父親だと、少年裁判所でよく教えるんだけどねっ(ニコッ)」
「ハイッ私も反省しております」


「まー悪いのはお父さんじゃないから、本人だから」

村上さんのようなセリフです!
あぁ~村上さんの裁判傍聴したくなってきた~♪ (´∀`)



被告人質問です。
弁護士から武夫に質問します。
「何で最初カギだけ盗んだの?」
「……(沈黙)」


「まっ当時の気持ちを思い出して言ってもらえればいいんだけどねっ(ニコッ)」
「……(沈黙)」


被告人…固まってます。
静寂の中、口を開きました。


「その時は通勤中で自転車に乗ってました。それでどうしようか迷ったんですけど、とりあえずカギだけ盗んでおこうと…」



超小声でうまく聞こえません!!( ゚Д゚)ゴラァァ


「悪いという気持ちはなかったんですか?」
「ありました……でも切羽詰まってたというのもありまして…」


「切羽詰まってたって言うと?」
「夜遅くというのもありまして…帰れない日もありまして…バイクがあればっ…」


「なんでこの日に盗んだの?」
「木曜か金曜だったんですけど、いつもこの曜日は絶対終電に間に合わないし、雨が降ってきたんです。バス停まで歩いて行ったんですけど、バイクの前を通ってしまいまして思い出して…」


「2ヶ月間乗り回して持ち主に返そうとは思わなかったの?」
「ハイ、何度も思いましたけど…けど…」



けど、何!? ヽ(`Д´)ノ
絶対返す気なかったでしょーw


「何で返さなかったの?」
「通勤の事を考えると…私物化してしまったというか…」


「拘束された22日間、何を考えていましたか?」
「申し訳ない…被害者の方にも、家族にも、会社にも…もうみんなに申し訳ないと思ってました」


「自分の性格をどう思いますか?」
「さっき述べたように弱い人間だと思います。だからもっと強く…何でも言えるように強くなりたいです」



弱いデタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!


私の大好きな村上さんは、被告人がよく使う「弱い」「甘い」に反応します☆
適当に弱い人間だの、考えが甘かっただの言うと、
「何が弱いの?」「何が甘いの?」と突くので私もつい反応してしまいます。

ま、鈴木さんはそんなことないんですが…


「さっき裁判官が仰ったように、軽率な面もあるんじゃない?」
「そうですね…ハイ…(消えそうな声)」


12/9、弁護士、両親、武夫で被害者に会いに行ったそうです。
被害者は快く示談に応じ(ホントかよ…)、上申書も書いてくれたそうな。


弁護士は得意気に言います。

私の両隣に座ってた老夫婦がぐっすりと寝ていましたが、
書記官のくしゃみで目が覚めていました。



「反省してますね?」
「ハイ」


「もう二度とやりませんね?」
「ハイ」



検察官の質問です。
「勤務先まで行かず、勤務先の近くにバイクを止めた理由は?」
「道がわからず途中までしか行けなかったので、途中から電車に乗りました」


武夫の答える様子をしっかり見ている鈴木裁判官。
私まで緊張してきました!(((( ;゚д゚)))アワワワワ


「店まで乗ると、店の人に何?って聞かれるからではないんですか?」
「それも…あります」


「帰りは家に止めていたんですか?」
「ハイ」


「アパートに止めて奥さん気がつかなかったんですか?」
「生活が逆転してるので気がつかなかったと思います…」


「弁償した50万はどうしたんですか?」
「それは父親が…」


その年で結婚してるのに親を頼るなんて…(ノД`)
お父さん甘過ぎ~!!


「返す気はありますか?」
「ハイ、勿論です」


え~絶対返さなそうなだけど…(´・ω・)


「盗んだバイクですけど、本当は返す気がなかったんじゃないですか?」
「………心の中ではありました」←なんじゃそりゃ!


「被害者のヘルメットが小さいからって新しいの買ってますよね?ずっと使う気だったのではないんですか?」


メット買ってたの!?
ずっと使う気じゃん!!( ゚Д゚)ゴラァァ


「それも…ありました」


あったのかyo!!ヽ(`Д´)ノ
心の中で返す気はあったってのも信用できないなぁ…



そして鈴木裁判官のお説教が始まりました。
(質問口調ではなかったです)

「お父さんにも言いましたけどね、考えが甘すぎるんですよ。今、27歳だっけ?これは中高生がやる事件だよ。8月から10月まで乗ってるけどねぇ、事故起こしたらどーすんの?これ起こすよ?横断歩行者妨害で今回見つかったんでしょ?警察とか気にしながら走ってるんだから、これは絶対事故起こしてたよ?これ、大っきい事故起こしたらどーすんの?弁償できるの?(首を左右に振りながら)これは子供過ぎるよ。もっと考えなきゃ。」


確かに大きい事故につながらなくてよかったけど…
鈴木さんがこんなに喋るなんて…という驚きの方が強かったですw
鈴木さんのマシンガントークはまだ続きます。


「それに一流のレストランで働いてるのに、朝早いからとか夜遅いからなんて言ってるようじゃ向いてないですよ(キッパリ)この仕事サラリーマンじゃないんだから。お客様をもてなす職人なんだから。甘いよ。」


私もそう思います。
料理人が朝早い、夜遅いって言ってるようじゃ甘過ぎると思います。
自分で選んだ好きな仕事なんだから、そんな文句言うなよ…


友達で料理やってる子は、一流店と言われる店で働いてる時、
技を見て吸収できるだけで楽しいし幸せと言ってましたがねぇ。

始発じゃ間に合わなくて店に泊まる事も、
終電が間に合わないなんて事もよくあったし。

でもそれをグチる男はダサいよ~
若いんだからガムシャラに働こうze!!


鈴木さんのお説教の続きです。
「それに…ナンバー変えてないんでしょ?」
「…ハイ」

「(小首をかしげて)ワルじゃないんだよな~(笑)高校生でもやってるよ?そこも甘いんだよー(←そんな事言っていいのか?!)だいたいねぇ、法廷に入ってきた時からおかしいと思ったんだよ。コート着たまま入ってきて、お父さんと弁護人はササッとコートを脱いでるのに、あなたはポカーンと座ってお父さんに「脱げ」って言われて慌てて脱いでっ!そういうTPOがさーないよ。大人なんだから。」



(;゚ Д゚) …?!


まさか裁判前の出来事まで注意されるとは…
鈴木さん結構見てるなぁ…(感心)


武夫は鈴木さんの言葉にうなだれてましたw


「今日奥さんは来てないの?」
「ハイ」



求刑は懲役1年6ヶ月。


最後の言葉。
「両親、被害者の方、妻、会社に多大な迷惑をかけて申し訳ないと思っています。今後こういう事がないように思ってます」


即決裁判だったみたいで、即判決となりました。



判決、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年。


「身勝手で自己中心的、情状酌量の余地はなし、という事での判決です」
鈴木さん、言うこと厳しい~!

「(傍聴席を見て)それとお父さん、奥さんにもこの事話してください。いい所はよく知ってると思うので、今日の事を話してください」


うわ~!
傍聴席に座るお父さんに語りかけるなんて村上さんみたい!o(・∀・)o


「あのねー今日はちょっと普段はこんなにお説教はしないんだけどねー少年裁判のようだったのでね、あなたは更生できると思ったから…」



鈴木さんって家裁にもいたのかな…
気になって家でネット検索したら家裁にいた事がわかり納得しました。



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


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