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いわゆる名古屋事件

今年最後の裁判となりました。
裁判納めは宮本さんです(・∀・)ウヒャ


昨日の宮本さんはメガネをかけていました。
しかもセンター分け…?なんかいつもと髪型が違う気が…


公判は1時間半の予定でしたが、
40分近く延び、集中しすぎた私には心身共に疲れる裁判となりました…


スーツ姿の被告人が入ってきました。
罪状は「麻薬及び向精神薬取締法違反」です。


MDMAなどを使用してこの罪状で裁かれてるのをよく見ますが、
なぜか弁護士が4人(男3人女1人)もいます…(゚Д゚)ハァ?


何で何で?たかが(って言っちゃナンだけど)MDMA裁判でしょ?
何で弁護士が4人もいるんでしょうか…

ただならぬ雰囲気です…(・ω・;)


被告人は昭和40年生まれの41歳。
見た目はちょっとやつれた感じの男性でした。


てか。
宮本さんもなんか元気のない様子でした…風邪?(・ω・`)



被告人は大田区で生まれ、板橋区立の中学を卒業後、建設業を転々とし、度々刑務所に入っていました。
そして建設業を始めますが、経営が上手くいかなくなりました。

前科5犯(同種4犯)、実刑3回。
一番新しいもので、覚せい剤で懲役2年。


被告人は16歳の時に大麻を始め、
30歳の頃から度々捕まるようになりました。
仕事のストレスから大麻を吸いたくなり、渋谷で1袋1万で購入。
売人がMDMAも持っていたので一緒に買い、渋谷のトイレで飲みました。


あっ「仕事のストレス」ですが…
社員に金を持ち逃げされた事などが原因だそうです。
盗んだ人は、金は返してませんが会社に戻ってきてるそうです(ぇえぇええ!?)


そして次の日に板橋区で、駐車違反の取締りを受けました。
前日に買ったMDMAの残り4粒がポケットに入っていたので、
見つからないように燃やそうとしましたが失敗、現行犯逮捕となりました。


燃やそうとって…(笑)

スゴイなぁ…(ノ∀`)アチャー


そういえば…
ちょっとした駐車違反で取り締まられて、
無免や覚せい剤が見つかる事は多いです。


被告人もその一人でした( ´,_ゝ`)プッ


情状証人として内妻と、今日辞任したという女弁護士が出廷しました。

今日辞任した弁護士…??


この事件はただの麻薬裁判とは違うようです。
状況が飲み込めない私は、集中しまくりました。


最初は弁護士→内妻から。
「どういう形で被告人と知り合いましたか?」
「共通の後輩を通じて…」


「いつ?」
「2002年9月です」


「では出所したばかりの時ですか?」
「ハイ」


「被告人は体調が悪かったんですか?」
「ハイ」


「どんな風に?」
「寝汗が凄かったり…夜中に突然わーっと大声を出したり…」


Σ(゚Д゚;) 

寝汗…?大声…?
被告人にどんな闇があるのでしょうか…


「被告人のどんな所に惹かれたんですか?」「2人のお家は近いの?」
など関係あるのかよくわからない質問を終え…
質問がどんどん深いところに入ってきました。


「PTSDの通院はしてますか?」
「ハイ」


PTSD!?Σ(゚Д゚ノ)ノ


「PTSDはどんな時に症状が出ますか?」
「名古屋問題で弁護士さんとお話した時は、顔つきが全く違いました。目がくぼんで、眉間にシワ、手に汗…。「悪夢だ!」と言って飛び起きたりしました」


名古屋…問題…??
名古屋問題って何!?


私の混乱も虚しく、みんなが「名古屋事件」を知ってる事前提で
話が進められていきました…_| ̄|○


「どんな夢と言ってましたか?」
「刑務所に自分がいて、ゴキブリがいっぱいいて囲まれてた、私は何も聞こえないのですが、チャリンチャリンと鍵の音がすると言ってました」


幻聴も!?
てか、虫が沢山出てくるのって
覚せい剤やってる人が見えるんじゃなかったっけ。
今までやってた覚せい剤の禁断症状じゃないの…?


「今回の事件の事を聞いてどんな思いですか」
「4年も何もなかったので…まさかと思っていました。毎年、出所した日にケーキを買って、ロウソクを立てて「1年頑張ったね」「2年頑張ったね」と言ってきました…(泣)」


「今回保釈された時、どうでしたか?」
「顔を見てすぐ、調子が悪いとわかりました。顔に湿疹もできてましたし…いつもの薬と違うので合ってないんだなーと思いました」


「最近はどんな様子ですか?」
「出てきて1週間経ってるのに「もう2日だね」と言ったり時間がおかしいです」


「食欲は?」
「出てきた時はあれも食べたいこれも食べたいと言っていましたが、今は食欲がないです」


「ダルクの講演会に聞きにきてくれましたね?最前列で見てくれたみたいですけど、どう思いましたか?」
「ハイ、何でもっと早く知らなかったんだろう、と。話し合う事の大切さもわかりました」


なんだか新興宗教にハマッた人のようなコメントでした…(・∀・)


「今後どのようにしていくつもり?」
「一緒にプログラムに参加したり、Y川先生の所に行ってカウンセリングを受けたいです」


あ~ダメだ!
宗教にハマッた人の声にしか聞こえない…(ノД`)


「最後、裁判長に言いたい事はなにかありますか?」
「これからは一緒に薬物依存についてもっと勉強して、立ち直っていきたいと思います。よろしくお願いします」


内妻にここまで心配されて大切に思われて、
被告人はなぜMDMAなんかに再び手を染めてしまったのでしょうか…



検察官の質問になりました。
「あなたは薬物を使ってますか?」←(゚Д゚)ハァ?
「いえ」


「9月、10月の被告人の調子は?」
「とても悪く…今までで一番調子が悪いと思いました」


「それであなた何かしてあげました?」
「話は聞いてそのまま…」


「どのように薬物を使わないように努力したんですか」
「日々の生活を規則正しくするというのが本人の目標だったので…4年使用しなかったので心のどこかでもう大丈夫と思ってたのかもしれません」



宮本さんの質問になりました。
「4年間手を出してないんですよね?」
「ハイ」


「今回手を出したのは、仕事のストレスが大きいんですか」
「名古屋問題もあったと思います」



名古屋問題キタ(σ・∀・)σ

だから何なのさ、名古屋問題。


「でもそれは今までもやってきたんでしょ?」←そーだそーだ!
「今までは話し合いだけだったんですけど、最後にビデオを見せられたんですね、それが問題だと思います」


「危険信号は出てなかったの?」
「私が気がつかなかったんだと思います」


「被告人が経営してる会社の方は今、どうなってるんですか」
「仕事は今、友人に任せています」


「どー考えても刑務所に入るんですが(←そーなの?)待てますか?」
「ハイ」



そっかぁ…刑務所に入るのはもう確定なんだぁ…



続いて、今日辞任したというS弁護士が証言台に立ちました。
メガネをかけ、小柄で綺麗な女性でした。


「知り合ったきっかけは?」
「2002年10月、名古屋刑務所で受刑者が殺された事件があって、自分も当事者だと相談されました」


「いわゆる名古屋事件ってどういうものですか?」
「受刑者が看守に殺されたという事件です。革ベルトで締められて窒息してしまったというものです」



あ!
その事件なら知ってる!ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!  



「被告人もその被害者ですね」



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



マジすか!
被告人は昔、刑務所で虐待されてたって事!?


「保護房に3回入れられて4回革ベルトで締められた事があります」

「この事件がきっかけで刑務所が変わったのですが、被告人はどんな役割を?」



「100年変わらなかったものが変わって、国会が空転するという事があって法律改定の先駆者とも言える存在です」


名古屋事件をきっかけに革ベルトも廃止されたそうです。
なんか…前科5犯もあるような人間がいきなり正義を訴えるっって変なの。
相当プレッシャーだったんだろうなぁ~

てか…仕事のストレスってより、こっちの方がストレスになってそうだなぁ。


「被告人とはどのくらいの頻度で会ってますか?」
「2002年、2003年はほぼ毎日という月もあったし、月イチの時もありました」


「民事もかなり大詰めにきていまして、かなり長時間の打ち合わせをしていたんですね」
「ハイ。今回の事件になるまで、夜中自分の声で起きたりとか、悪夢とか弁護士は全員知らなくてPTSDは治ってきてると思ってました」


「9/28の打ち合わせでYさんが革ベルトをして悲鳴を上げている映像を観てしまったんですね?」
「刑務官がジャンプしながら体を押さえて革ベルトを締め、更にきつく絞めるという映像だったんですが、調子がよく見えたので「見ますか?」と聞いたら「いいですよ」と言われて気がつきませんでした…」


泣いて答えるS弁護士。
民事が大詰めという事で、張り切りまくるこの弁護士達を見てたら被告人も相談しづらかっただろうなぁ… あんなに沢山弁護士がいて…
私だったらプレッシャーで逃亡してるかも(ノД`)


S弁護士は、被告人に対する特別な思いを泣きながら話しました。


「どの裁判官・検察官・弁護士でも色んな被告人・被害者と会うので、いつまでも関わる事はできないと思うんです(泣)でも弁護士になってまもなくに担当したし思い入れがあったので、これからも友人の一人として関わっていきたいと思います…」



宮本さんからの質問です。
「被告人が大麻とMDMAを買ったのは10/6だけど、この日電話は?」
「していません。私のコンサートが9/26にありましたので、お花ありがとうとか大きすぎだよとか話した記憶があります」


私のコンサート(・ω・)?
何の?歌?楽器?
色々と忙しい弁護士さんだな…


「本当はあなたに相談されたんじゃないの?」
「もともと大量に睡眠薬を飲んでいてボーッとしている事もあったので「やってんじゃないの?」などと冗談で言って声をかけたりして気にはかけてました」


「名古屋事件で再犯した人はいるんですか」
「ハイ、全員しています」



(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!! 


ぜ…全員!?


「被告人は4年も頑張ったので珍しいと言われてました」

「再犯は、名古屋事件が関係あるんですか」


「少なくともビデオを観せてしまった事が関係あると思います」


16歳から大麻やってるし、同種前科4犯もあるくらいだから
普通に常習性があって今回も手を出したとしか思えないけど…(・ω・)


PTSDと再び大麻に手を出した事と本当に関係あるの?
去年ツッチーから頂いた「狂気の偽装/岩波明」を読んで
ますますそう感じるようになりました…


「被告人はまた刑務所に入ったらいじめられると思ってるの?」
「ハイ」 ←断言


「面会にはこまめに行くつもりですか」
「まー弁護士の目があればこういう事はしないと思いますので、面会に通うつもりです。釧路などにならない事を祈ります」



被告人質問です。
名古屋事件でPTSDを抱えているという被告人が証言台に立ちました。


「出所してすぐはどんな状態でしたか?」
「出所して2週間の記憶がないです。いない母親を探したり…刑務所で凄い暴行を受けていたので、すぐ訴えてやると思っていたのに、母親がいないと病院にも行けませんでした」


被告人は8月に出てきて、事件は10月に発覚しました。
嫌な事が積もると、悪夢を見るようになったそうです。


「日常生活でベルトを締めるとか、鍵の音に反応してしまうようになった?」
「はい。それを聞くと自分の部屋が開けられて暴行を受けるんじゃないかと不安になりました」


「どんな薬を処方されてるんですか」
「日中は精神安定剤、抑うつ剤、痛み止め、寝る前は睡眠薬、精神安定剤、抑うつ剤、痛み止めです」


「会社の金の持ち逃げはいつですか?」
「今年の春です」


持ち逃げ?
あっそういえば会社のストレスが原因なんだっけ。
名古屋事件の話ばかりするから忘れてました( ̄□ ̄;)


「結果的に秋頃戻って謝罪して会社に戻ってきたんですか?」
「ハイ、そうですね。今年の春には持ち逃げした300万、それに弁護士の費用などで計600万なくなってしまいました」


「9/26はかなり長時間の打ち合わせになりましたね」
「ハイ」


「その日ご飯食べたの覚えてる?」
「はい、蕎麦を食べました」


「あの時もっと深いトコ聞けばよかったんだけど…名古屋事件の話をすると体調を崩すというのを弁護士に話してなかったですよね?」
「できるだけ…」


「打ち合わせ中止されちゃうから?」
「いえ、それだけじゃないです。沢山の弁護士さんや、法廷に来てくださってるNGO団体の方など、沢山の人が末端の受刑者みたいなゴミ…人の底辺にいるような人間の人権を考えてくれてほとんど無償で…(←エー!!無償じゃないの!?)そんな中、私個人の話などしたくなかった。戦いだと思ったので…」


戦い…?( ゚Д゚)


個人の話をしたくなかったんじゃなくて「できなかった」んじゃないの?
沢山の人を巻き込んで、常に気を張ってないといけなかったんじゃないの?


「なるほど…そんな状況で大麻を使って楽になっちゃおうと思ったの?」
「まーこれは言い訳になっちゃうので言いたくないし、言うつもりもなかったんですけど(でも結局言う被告人)、そのつもりで渋谷に行ったわけじゃないんです。睡眠薬を大量に飲んでたので頭がもうろうとしていて…だから警察に捕まるまで夢か現実かわかりませんでした」


今度は睡眠薬のせい!?Σ(゚Д゚;) 

「それで我慢できればよかったのにね」
「悪夢の中でまた自分が覚せい剤やってるのもあります。だから自分の声で目が覚めて「あーよかった」と思ったりした事もありました」


「ダルクが面会に来た時に一度話を断りましたね?」
「あまりにもアピールするので利益団体かと…」


「つまり刑も軽くなるし、お金はいくらでと言われて嫌になったのね」
「はい」


「実際どうでしたか?」
「全く逆でした!行ってよかったです。これは病気だと言われて目からウロコでした。団体に参加させていただいて病気だと自覚を持ってきました」


「PTSDも病気だけど、麻薬も病気なんだと。カウンセリングやダルクの講演に通って治していく、とこういう事でいいですか?」
「はい、治したいです」


なんか…アブナイ宗教のやり取りみたい…(・ω・;)


「もう二度とやらないと誓いますか…と聞くのがセオリーなんですが。あなたにはお母さんも内縁も支えてくれる弁護士もいますが、もう二度としないという決意を言ってもらえますか?」
「保釈してもらいましてもう服役するのはわかってますから、よろしくお願いしますと言って歩いて、母親と2人で話したり毎日毎日泣いてくれて目の周り真っ黒になるくらいクマで…」



長いので省略します。


検察官の質問です。
「MDMAを買いに行ったのではないんですか?」
「祐天寺に友人がいて訪ねようと思って乗り換えの為に行きました」


「何で友人に会わなかったんですか?」
「友人に急用が入ったので」


「そのまま帰ればよかったのではないんですか?」
「そうなんですが…」


なんかこのイライラする質問の仕方…
もしかして前に青柳さんの法廷で見たダメ検察官?

…と思ったけど、宮本さんは刑事2部だし…
(青柳さんは鈴木さんと同じ刑事10部☆)


それにしても喋り方まで似てるなぁ…


「それで薬を買いに行ったんですか?」
「違います。大量に睡眠薬を飲んで足元がフラフラしていたので、売人が声をかけてきたと思います」


「出所後はどう思いましたか?」
「世の中に対する復讐…」



(;゚ Д゚) …?!


刑務官に対する復讐じゃないの?
標的が世の中になってる!


てことは私も標的内じゃん!
コワ~((;゚Д゚))ガクガクブルブル   


「もう二度と入りたくないとは思わなかった?」
「勿論最初に思ったけど、こんな事言ったら不謹慎になりますが、復讐・恨みなどの気持ちの方が強かったです」


世の中に対しての…? (・ω・`)


そして被告人がとんでもない事を言い出しました。
「でも法が変わって、本当に刑務官が変わったのかと見てみたくなる気持ちはありました。何度も刑務官の裁判を観てますが、嘘ばっかりでデタラメな事ばかり言うんです。だから本当に変わったのかなぁと見たい気持ちになりました」


どーせもうすぐ刑務所に入れるからわかるよ( ´_ゝ`)  



宮本さんの質問です。
「友人はなんて人?」
「○○○○です」


「どーゆう友人?小さい頃の?」
「はい」


「(渋谷にいたのは)そのあと酒を飲もうとしたの?」
「はい、そのあと会えるかもしれなかったので」



「どっちなの(笑)さっきは記憶なくさまよってたと言ってたけど」

宮本さん、ナイス突っ込みで~す!(・∀・)b


「それはどっちとも言えないです。ハッキリ覚えていません」



工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工


「大量に飲むって、医者に決められた量を超えて飲んでたんでしょ?」
「私の場合はMAXだったんですが、最近は半分くらいになったんですね、しかしまたMAX飲む事がありました」


よく意味がわかんないんだけど。
それって結局越えた量を自分の意思で飲んでたって事じゃないの?


「友人が無理って言ったんでしょ?グチを聞いて欲しかったの?」
「そうですね…彼女も言ってたのですが、仕事が上手くいかないとか、まぁ普通の人が日常感じるストレスだとか、名古屋問題の打ち合わせとか…酷い時はその後何日も悪夢を見る事もありましたので、友達とバカ話をして…まぁお酒は強い方じゃないんですけど、バカ話をしようと思いまして…」


「友人がダメだったら、内妻や弁護士に相談すればよかったんじゃないんですか」
「呂律が回らないのに電話したり、それで勝手に電話して電源切ったりしてご迷惑をおかけした事が何度かあったので(←S弁護士、頷きながらフッと笑う)、もう迷惑をかけられないと思っていたし、彼女には男ですのでそういう部分は見せられないと思っていました」


そんなトコで彼女に男気見せなくても…
前科5犯は平気で教えてるのに…


あれ?
そういえばさっきは「戦いだから弁護士に相談できなかった」
とか言ってなかったっけ。


「あなたの前科を見ると、普通の薬物の被告人と同じなんですが、あなたは名古屋事件の被害者という事で違うんだけど…まー弁護人はそれが関係してると言ってますが、あなたはどー思うの?」

宮本さんの質問は相変わらずズバズバッとしてて最高です~♪


「客観的に見て…全然関係あると思います(断言)」



断言しちゃったよ~
関係あるのかなぁ…w


被告人の供述は続きます。
「本当に更生・矯正とはほど遠く、虐待の日々でした」


「他の刑務所ではなかったの?」
「ありました」


「あったのに、川越ではPTSDにならなかったの?」
「それは程度の問題です。名古屋は中でも一番酷い刑務官が集まって…」


「あ、そうなの」と、宮本さんはアッサリ流しました。


「一緒に買った大麻はどうしたんですか?使ったの?」
「あっ使ったと思います。MDMAを使った直後です」


「なに、あなた今の刑務所見てみたいって言ってたけど、入りたいんですか?(笑)」
「………」


「教育受けたいんでしょ?(笑)」
「そーです」


「そういうプログラムがあったら参加するんですね」
「はい」


「今度使いそうになったら誰を思い浮かべるの?Sさん?○○(内妻)さん?」
「………」


「どっちですか?」
「………」



その質問…どういう事?
弁護団も笑っちゃってます(ノ∀`)


「この法廷です!!あとはこの後受ける屈辱的な受刑生活ですっ」

被告人は胸を張って答えました。


もう屈辱的な受刑生活を受けると覚悟してるんだ…w
まぁ何度も薬物に手を出しているので自業自得だと思うけど。



求刑は懲役3年でした。

対する弁護士の弁論…



長い…


長すぎます!!
なので省略(すみません)。


言いたい事が山ほどあるんでしょうけど、
ほとんど名古屋事件の話ばっかり…(´Д`;)


更に最後には
「もし可能なら薬物プログラムに参加させたいので、判決まで1ヶ月ほど空けて欲しい」
とおねだりもしていました。



被告人最後の言葉。
「二度と被告人としてここに立つような事がないようにキチッと反省してきます」



次回はかなり空けて1/18となりました。



時計を見たら17時15分…
集中しすぎて眼痙攣を起こしました。



そんなこんなで2006年の傍聴は終わりです。
メーリークリスマス!&ハッピーニューイヤー☆



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


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村上さんの小法廷 その3

いよいよ即決裁判3連発、最後の被告人です。
罪状は「道路交通法違反」


被告人はパッと見、青柳裁判官に似ていたので焦りました(ノ∀`)
スーツにネクタイなし、白髪混じりの黒髪で黒い革靴を履いていました。
ピシッとした姿勢です(前が酷かったからそう見えるだけ…?)

55歳のこの被告人は、無免許で乗用車を運転したとの事でした。

この裁判も即決なので、めまぐるしいスピードで進んでいきました。


被告人は内妻と2人で南浦和に住んでいました。
罰金前科2犯(昭和54年9月に罰金20万、平成18年9月に罰金20万)、
交通違反1回。

なんと今まで免許を取得した事がないそうですΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
無免の常習性については、今回以外1回であるとしています。

1回って!!!
絶対ウソでしょwww


弁護士から質問です。
「仕事の時、いつも車を運転しているんですか?」
「いえっ!してません。普段は自転車ですっ」


本当かなぁ…('A`)


「その自転車は職場のですか?」
「はい、そうですっ」


「今後免許を取得する気はありますか?」
「いや~…自分ももう年ですから、このままの状態でいこうと思います」


「では、取る気はない?」
「はい、もう車にも乗りません。反省しております。申し訳ありませんでした」


本当かなぁ…('A`)


「こういう事を何度もやって刑が重くなっていってるのはわかりますか?」
「はい、もう2度としません」


本当かなぁ…('A`)


検察官が思いっきり腑に落ちないという顔をして質問しました。
「普段は仕事で使わないと言ってますが、9月にも捕まってますね」


「はい」

「では、乗った2回とも捕まったという事ですか」


「はい」



そりゃないでしょ…
絶対他にも乗ってたでしょ…

しかしそれ以上追求される事はありませんでした…


村上さんの質問です。
「(前回の無免と)まさか同じ車じゃないよね?」
「同じです」


村上さんズッコケました☆ (激萌~)


「それじゃ2回しか乗ってないというのは信じてもらえないかもしれないねー(笑)」
「いえ、普段は奥様が…」


「いやいや…でも普通の人は信じないよ(笑)」
サクッと流しました(´ω`*)



求刑は懲役4月。


最後の言葉。
「今回このような事をしてしまいまして、迷惑をかけてしまい深く反省しています」


速攻判決が下されました。


懲役4月、執行猶予3年。
訴訟費用負担。


あ…3つ全部執行猶予3年だったなぁ…(´ー`)



被告人は礼をしたまま、村上さんの話を聞きます。


「多くを言うつもりはありませんけどね~世の中の人が勝手気ままに行動したらどうなると思います?」
「ごめんなさい」


「いえ、私に謝ってもらわなくていいんです(真顔)」

こういう時の突っ込みの早さ…さすがは村上さん!!ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪


「あなた何回罰金してるんですか、ルールをバカにしてるとは思いませんか?あなたいくつですか、くどいですけど世の中のルールをバカにしすぎです!」


そこまで言われるとは…(・ω・;)


「あなた一度罰金で許されたので甘く見ましたね?今度はそうはいかないんです!世の中のルールを守ってください。刑務所入りたいんですか?」

「いえ…」恐縮しまくって答える被告人。



「今はみんなそう言うんです。のど元過ぎればって言うでしょ?」



やっぱり…


村上さんかっこいい~(人´∀`).☆.。.:*・゜


今回もかなり多くを語ったと思います☆
大満足で法廷をあとにしました。

時計を見たら10分ちょっとで裁判が終わってました。


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



村上さんの小法廷 その2

浅やんは仕事があるので、帰ってしまいました。
いつも通り、一人ぼっちの傍聴です。


覚せい剤の被告人が退場し、次の被告人が入ってきました。
次の罪状は「麻薬及び向精神薬取締法違反」

ちょくちょく傍聴しますが…地味です!


さすが小法廷!こんな罪状でも村上さんが裁きます♪


青い腰紐でやってきた被告人は、
浅黒い肌に茶髪、灰色のスウェットを腰でだらしなく穿いていました。
汚れた白いナイキのスニーカーを履いています。


あれ?靴っていいんだっけ…?
よく見たら無精ヒゲまで生えています…ん?いいの?


どう見ても田舎のチーマーです。

静岡に住む22歳の無職の男でした。
ボソボソ喋ってるし態度悪いです!


こんなちっとも反省してなさそうな奴だけど、
即決裁判って事は執行猶予つくんだろうなぁ…orz
スニーカーなのも、すぐ釈放されるからなんだろうNE…(ノД`)


被告人は独身で、両親、弟、妹、祖母と暮らしていました。
土木関係の仕事をしていましたが、2~3ヶ月前に仕事をなくします。
前科前歴はなし。←マジすか! ←失礼


青海の音楽(ダンス?)イベントで外国人からMDMAを買い、飲みました。
使用歴は、初めて使ったと供述しているそうです。


初めて?失礼ながら見た感じそうは思えないけど…


弁護士の質問が始まりました。
「土方では毎日働いてたわけじゃないよね?」
「ハイ…」


声小さいです!!!ヽ(`Д´)ノ


「薬物が法律違反だと知ってるね?」
「ハイ…」


「どうして使ったんですか?」
「ま…勢い…」


勢いで薬物かぁ…
なんかガッカリです。
ちょっと考えれば使わないと思うんですが…


「(拘束されて)3週間以上外に出ていなくて辛いですよね」
「ハイ…」


「どれだけ大変な事をしてるってわかってますか」
「ハイ…」


本当にわかってるのかなぁ…(ノД`)


「お母さんが東京の拘置所に来てくれましたね?」
「ハイ…」


「両親のお仕事は何ですか?」
「自営業…」


「具体的には?」
「レストラン…」

「今日も働いてるんですか?」
「ハイ」


自営なのに店休んで長男の裁判には来ないんだ…

「釈放されたらどこに住みますか?」
「家です…御殿場の…」


「仕事はどうしますか?」
「両親の手伝いをしながら…探します」


「もう2度としませんか?」
「ハイ」



村上さんから質問します。
「母さん来てくれたんだって?」←やっぱり最初は母さんネタ
「ハイ」


「なんて言ってた?」
「まー、もう2度とやらない…」


「これまで他に心配させた事は?」
「あー事故です」


「世の中の約束守る気ないんだぁー」
村上さん、珍しく嫌味です☆ジャブ!ジャブ!


「あります」


「でも酒飲んで運転してたんだろ?やってんじゃない」
「………」


飲酒運転までしてたのかよ…
被告人、返す言葉もございません。


「どーして今回やったの?」
「………」


村上さんの攻撃は終わりません。
「考えてないんだ。ずーっと警察にいて「どうしてこんな事したんだ」って考えなかったんだ」
「自分の判断が甘かったというか…」


「父さんは来たの?」
「来てないです」


「母さんから伝えられたの?」
「家を手伝えと」


「父さん母さんにお金をつんで出してもらおうとは思わなかったの?」
「…はぁ。そういうのはあんまり…」


てか、この被告人見て思うけど。
拘置所ぐらいじゃ全然へこたれてないんじゃないですかね。
結婚してるわけじゃないし、仕事してなかったみたいだし。
それに帰る家があるみたいだし。



求刑は懲役1年6月。


被告人は表情を変える事もなく、
ボーっと床を見つめていました。


被告人最後の言葉。
「もう2度とこんな事はしません」


声小さ~!!
反省してるならもっと声を張り上げてくれ!


またしても速攻判決が出ました。


懲役1年6月、執行猶予3年。訴訟費用負担。


またしても執行猶予でした。
まぁそうだろうけどさ…何だかなぁって感じです。


村上さんのお話が始まりました。
「前科ないからね。ていうか、君の年齢で前科ないのが当たり前だよ。君の年で前科がいっぱいあったら大変だ(笑)」


被告人、笑いません。

「君の周りで前科いっぱいある人はいる?」
「いません」


「それでいーよ、その方がいい。まぁお父さんに殴られた方がいいよ」


え?殴られた方がいい?
突然何を言い出すのかと思ったら…w



「お父さんに殴られた事ある?」
「はい」


「そーか。じゃあ今日は殴られるよ(にっこり)」
「ハァ…(鼻で笑う被告人)」



こうして2つ目の即決裁判は終わりました。


釈放されて、そそくさと出て行く被告人と弁護士。


村上さんが弁護士さんに声をかけていました。
「じゃーよろしく頼むよ。帰りの電車賃はあるのかなー」
「あ、はい。家族は来てないんですけど、知り合いが来てますので」


「あーそうかそうか(笑)よかったよかった。それなら問題ないですね」


あんな脱力系の被告人にそこまで心配するなんて…
村上さんサイコー☆(人´∀`).☆.。.:*・゜


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


村上さんの小法廷!!その1

今日は傍聴仲間の浅やん&先輩の弁護士さんと3人で、
竹橋のホテルでお昼ご飯を食べました(・∀・)


そのままタクシーで裁判所へ向かい、浅やんと傍聴しました。

浅やんがタバコを吸ってる間に、開廷表をパラパラめくると…
小さい423号法廷に村上さんの記号が!
(最近刑事13部は裁判官名がなくABCで表記されています)


村上さんが510号法廷以外に立つ事なんてあるの!?Σ(゚Д゚ノ)ノ


毎日村上さんの裁判予定をチェックしてたつもりだったけど…
510号法廷以外で村上さんの名前を見た事なかったyo!!
今まで気がつかなかっただけなのかなぁ…ショック!!


浅やんは最近一人で傍聴してたらしく、
「村上さんの裁判がよかった」と言っていたので423号法廷へ急ぎました。


なんと小法廷で村上さんが3連発です(人´∀`).☆.。.:*・゜


体調悪いのに、裁判所に来てよかった!!


今日は村上さん祭りDAZE☆

最初の裁判は覚せい剤。
村上さんが小法廷で覚せい剤を裁く!興奮します!


村上さんが横のドアから普通に入ってきました。
うわぁ~!すごーい!なんか近い!o(・∀・)o
入り口が違うだけでカリスマ性が全然ない!キャー☆


被告人は白いトレーナーに黒いパンツ、そして茶色の靴。
今時っぽい黒いフレームのメガネをかけていました。
全体的に清潔感があってとてもオシャレな感じでした。


昭和48年生まれ、浅草に住む会社員。

被告人は、パチンコ店内のトイレで覚せい剤を加熱して気化したものを吸っていました。

即決裁判という事で、裁判はサクサク進められていきました。


被告人は単身で、両親と実家暮らし。
父親が経営する靴のなめしの輸入会社の社員として
月30万もらって働いていました。


借金は300万あります。
原因はパチンコだそうです。


なぜか法廷の端で、職員(事務官?)が立ってるのですが…
彼にイスはないの…?(´・ω・)

小法廷で裁判観た事はあるけど、事務官の席って入り口になかったっけ…?
ずっと立たれると気になって仕方ないです…


被告人は、パチスロの画面がハッキリ見える気がするという理由で
覚せい剤を使っていたそうです。←ええぇ~!


覚せい剤は平成18年にイラン人から買って初めて使い、
入手先はいつもイラン人でした。


またイラン人… (・ω・)

裁判で「売人」と言えばイラン人ばかりですが、本当なのでしょうか。


情状証人で父親が出廷。
すかさず村上さんが口を開きました。
「お体悪いところありますか?わずかな時間なので立って答えてもらいましょう!」


わー☆小法廷でこのセリフ初めて聞いた!新鮮~♪


職員(事務官?)はまだ立っています…気になる…



まずは弁護士からです。
「(被告人も働く父親の会社は)どんな会社ですか?」
「イタリアから皮革関係の薬品を輸入して販売しています」


「被告人はどんな仕事を?」
「技術という事で、イタリアの方で勉強して日本に伝えていました」


「被告人は生活費かかってないんですよね?」
「はい、いただいておりません」


「将来、会社は継いでもらう気ですか?」
「ハイ」


「今後、被告人をちゃんとするにはどうするおつもりですか?」
「もう30も過ぎましたので、一人前の男だと思ってたのですが、こんな人様に迷惑をかけてしまったので、私達夫婦もまだまだ目がいってなかった、と。今後も見ていきたいです」



村上さんが聞きます。
「逮捕されてる間、会いに行きましたか?」
「ハイ」


「息子さんは何て言ってましたか」
「申し訳ない、と」


「それだけですか?」
「………」


「父さんからは…」
「もう何も言わずじっと目を見つめて…」


「何も言えなかった、と。母さんも同じですか?」
「ハイ」



被告人質問になりました。
まずは弁護士から。
「何でパチスロするの?」
「ハイ…」←謎


「行ってる店はいつも同じなんですか」
「色んな店に…」


「そんな風俗店に行くと、怪しいものを売りつけたりそういうのあるんですか」
「ないです」


ないだろ…クラブじゃないんだからw


「覚せい剤の効果は?」
「集中力が高まる感じがしました」


「(呟くように)感じがした…実際勝ったりはしてなかったの?」
「ハイ」


勝てるわけないじゃん!(゚Д゚)


「職場の従業員は何人ですか?」
「2人です、私と父…」


「あなた結婚した事あるのね?」
「ハイ」


「離婚したのね?」
「ハイ」


「子供は?」
「います」



(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!!


結婚してたの!?
子供もいたの!?
検察官は「単身」としか言われてなかったような…
即決裁判だから…???


「会ってるの?」
「ハイ、時々…」


「養育費は?」
「ハイ、毎月10万くらい…」


「あなた、喘息と胃の調子が悪いの?」
「ハイ」


「病院には通ってるの?」
「ハイ」


「あとアトピー?」
「ハイ」


喘息?胃?アトピー?
…今回の覚せい剤と一体何の関係が?


「あと…精神状態も悪いの?」
「ハイ」


「安定剤も飲んでるの?」
「ハイ」


「生活に悩みがあるとか、苦しいとかないの?」
「ハイ、今は大丈夫です」


今は?
被告人に何か辛い事があったのでしょうか…
精神状態が悪いって聞き方も気になるし。


「趣味はビリヤード?」
「ハイ」


Σ(゚Д゚;) 
何の関係があるの!?



職員はずーっと立っています。

(気になっちゃうんです)


「…後悔してるのは間違いない?」
「ハイ」


えっΣ(゚Д゚;) 
ビリヤードは?
何の為に聞いたんだろう…ビリヤード…


「今度誘惑があったらどう対処するの?」
「もう二度とやらないと自分の中で決心があるのでー……えへへ」


「もうフラフラついて行ったり…」
「ハイ、しないです」



村上さんからの質問はありませんでした。

求刑は懲役1年6ヶ月。



最後の言葉。
「いえ…特に」


ないのかyo(*`д´)
見た目のまま無気力な男だなぁ~


判決は5分後でした(早っ!!)



判決、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年。


村上さんトークが始まります。
「まー、君なりに反省はしてるでしょ?だから今回は執行猶予としたわけだ。だがこれで全て終わったわけじゃないよ?」


キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!


お決まりのセリフです♪
そうそう、これで全てが終わったわけじゃないんですよね(´ー`)



「君は運転免許を持っていたね?道路交通法もそうだからね~略~」

そうそう、交通事故とかもね、ダメなんですよね(´ー`)


「お父さんのお金をエラく使って…アメリカまで留学させてもらったんだろー?(←イタリアじゃないの?)それがパチンコで300万も借金して…普通じゃないぞ?」

普通じゃない、普通じゃない(´ー`)


「あとね、最後に「人生を無駄にした」と言ったが違う!まさに有益だった。このまま逮捕されないでずーっといたら………ね?このいい加減さに気づいた事ができたんだ」

村上さん、小法廷でも熱いです!。゚+.(・∀・)゚+.゚



パチンコで300万借金を作って、覚せい剤に手を出したバカ息子に
お父さんは私選弁護士をつけてあげてるけど、
こんなんで次期社長…大丈夫かなぁ…(´・ω・`)



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


DSで遊ぶ被告人の子供。誰も注意しないのは何で!?

今日も体調が悪いので、一件だけ見て帰ってきました。

ココ最近は年末入院が恒例になっていたけど、
今年は乗り越えられそうです!


傍聴したのは、最近ハマっている女被告人の「建造物損壊」。
更に「器物破損」つきです。


今回は被告人が男女2人で、しかも裁判官が村上さん☆
ドキドキワクワクです(・∀・)


待合室で待とうとしたら、肥満気味の子供が騒いでいたので
法廷に入って裁判が始まるのを待ちました。


被告人席には、冴えない男と可愛い女の人が座ってました。
男は推定40代半ば、額がかなり広く、スーツに青いネクタイ。
女は推定20歳前後、黒いコートの襟元にファー、チェックのスカートでした。


女の人はコートを着たままで裁判が始まりました。
鈴木裁判官にTPOがないって言われちゃうぞ~☆

バイクドロをした被告人に「甘いよ!」連発。参照)



被告人、敬一が生年月日を言いました。
「昭和45年…」



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ


て、事は36歳!?え?46歳じゃなくて?
そんなに若かったんだ…(゚Д゚;)ボーゼン


もう一人の被告人、美咲も生年月日を言いました。


「昭和46年…」



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ


さっ35歳!?マジすか!
どう見てもハタチかそこらにしか…(汗)


見た目的に2人は援交で知り合ったのかと思ったけど、

なんだ…1歳しか違わないのかぁ…


ちなみに、敬一は会社員で、美咲は無職です。


10/31付起訴状によると…

2人は共謀して平成18年10月11日am4:50頃、江戸川区に住むM宅の床、壁、窓、タイルに赤ペンキをブチまけました。


被害額103万8349円(σ・∀・)σ


そして12/7付起訴状によると…


2人は共謀して平成17年12月27日am3:40頃、江戸川区に住むM宅に止めていた乗用車にスプレーで落書きをしました。
被害額45万1千円(σ・∀・)σ



被害総額…148万9349円!!

((;゚Д゚))ガクガクブルブル   



美咲の経歴です。
葛飾区で生まれ、江戸川区の夜間中学を卒業後、ガソリンスタンドで働きます。
現在は前夫から支払われる養育費で、子供、祖父母と暮らします。
少年時代に前歴1件。


( ゚д゚)


(つд⊂)ゴシゴシ


(;゚д゚)


(つд⊂)ゴシゴシ


  _, ._
(;゚ Д゚) 子供…!?


美咲…子供いたの!?

まさか…さっき待合室で落ち着きなく騒いでた肥満気味の子!?
小学生に見えたけど…(汗)
そんなに大きな子供いたの!?

(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


敬一の経歴です。
美咲と同じ夜間中学を卒業後、会社員になりました。
婚姻歴なし。



なんと2人は中学時代に付き合ってたそうです…
敬一と美咲が…?信じられない!!( ゚Д゚)ヒョエー
中学生時代の2人を見たい…!!
敬一…今はあんなに優しそうな顔してるけど、元ヤンとか…?
あんな可愛い美咲をGETするなんてスゴイ!!

でもなぜ今、元カレと元カノが…?(・ω・)


事件までの流れです。

美咲は平成12年頃、家の建て替えで(←養育費で…?)工事を担当していたMと知り合う。

Mやその同僚と飲みに行ったりする仲になる。

一回肉体関係を持つが男から連絡が途絶える。


…美咲の子供が傍聴席にいるのにいいのかなぁ(・ω・;)


美咲の家族に挟まれて、子供が傍聴席に座っています。
時々、小声で喋りだすのでちょっとうるさいです…
でも子供だからか、誰も注意しません。



その後連絡が途絶えてしまった美咲は、
「強姦された!」と騒ぎ出します。


そして中学時代に付き合っていた敬一に不満をブチまけて、
美咲に同情した敬一は、共謀してMに復讐する事に…


美咲がホームセンターでペンキを買って、
敬一がペンキをまくという役割分担をしていました。


そして10ヶ月の間に15回まき続けました。



15回!!!!
女を怒らせると怖いですね!


「悔しいの、やってよ」と敬一に泣きついて
ペンキをポリバケツに移して投げつけさせていました。
犯行後は車で逃げましたが、防犯カメラに映っていた2人をMが確認して捕まえました。



ポリバケツでまいてたの!?スゲー☆


Mの父親の供述。
「平成17年12月頃から同じようなペンキをかけられる被害を受けていたので、防犯カメラをつけました。犯人はいつも夜中に来るので、早め寝て待っていました。その後、カメラが感知したので、息子を大声で呼び、犯人を追ってもらいました。これでようやく安心して眠れます。私達を困らせた犯人に厳しい処分をお願いします。」


Mの供述。
「以前、彼女の家の建て替えで知り合いました。平成17年1月頃、1度酒を飲んだ事がある。同僚も一緒でした。その後、彼女からしつこくメールがきたので無視していました。すると「私は強姦されたと警察に言った」というメールがきました。母親と家に来て「謝罪して欲しい」と言いに来た事もありました。何度も玄関にペンキをまかれ、父も母も精神的にまいってしまった。厳重な処罰を。」


え?酒飲んだのは1度だけだったの?


何回も飲み会して親密になったのかと思ったよ…
てか母親と訪問とか…美咲怖いよ…(´・ω・)


いい年して親をまきこむなよ~
これってストーカー行為に近いのかなぁ?
あぁ…でも男がどんな人物なのか見たら印象変わるかなぁ…


美咲の供述。
「平成16年頃から酒を飲む仲になり、12月頃肉体関係に。その後、Mに冷たくされたので「許せない」という気持ちになりました。平成17年頃に敬一に電話をし、レイプされたと事情を話したら「それは許せない、一緒に復讐しよう」と言ってくれ、ペンキをまくようになりました」


あれ…?


飲んだのは一回だけじゃないの?
平成16年から飲み始めてたの!?
どれが本当なんだ?


美咲がホームセンターでペンキを買い、スーパーで卵を買っていました。


犯行前に落ち合い、ペンキに卵を混ぜたり、敬一はフード付きの黒いパーカーを着たりしていました。
そして美咲の車を敬一が運転し、ペンキをまいていました。

実行犯的な事は全て敬一にやらせてるな…美咲(・ω・)


敬一の供述。
「去年の秋頃、美咲から連絡をもらい「私はMにレイプされた」と言われました。そして「男性恐怖症で一人で買い物にも行けなくなった」などと相談され、許せなくなりました」



…男性恐怖症?本当か?
もう美咲は敬一を都合よく操った悪女にしか見えません…
どうしよう…もしかして検察官の手に乗せられてる?


敬一の供述はまだ続きます。
ペンキをまいてからは、たまにドライブする仲になっていたそうです。
「まだ頭痛がする。ねー次はいつやるの?またやってよ」と言われたので、繰り返し犯行を行っていたそうです…



うわぁ~

完全に操られてるなぁ…敬一(´・ω・`)


敬一はめざし帽にパーカーを深くかぶり、軍手をして犯行を行いました。
そしてM宅の7~8m手前で車を止め、一人で実行してきました。

7~8mも手前でポリバケツ持って走ってたの!?
ご苦労様です(ノД`)



今日はここまで。
次回までに示談を進めてから12/7分をやりたい、と弁護士。
示談に一ヶ月くらいかかるそうです。



…ん?何の音?


と思ったら、敬一の携帯が鳴り響いていました…最悪。
法定内では電源切ろうze!


村上さんが頭を抱えて言いました。
「1月後半はある事情があって立て込んでましてー…」



Σ(゚Д゚;) 
ある事情…?何?何?
すっごい気になる!!


村「1/23…」
弁「1日差し支えます」←敬一の弁護士


村「んー…んーー…そうするとねー1月はないですねぇ」
弁「私の方は2月でも構いませんが」←敬一の弁護士


村「(美咲の弁護士に)いかがですか?」
弁「あー私の方は…」


手帳を見ながら答える弁護士にすかさず

「すみません、立ってください!」


と怖い声で注意しました。
村上さん、立って発言しない弁護士にはすかさず注意します!


*´∀`)´∀`)*´∀`)*´∀`)



散々延びた結果、次回は2月になりました。


公判中、美咲の子供はずっと傍聴席座ってDSで遊んでいました…
野球帽をヤンチャに斜めに被ったまま。

帽子…いいの?
それよりゲームって!!

何で誰も注意しなかったんだろう…
村上さんも事務官も見えなかったのかなぁ…?

いや、でもまずは子供の両隣にいた、美咲の家族が注意すべきじゃないか?
そうなるとこの子が太ってるのも、ちゃんとしたご飯を作ってないからかなぁ…と余計な事まで考え始めてしまいました。
この子、家でずーっとゲームやってんだろうなぁ… お菓子食べながら。
美咲の子育ては大丈夫か?



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



女被告人の傷害事件はガッツが凄い

甘い!と連発された武夫被告人に続き、801号法廷で傍聴しました。
裁判は10分押しで始まりました。


次の被告人は、未成年にも見える若い女の子でした。
罪状は傷害です。


上下灰色のスェットでボサボサの黒髪で、
貸し出し用の水色のスリッパを履いていました。


被告人、須藤愛は昭和59年生まれの22歳。
千葉県在住のフリーターです。

こんな小柄でか細い彼女は一体どんな傷害を起こしたのでしょうか…

(・ω・)ドキドキ



なんと元バイト先に押しかけ、社員の山田(29)の頭を
モンキレンチで殴り全治一ヶ月の怪我を負わせたとの事。


怖っ!!(((( ;゚д゚)))アワワワワ


あんな細い体で殴ったって相手は大怪我するよ…そりゃ…。
しかも頭はマズいでしょー!
後遺症とか怖いし…ボディにしようよ…ボディ…


そんな見た目とは裏腹にヤンチャな愛は、
千葉県で生まれ、高校中退後はバイトを転々とし、
事件となったA(職種謎)という所で働くが、無断で辞めて違うバイトへ。


Aでの9月分の給料をもらえなかったので
山田に電話をしますがつながらず会社へ向います。


しかしこの日は不在でした。

次の日、モンキレンチを持って再びAへ。


愛、やる気満々です!( ゚Д゚)ヒョエー


山田に問いつめる愛。
「給料払ってよ!何で払わないの?」


「払わない」とアッサリ言われ、腹を立て後ろからモンキレンチで殴りました。
まじめに取り合ってくれない山田に腹が立ったそうです…短気すぎます!
証拠として提出された愛が使用したモンキレンチを見るとかなりの大きさでした…


未払い15万の為に、人はこんな事しちゃうんですね…


愛は6/19にAで採用され、9/22から無断欠勤していました。
留守電に何度もメッセージを残し、
「絶対入金しろ、誰だと思ってんだ、殺すぞ、明日入金しないと殺すぞ」
などと入れていました。


なんつー口の悪さ!Σ(゚Д゚ノ)ノ


弱々しく座ってる愛からは想像もできません!
誰だと思ってんだ!と言うほどバックとかあったのでしょうか…


情状証人で愛の母親が出廷しました。
とても上品そうなオーラが漂うお母さんです。


弁護士が質問を始めました。
「捕まるまでは一緒に暮らしていましたか?」
「…ハイ」


間の取り方や、声まで上品でした。゚+.(・∀・)゚+.゚


「生活態度はいかがでしたか?」
「仕事が夕方から朝にかけて時給が高いと働いていました。昼は友達と遊んだり…」


と、まだ話しているのに

「あっいいです、簡潔に」と遮断して次の質問へ。


「乱れた生活はなかったんですね?」
「はい、特にありません」


「捕まったのはどういう風に知ったんですか?」
「警察から…それで」


「(遮って)あっいいです、簡潔に。被告人は鬱病とパニック障害があったみたいですけど…?」
「ハイ」


「家で暴れたりは?」
「ちょっと私が言い過ぎた所もありましたが、ムッとして足でちょこっと蹴ったり…」


愛は精神病だったのかぁ…
鬱病とパニック障害…大変そうだなぁ(´・ω・)


てか、被告人の鬱病率高すぎ。
本当にみんなそうなのかなぁ…

お母さんは示談を申し込みましたが、
山田も「弁護士を見つけてから何とかする」と言ったまま連絡がつかなくなったそうです。


どうしちゃったんでしょうか…
愛からいっぱいお金を取ろうと準備してるのかなぁ…


検察官の質問になりました。
「給料の未払いという原因があったけど、何か聞いてましたか?」
「仕事の事は口出ししてないので、知りませんでした」


「被告人と意思の疎通はとれてましたか?」
「ハイ、携帯でも会話でも…」


「父親とは?」
「まー年齢的に「臭い」とか申してますが、誕生日にメールしたりしてるので問題ないです」


「臭い」と言った時に鈴木裁判官が、
ふと証人の方に目をやりニヤリと笑いました。
まさか…家で言われてるのかな…(´・ω・`)  


「娘がどんな仕事してるか知らなかったんですか」
「えっとねー、時々は知ってましたけど、すぐ変えますので…若気の至りと言いますか…まぁ聞くと嫌な顔しますし」


お母さん、随分放任というか…
逆に気を遣ってるように見えて仕方ないです。


「Aでの仕事は?」
「はい、聞いておりませんでした」


「通院歴があるみたいですね、鬱病ですか」
「はい、私は知りませんが本人が通院してますので」


「お母さんは娘さんの病気知りませんでしたか?」 ←大げさに驚いて
「あまり聞くと嫌な顔をしますので…」


…(・ω・)
鬱病とかパニック障害の原因はこの家庭にもあるんじゃないか?
と密かに思いました。



さて、被告人質問です。
弁護士が愛に聞きます。
「悪い事をしたのはわかってるね」
「ハァイ、申し訳ない事しました」


何、そのダルそうな喋り方!!
アナタの為の裁判なんだから、ちゃんとしなさーい!!!!( ゚Д゚)ゴラァァ


「もう二度としないね」
「ハァイ、勿論です」


「体の調子はよくない?」
「あまりよくないです」


「病院に通って治療しましたよね?」
「ハイ」


「それが今まで行けなくて悪化したのかな?」
「ハァイ、激しく悪化しました」←激しく悪化ってw


「レンチは犯行をする為に買ったの?」
「いえ」


「自転車で駅まで通ってたから、その自転車の調子が悪くて時々直すから持ち歩いてたのね?」
「ハイ」


レンチを持ち歩く…?
あの大きいレンチを?


「(愛が乗り込んだ時)被害者はあなたに何て言ったの?」
「帰ってください」


「給料に関しては?」
「「もらえないと帰れないですよ」と言ったら山田さんが「じゃーあげないからいてもいいですよ」と…」


うわ~それはムカつくかも(・∀・;)
山田は全くの無反応だったようです。


「病気はいつからなんですか?」
「小学校くらいから…物心がついた時から具合が悪かったです」


えー
そんなに長く?


「2ヶ月近く捕まってますけど、コリゴリしましたよね?」
「ハイ」


「もう二度としませんね?」
「ハイ」


質問は検察官に変わります。
「レンチを持っていたのは、自転車を直すためと言ってましたけど、そんなにしょっちゅう壊れるんですか?」
「ハイ」


「前日に直してるんですが、当日も持っていたのは何でですか?」
「毎日緩んでいるので…」


「頭の大事な後頭部をなぜ殴ったんですか?」
「カッとなったので…」


「被害者の気持ちは考えたんですか?」
「ハイ」


「(すかさず)どう思ってるんですか?」
「腹が立ってると思います」


「何で無断欠勤をしたんですか?」
「無断欠勤をしたつもりはないです」


「何で留守電にぶっ殺すと言ったの?」
「カッとなったのでおかしくなってました」



いやぁ…本当におかしいよ…


「病気と今回の事件は関係ありますか?」
「あると言えばあると思います」


「どうあるんですか?」
「話せば長くなります」


法廷の中、全員絶句…( ゚Д゚)


だって本当に長くなりそうなんだもん…(ノ∀`)アチャー



鈴木裁判官が口を開きました。


「あなたの言いたい事を言いなさい」



優しい~!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚


愛は優しさに甘えて喋りだしました。


「まず病名なんですがぁ~不安神経症というのが一番近いと思うんです。日頃からストレスを受けやすいと思うんです。それがたまってドン、みたいな」



最後に鈴木裁判官の質問になりました。
「やっぱりストレスの多い社会だからねー、かと言ってドンとなっちゃうと困るんですよ。だからまだしっかり病院に通ってください。
通院できる?約束できる?」
「ハイ、約束します」


「今回は確かに給料払わないし、いい会社じゃないみたいだね(笑顔)」
「ですね」



Σ(゚Д゚;) 
相槌かよ!


「だからあまり給料に目が眩んでしまわないように仕事を選んで、昼夜逆転とか、体に良くないしねっ?」
「ハイ」


「それとこの凶器で殴ってね、これは殺人とも言われかねないから。こんな危ない事はもう二度としないね?約束できる?」
「ハァイ、勿論です。約束します」



鈴木さん…なんか優しい!
いや、いつも優しいなぁと思うのですが(←いい意味で)
さっきの武夫に対してとても厳しかったので

ついつい比べてしまいます…(・ω・) 


求刑は懲役1年と、モンキレンチ1本押収でした。


検察官は「水平に殴った!(←悪質らしい)」と声を張り上げ、
弁護士は「皮膚が若干赤くなってるだけ」と反論しました。



最後の言葉。
「山田さん、本当に申し訳ありませんでした。以上です」



早っ!

鈴木さんが追加で質問しました。


「9/22に辞めたのは何でですか?」
「人間関係のトラブルです」


「具体的に言うと…?」
「上司に呼び出されて1時間くらい仕事の話をされて嫌になりました」


「何の話?」
「説教です」←つまり怒られただけじゃないのか?


「辞めますって言ったの?」
「ハイ」


しかし、山田さんに言ったわけではなく、中間の偉い人に言ったそうです。

判決は2秒後に出ました。
早すぎですw


判決、懲役1年、執行猶予3年。
(モンキーレンチ押収、訴訟費用は被告人が負担)


鈴木さんは最後も優しく語りかけました。
「きっかけは山田側に問題があるにしても、このような解決の仕方は許されない。しかし、事実を認め、反省してるし(←そうかぁ?)、精神疾患に問題があるのであまり叱責できない(やっぱり…)。お母さんが監督してくれるし、示談の気もある。あなたはまだ若いし、前科がないので執行猶予にしました」



愛は特に感動した様子も見せず、裁判は終わりました。
釈放されて母親に連れられる時もボ~ッとしていました…



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


バイクドロをした被告人に「甘いよ!」連発。

鈴木裁判官の裁判を何回か傍聴して、
優しい雰囲気に惹かれとても興味を持ちました(・∀・)


鈴木さんがいる801号法廷は、イスが冷たく体が冷えるのでそれだけが悩みです。
体調が悪い今日は、途中退廷の可能性が高くて憂鬱です…


まずは男の窃盗。
法廷に入ると、もう被告人が座っていました。
保釈中みたいです。靴を履いていました。


父親に「コート!コート脱ぎなさい!」と大きい小声で注意されていました。


慌てて脱ぐ被告人。

被告人、武夫は昭和54年生まれの27歳。
千葉県在住の会社員でした。


武夫がやった罪↓

☆平成18年8月上旬、葛飾区の駐車場に止めてあったバイクにささっていたエンジンキーを一本窃取。

☆平成18年8月29日 カギを使って女性が所有するバイク(20万相当)を窃盗。


カギごと盗んだバイク泥棒でした。
…てか、持ち主はカギを盗まれてどうしたんだろう… (・ω・)??


新しくカギを作ったのか?
それともずっとバイクを使ってなくて気が付かなかったのか…?
気になります!! (;´Д`)


武夫は長崎県佐世保市で生まれ、千葉県内の高校を中退。
飲食店でのバイトを転々として、レストランで社員として働きます。
現在は、イタリアンレストランでコックをしています。
前科前歴はなし。妻がいます。

19歳で交通違反の累積で免許を没収されていました。


通勤の途中、カギがささったままのバイクを発見。

その時は自転車に乗っていたので、盗むのを止めてカギだけ盗む。

バイクがあるか通る度に何度もチェック☆

徒歩で通勤中、バイクを盗んで通勤に使う

交通違反で警察に止められ、盗難発覚。



「盗難車だろう」と指摘すると、
「友達に借りた物です」 「出会い系サイトで知り合った山崎ゆう子さんに借りた物です」
などと嘘をついていました。


出会い系で知り合った人に借りるって…(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!! 


追いつめられた人間は、とんでもない事を言い出しますね(ノ∀`)



被告人の供述。
「たまたま歩いて通勤していて、周りに人がいなかったので、カバンからカギを出して「今だ!」と思って乗って逃げた。最初は罪悪感があったが、自分のもののように通勤で使っていたら薄れてきた」



情状証人で武夫のお父さんが出廷しました。
まずは弁護士から。

「お父さんから見た被告人の性格は?」
「根から明るい。よく遊びに行きましたし。ただ仕事も一生懸命やってますし、いい青年だと思います」


ベタ褒めだな、おい(・∀・)


「最初に今回の事件の事を聞いた時どう感じましたか?」
「信じられませんでした。こうゆう事自体息子がするなんて考えられなかったので、意思の疎通ができてなかったなと…」


下を向いて泣く被告人

「原因は何だと思いますか?」
「夜遅く…仕事をしてましたので通勤で無理をしてたのかなと…」


「今後二度とさせない為にどんな指導監督をしていきますか?」
「本人と意思疎通して、何でも話せるようにして、二度とこんな事を起こさせないようにします」



検察官からの質問です。
「16歳の時、原付をとったのは知ってましたか?」
「ハイ」


「19歳で取り消しは?」
「知ってました」


「その後、たまに乗っていたのは?」
「それは…知りませんでした」


「現在の仕事は本人が望んだ事ですか?」
「ハイ」


武夫は執行猶予がつけば、逮捕前に働いてた店で働けるそうです。
社長と会って、もう電車がなくなるまで勤めないと話もつけてるそうです。


てか…
料理人なんだから朝早かったり夜遅いのはある程度仕方なくないか…?
それがバイク盗んだ原因になるの…??
と、疑問に思ってたら、鈴木裁判官が聞いてくれました(・∀・)


「今回の事件の原因が、朝早くから夜遅くまで働いてた事に原因があると思うの?」
「本人に聞きましたので…」


「あのねーあとで本人に聞きますけどね、原因じゃないと思います(キッパリ)」



(;゚ Д゚) …?!


「若い頃から何度もルールを破ってる面があると思いますよ?さっき、息子さんの事を根から明るいと言ってましたけど、いい面から見ればそういうキャラクターもあると思いますけど、簡単にルールを破ってしまう所があると思いませんか?あまりうるさい事言わないでノビノビ育てたんですかね」


今日の鈴木さんはなんか熱いです!!


「社会の情感を教えるのが母親で、社会の厳しいルールを教えるのが父親だと、少年裁判所でよく教えるんだけどねっ(ニコッ)」
「ハイッ私も反省しております」


「まー悪いのはお父さんじゃないから、本人だから」

村上さんのようなセリフです!
あぁ~村上さんの裁判傍聴したくなってきた~♪ (´∀`)



被告人質問です。
弁護士から武夫に質問します。
「何で最初カギだけ盗んだの?」
「……(沈黙)」


「まっ当時の気持ちを思い出して言ってもらえればいいんだけどねっ(ニコッ)」
「……(沈黙)」


被告人…固まってます。
静寂の中、口を開きました。


「その時は通勤中で自転車に乗ってました。それでどうしようか迷ったんですけど、とりあえずカギだけ盗んでおこうと…」



超小声でうまく聞こえません!!( ゚Д゚)ゴラァァ


「悪いという気持ちはなかったんですか?」
「ありました……でも切羽詰まってたというのもありまして…」


「切羽詰まってたって言うと?」
「夜遅くというのもありまして…帰れない日もありまして…バイクがあればっ…」


「なんでこの日に盗んだの?」
「木曜か金曜だったんですけど、いつもこの曜日は絶対終電に間に合わないし、雨が降ってきたんです。バス停まで歩いて行ったんですけど、バイクの前を通ってしまいまして思い出して…」


「2ヶ月間乗り回して持ち主に返そうとは思わなかったの?」
「ハイ、何度も思いましたけど…けど…」



けど、何!? ヽ(`Д´)ノ
絶対返す気なかったでしょーw


「何で返さなかったの?」
「通勤の事を考えると…私物化してしまったというか…」


「拘束された22日間、何を考えていましたか?」
「申し訳ない…被害者の方にも、家族にも、会社にも…もうみんなに申し訳ないと思ってました」


「自分の性格をどう思いますか?」
「さっき述べたように弱い人間だと思います。だからもっと強く…何でも言えるように強くなりたいです」



弱いデタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!


私の大好きな村上さんは、被告人がよく使う「弱い」「甘い」に反応します☆
適当に弱い人間だの、考えが甘かっただの言うと、
「何が弱いの?」「何が甘いの?」と突くので私もつい反応してしまいます。

ま、鈴木さんはそんなことないんですが…


「さっき裁判官が仰ったように、軽率な面もあるんじゃない?」
「そうですね…ハイ…(消えそうな声)」


12/9、弁護士、両親、武夫で被害者に会いに行ったそうです。
被害者は快く示談に応じ(ホントかよ…)、上申書も書いてくれたそうな。


弁護士は得意気に言います。

私の両隣に座ってた老夫婦がぐっすりと寝ていましたが、
書記官のくしゃみで目が覚めていました。



「反省してますね?」
「ハイ」


「もう二度とやりませんね?」
「ハイ」



検察官の質問です。
「勤務先まで行かず、勤務先の近くにバイクを止めた理由は?」
「道がわからず途中までしか行けなかったので、途中から電車に乗りました」


武夫の答える様子をしっかり見ている鈴木裁判官。
私まで緊張してきました!(((( ;゚д゚)))アワワワワ


「店まで乗ると、店の人に何?って聞かれるからではないんですか?」
「それも…あります」


「帰りは家に止めていたんですか?」
「ハイ」


「アパートに止めて奥さん気がつかなかったんですか?」
「生活が逆転してるので気がつかなかったと思います…」


「弁償した50万はどうしたんですか?」
「それは父親が…」


その年で結婚してるのに親を頼るなんて…(ノД`)
お父さん甘過ぎ~!!


「返す気はありますか?」
「ハイ、勿論です」


え~絶対返さなそうなだけど…(´・ω・)


「盗んだバイクですけど、本当は返す気がなかったんじゃないですか?」
「………心の中ではありました」←なんじゃそりゃ!


「被害者のヘルメットが小さいからって新しいの買ってますよね?ずっと使う気だったのではないんですか?」


メット買ってたの!?
ずっと使う気じゃん!!( ゚Д゚)ゴラァァ


「それも…ありました」


あったのかyo!!ヽ(`Д´)ノ
心の中で返す気はあったってのも信用できないなぁ…



そして鈴木裁判官のお説教が始まりました。
(質問口調ではなかったです)

「お父さんにも言いましたけどね、考えが甘すぎるんですよ。今、27歳だっけ?これは中高生がやる事件だよ。8月から10月まで乗ってるけどねぇ、事故起こしたらどーすんの?これ起こすよ?横断歩行者妨害で今回見つかったんでしょ?警察とか気にしながら走ってるんだから、これは絶対事故起こしてたよ?これ、大っきい事故起こしたらどーすんの?弁償できるの?(首を左右に振りながら)これは子供過ぎるよ。もっと考えなきゃ。」


確かに大きい事故につながらなくてよかったけど…
鈴木さんがこんなに喋るなんて…という驚きの方が強かったですw
鈴木さんのマシンガントークはまだ続きます。


「それに一流のレストランで働いてるのに、朝早いからとか夜遅いからなんて言ってるようじゃ向いてないですよ(キッパリ)この仕事サラリーマンじゃないんだから。お客様をもてなす職人なんだから。甘いよ。」


私もそう思います。
料理人が朝早い、夜遅いって言ってるようじゃ甘過ぎると思います。
自分で選んだ好きな仕事なんだから、そんな文句言うなよ…


友達で料理やってる子は、一流店と言われる店で働いてる時、
技を見て吸収できるだけで楽しいし幸せと言ってましたがねぇ。

始発じゃ間に合わなくて店に泊まる事も、
終電が間に合わないなんて事もよくあったし。

でもそれをグチる男はダサいよ~
若いんだからガムシャラに働こうze!!


鈴木さんのお説教の続きです。
「それに…ナンバー変えてないんでしょ?」
「…ハイ」

「(小首をかしげて)ワルじゃないんだよな~(笑)高校生でもやってるよ?そこも甘いんだよー(←そんな事言っていいのか?!)だいたいねぇ、法廷に入ってきた時からおかしいと思ったんだよ。コート着たまま入ってきて、お父さんと弁護人はササッとコートを脱いでるのに、あなたはポカーンと座ってお父さんに「脱げ」って言われて慌てて脱いでっ!そういうTPOがさーないよ。大人なんだから。」



(;゚ Д゚) …?!


まさか裁判前の出来事まで注意されるとは…
鈴木さん結構見てるなぁ…(感心)


武夫は鈴木さんの言葉にうなだれてましたw


「今日奥さんは来てないの?」
「ハイ」



求刑は懲役1年6ヶ月。


最後の言葉。
「両親、被害者の方、妻、会社に多大な迷惑をかけて申し訳ないと思っています。今後こういう事がないように思ってます」


即決裁判だったみたいで、即判決となりました。



判決、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年。


「身勝手で自己中心的、情状酌量の余地はなし、という事での判決です」
鈴木さん、言うこと厳しい~!

「(傍聴席を見て)それとお父さん、奥さんにもこの事話してください。いい所はよく知ってると思うので、今日の事を話してください」


うわ~!
傍聴席に座るお父さんに語りかけるなんて村上さんみたい!o(・∀・)o


「あのねー今日はちょっと普段はこんなにお説教はしないんだけどねー少年裁判のようだったのでね、あなたは更生できると思ったから…」



鈴木さんって家裁にもいたのかな…
気になって家でネット検索したら家裁にいた事がわかり納得しました。



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


義父に悩み深い闇を抱えた母子の末路

建造物損壊の女被告人を傍聴しに行きました。
刑事7部の上岡裁判官です。


「損壊」というガッツのある罪状からはイメージ出来ないほど
中川さゆりは、まだあどけなさが顔に残る21歳の女でした。


上下灰色のスウェットです。
かなり明るい茶髪で、ピンクのゴムでトップを結んでいました。


眉毛は細すぎて全然ないし…

これじゃあ、渋谷のギャルかヤンキーです(・ω・)


えっと…ペディキュア塗ってますが…(汗)
拘置所ってペディキュアは塗れるの…?


あれ?てか、冬なのに靴下履いてない…(((( ;゚д゚)))アワワワワ



法廷に入ってきたさゆりは、
なぜか照れくさいような…はにかんだ笑顔でモジモジしていました。
傍聴席もチラチラと見て気にしています。
彼氏でも来てるのか?


10月某日、さゆりは六本木にある3階建てのマンションの
エントランスの壁を壊そうと計画。
新聞紙に香油をつけ火をつけて、床を焦がしました。



(゚Д゚≡゚Д゚)?


…え?


それだけ!?


「建造物損壊」っていうくらいだから、
「でっかいハンマーを持って壁を破壊」とか(←GTO第6話参照)
「車でわざと家に突っ込む」くらいやったのかと思ったら…



床を焦がしただけ?
いや、充分よくない事なんだけど…

燃えた面積は1.15㎡、40万9843円の被害でした。


さゆりの経歴です。
北区で生まれ、私立の高校を卒業後、パチンコ店や飲食店で働いていました。
現在は無職。
結婚はしていなくて、実母・兄と同居。前科前歴はなしです。

今のさゆりの姿を見れば、充分想像できる経歴でした(・∀・)


ここまでは普通…というか、特に変わったところはないのですが、
この被告人…かなり悲惨な生活環境でした(´・ω・)
その悲惨な境遇が、今回の犯行に繋がっています。 


まず、さゆり出産直後に両親が離婚。
義父とすぐに再婚しますが、義父の暴力で平成16年に離婚。
しかし、離婚後も義父は実母や被告人を執拗に追い回しました 。


怖~((;゚Д゚))ガクガクブルブル   


義父は母親の店の金を出資していたという理由で、
しょっちゅう店に顔を出していました。


そして追い詰められた母子は、
「義父から逃れる為には義父を殺すしかない」と包丁2本を用意しました。



((;゚Д゚))ガクガクブルブル   


なんとさゆりの母親は、去年の夏に殺人予備で逮捕されて
裁判を受け、執行猶予中で保護観察中の身でした。


母子とも情緒不安定になり更に追い詰められていきます…


ストレスが溜まり「他人の家に火をつけたりして困らせたい」と思い始めるさゆり。
ジッポオイル1本、カッターをコンビニで購入。
傷つける相手を探しながら六本木を歩きました。


傷つける相手を探して六本木を歩く!?

自分がもし事件当時、さゆりの近くにいたら…と思うと、サイコーに怖いです!!!


池袋の通り魔事件のような大惨事になったかもしれなかったんですね…

カッターを手にしながらも、マンションに積んである雑誌・新聞などを発見。
火をつけて、しばらく困ってる住民を見ていたら、
マンションの住民に119番に電話してと言われました。

放火したさゆり自ら、消防署に電話します。

かけつけた警察官に通報者として事情聴取を受けていた時、
不審点を追求され、罪を認めました。


なんで現場をすぐ立ち去らなかったんだろう…


捕まっちゃうかもって思わないのかなぁ(・ω・)

あ、でも放火する人が戻ってくるのと同じ心理で、
火をつけたらどんな風に騒がれてるか見届けたくなるのでしょうか…


あ、さゆりは困ってる住民を見たかったのか(・∀・) 

マンションのオーナーは、放火によって住民が不安になってしまったし、
発見が遅れてマンションが全部燃えてしまったら…と思うと
(絶対それはないと思うけど…)
絶対に許さない、厳しい処罰を…と言っています。


情状証人はさゆりのお母さんでした。


え?お母さん?大丈夫なの!?


弁護士→情状証人
「あなたは今、昨年7月の旦那さんの殺人予備で執行猶予中ですね?」
「ハイ」


「その時は、娘さんが情状証人で?」
「ハイ」


うわーお互いに情状証人と被告人やってんだ…
なんだか切ないです(´・ω・`)ショボーン
てか…20歳でお母さんの殺人予備の情状証人…orz

ちなみにこの弁護士は、お母さんの裁判で弁護人をしたそうです。


「証人と前夫の事がストレスになって今回の事件を起こしたのは…」
「(すかさず)知ってます」


「どうお考えですか?」
「………(沈黙)」


「前夫とはまだ完全に切れてないの?」
「…ハイ」



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



まだ切れてないの!?


「どうなってるんですか?」
「18年間一緒に生活していたのですが、その時から「金を返せ、今すぐ返せ」と言われまして…前回の11月の判決の裁判の後、千川(←前夫)から逃げる為に田舎に逃げたんですけど見つかりました。娘に聞いたみたいで…それは娘が何もしらなくて…」


「(証人の言葉を遮って)六本木や渋谷で売春まがいの事してたの知ってましたか?」
「………いえ」


「家出状態だったのは?」
「はい」


「被告人がリストカットしたり、マンションから飛び降りようとしたり不安定な時もあったでしょ?」
「ハイ」


リスカ!?飛び降り!?ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
完全に心病んでるじゃないですかー!



「逮捕時、妊娠してましたよね?」
「ハイ」



工エエェ工エエェ(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)ェエエ工ェエエ工




にっ妊娠!?妊娠までしてたの!?



「11月中旬に中絶手術したね?」
「ハイ」


うつむく被告人。
売春をしていて不特定の男とSEXをしていたので、
誰が父親かわからないそうです…ハァ


中絶費用は母親が払ったそうです。
母親は昼夜と、値段付けの仕事をしているそうです。



「被害者に弁償は?」
「……うぅ…(泣)」


「全くできてないんだね」
「ハイ」


「収入は?」
「まともに働けば30万~40万です」


「時給は?」
「昼は900円で夜は1000円以上です」


「家賃は?」
「9万です」


「弁償はできるの?」
「ハイッ」


「千川はこの事件を知っていますか?」
「知ってます」


「何で?」
「私が連絡しました」


「連絡したの!?」
「はい」


「何で?」
「原因が千川と私だと思ってますのでー」


「でも連れ子だから千川の子ではないよね?2人の子じゃないんだから、18年間お父さんお父さんと言ってたかもしんないけど。何で連絡したの?怨み言言いたかったの?」
「はじめは自分が悪いと思っていました。でも今は言わなければ良かったと思います…」


「まだ千川と金銭トラブルは残ってる?」
「ハイ」


「裁判官に直接お願いする事はありますか?」
「……うぅ(泣)被告人の全責任は私にあります。どうか寛大なご判決を…」



検察官→情状証人
「被告人がネットで殺人方法を調べたという事ですが、娘さんは当時20歳ですよねぇ?娘さんにそこまでさせて止めようとは思わなかったんですか?」
「いえ、逆に娘をここまで追い詰めたので、私が千川を殺さないと…やらないといけないと思いました…」


20歳のさゆりが殺人方法を考えて母親が実行…すさんでます!!
前夫・千川はそこまで追い詰めていたのをわかっているのでしょうか…
てか、何したんだろう…千川。


「千川とはどうするつもりですか」
「収入はどんなに頑張っても限度があるので、まず被害者の方に弁償、そして千川に返していくつもりです」



もう一人の検察官が質問しました。
「弁償、謝罪にはいってないんですか?」
「ハイ」


「弁護士頼んでるし、保釈請求してるし、お金あるんじゃない?」
「…いえ」


「千川に借りてないですか?」
「はい」


「千川に事件の話をしたら何て言ってましたか?」
「俺に原因があるのかな?と」


「それだけですか?」
「はい。裁判の日を聞かれたけど、嘘をつきました」


そりゃ言いたくないよなー…
でも今後も千川に会わなきゃいけないのに(金の事で)
違う日だってバレたら無駄にモメないか…?


弁護士が追加で質問しました。
「保釈請求は、被告人が妊娠してるからね?」
「はい」


「病気なら警察で保護されるけど、妊娠は無理だからでしょ?」
「はい」


ヘー(・ω・)
妊娠って結構辛そうだけど、確かに病気ではないもんなぁ…
女被告人って大変だなぁ…


上岡裁判官の質問になりました。
上岡さんは厳しい方なので、どんな質問が飛び出すかドキドキしました。


「被害弁償はいつするんですか?」
「いつか言わないといけないんですか?…今年中にお支払いする事はできません」


「保護観察所で千川と連絡するなって言われませんでした?」
「言われました」


「何で連絡したの?」
「憎んでいるからです」



…(゚Д゚)ハァ?


「だからするなって言われてるんでしょ?約束破ったの?」
「…ハイ、破ってます…」


「あなたの行動で周りを複雑にしてるんだから、憎んでるからって連絡するのは許されないんですよ」
と、冷静に言い放ちました。



確かにその通り!(σ・∀・)σ



…なんだけど。
女の憎しみは深いから抑えがきかないんじゃないんすか。
ここまで憎しんでいるのは、暴力だけじゃないんだろうなぁ…きっと。



さて被告人質問です。
弁護士→さゆり
「実際は放火事件だってわかってるね?」
「はい」


「カッターは本当に人を傷つけようと思って購入したんですか?」
「人を傷つけて自分も傷つけようと思いました」



破滅型…(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


「リストカット…?どういう事でやったの?」
「その頃は売春をしていたので、もうやらないという気持ちでやってました」


「…よくわからないんだけど。本当にそうなの?」
「リストカットの傷を見たら思い出すと思って~痛みも思い出して止めると思って~」


リストカットする子ってなんでそんな発想になっちゃうんだろう…
周りが何を言っても聞かないし。


「逮捕後、妊娠何ヶ月?」
「3ヶ月です」


「売春してたからお父さん誰かわかんないんだよね?」
「はい(キッパリ)」
 


そんなあっけらかんと…(´・ω・`)  


「中絶は悩んだけど、仕方なくって感じかな?」←軽っ!
「はい(キッパリ)」←軽っ!


「体調は?」
「あっ全然大丈夫です!」


「食事は?」
「しっかりとってます」


千川について
☆母親と連絡をとっていてもいつも教えてくれるわけじゃないから不安もあった。

☆頭の中では常に千川の存在があった。

☆お父さんという気持ちでいる。

☆暴力は母親にだけで、自分にはない。しかし、それを見ていて耐え難かった。


「今後自立したいとか考えてるんですか?」
「今まで飲食店は嫌だとか選んでいたけど、甘えてないで働いてお金を返していきたいと思ってます」


「キャバクラで働いてたんでしょ?飲食店と言ってもこれはよくないよね?わかってる?」
「わかってます」



…なんでよくないんだろ。
弁護士はキャバクラ好きが多いってよく聞くから内情でも知ってんのかな。


検察官→さゆり
「あなたにとってお母さんはどんな存在ですか?」
「かけがえのない大切な人です」


「あなたの行為によってそういう人をなくす可能性があったとわかりますか?」
「ハイ」



上岡裁判官からの質問。
「今回の現場、床がタイルなの知ってた?」
「ハイ」


「壁はどんなのだと思った?」
「コンクリート…」


「壁は燃えると思ってた?」
「いえ」


「燃えてる間は側にいたんですか?」
「はい」


「もし壁が燃えたらどうするつもりだったの?」
「その時の私だったらボーッとそのまま見てたと思います」


「こういうの、火を付けるの初めて?」
「ハイ」


「(火をつけて)心は落ち着いたりしましたか?」
「いえ」


「では、火をつけて落ち着くとかないのね」
「ハイ」


「もう二度とやらないね?」
「ハイ」



心なしか優しかったです…上岡裁判官(・∀・)



求刑は懲役2年と、ライター没収。


それと。
今まで聞いた事もない条件(?)をつけたされました。


「もし執行猶予なら、被告人の母は監督できないので、保護観察をつけるのが相当とします」


そっかぁ…確かに。
母親と千川は何だかんだで連絡取り合うんだろうし、
悪影響なままだなぁ…
だいたい、母親が保護観察中だし(ノД`)

母子で保護観察か?
なんだかなぁ…


被告人さゆりの最後の言葉は長い沈黙の後、


「今回の事件に関して私を助けようとしてくださる方々に…関わってくれた方々全てに感謝の気持ちを表現……(考えるさゆり)…感謝したいと思います」



さゆりなりに精一杯難しい言葉を使ったようです。



よくやった!

しかし上岡さんは、「はいっそれでいいですか?」と軽く流していました…




注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


刑務所に入りたくて万引きした病弱な男

昨日、大きい本棚を買いました。
これで思う存分、本を買えます♪


外国を旅して集めてきた絵本も飾れます(・∀・)ウヘヘ


一言も読めないけど、チェコとブルガリの絵本が一番好きです。
文字の配列が最高です☆

来年になったらロシアに行くので、またいい絵本を探してこようと思います。
来年は時間をかけて中米と南米もひと回りするつもりです。
ただ、中米と南米はスペイン語とポルトガル語しかないから
文字好きの私としてはテンション下がるなぁ…

まだ本棚には沢山スペースがあるので埋まるのが楽しみです♪



すみません、傍聴記を書きます。
早起きをして常習累窃盗を傍聴しました。


入ると裁判官、検察官、弁護士、事務官の全員がマスクをしていました。
「ん?結核かな?」と思いながら私もマスクをもらい装着。

今までにない強力なゴムに分厚いマスクです。
被告人はそんなに重病なのでしょうか…
あまりのマスクの頑丈さに不安になってきました…


でも傍聴人が私の他にもう1人しかいないから
出て行くわけにはいかないし…


しかも外の開廷表は裁判官が柴田さんになってたけど、
あの裁判官は菊地さんなんだけど…(・∀・)
(裁判が終わった後、事務官に確認したらやっぱり菊地さんでした)

真っ白な肌でガリガリの被告人が入ってきました。

黒っぽい微妙な色の上下スウェットを着ています。
目が虚ろで今にも死にそうな被告人ですが、
結構ハキハキ喋ってて健康そうな声でした。


昭和46年生まれの住所不定、無職。

高校中退後、トラックの運転手になり、現在無職だそうです。


結婚はしていなくて、前科5犯、前歴8回です。
体が弱くたって前科はハンパないです☆


今年の10/18に出所した被告人はサウナで宿泊し、
10/26に荷物がほとんど入っていないリュックを背負って
21時半頃、御徒町にある吉池というスーパー(地下1階)へ行きました。
そして左チャックを開けて、かごに商品を入れつつリュックにも入れて万引きをしていました。



かごに入れた商品だけを会計。
1階に上がりますが、警備員につけられている事に気がつき、また地下へ戻りました。
そして商品を投げ捨てながら逃走をはかりました。


体が弱いのに、結構暴れてますね(ノ∀`)

万引きした額は1690円でした(微妙~!)


常習累窃盗という事ですが最近の窃盗は…

☆H11.11.15 窃盗 懲役1年
☆H13.11.4 常習累窃盗 懲役2年6月
☆H16.2.16 常習累窃盗 懲役2年


かなり密に刑務所に入ってます。


早速、被告人質問です。
まずは弁護士から。

「吉池に入ったのは10/26の21時頃ですが、記憶ありますか?」
「ハイ」


「カプセルホテルから直接行ったんですか?」
「ハイ」


「どうして吉池にしたんですか?」
「えーっと食料品を買うという気持ちもありましたし~その前にも色々ありまして~えーっとまぁ、万引とかして捕まれば楽になれるかなーと思って万引しようとも思いました」


「調書には「食べ物を食べたくて」となってますけど?」
「捕まって楽になろうという気持ちが強かったです。警察には何度も何度も理由を聞かれましたが、「捕まって楽になりたかった」と何度も何度も言っても「じゃーなんで逃げたんだ」と言われて「食べ物を盗んだのは食べたくて」と書かれました。元々体調が悪いのに、全く休ませてもらえなかったので、ストレスと疲れでもう認めてしまいました」


「どんな病気?」
「摂食障害…食べられるけど、すぐ吐いてしまいます」


Σ(゚Д゚;)
摂食障害の被告人にマスクをする必要ってあるの…?


「出所した時はいくら持ってましたか?」
「3万3千円弱です」


「カプセルホテルは1泊いくらですか」
「3200円です」


「何で捕まりたかったんですか?」
「体の具合もどんどん悪くなってきましたし、このまま生活してもお金がなくなってくし、一度求人で探したんですけど………体が弱くてダメでーくじけて…フフフ。保護を求めに福祉事務所や保護観察所へ行ってみましたが、たらい回しにされたあげく、病気持ってる人は施設に入れませんと言われたのでヤケになったのもありました」


刑務所では栄養が入った液状のものと点滴と、精神安定剤や睡眠薬などのクスリも毎日支給されていました。
なので刑務所に入ったらまた治療が受けられると思ったみたいです。


こういう事を考えて法を犯す人に税金が…
なんかバカらしくなってきました。



でも、現実的には出所したばかりの人や、病気を持っている人は
本人が望んでもすぐ社会復帰できないんだもんなぁ…
そういう人に支えてくれる家族なり友人がいないのは
また更に更生の道を遠くしてる気がします。


「盗った事は悪いと反省してるのね?」
「ハイ」


「前科5犯だけどね、今後はどうするつもりですか」
「事情がどうあれ、盗んだ事は間違いないし、吉池の方に迷惑をかけてしまった事は申し訳ないです。今後どうするかですが…捕まったあと兄さんに連絡したんですが、「捕まったあとだからどうしようもできないけど、今度出てきた時は困ったら相談しにこい」と手紙がきたので、出所したら兄を訪ねて仕事を探したいです」


「今まで何度か裁判を受けて反省の弁を述べたと思いますが、今までお兄さんを頼った事は?」
「今まではありません」


「どうしてですか」
「家があるのが田舎なので、迷惑がかかるの
で…」


「お兄さんはあなたの逮捕後に離婚してお一人ですよね?」
「はい」


原因は…関係ないよね?お兄さん。


「今回は結局逃げてしまったけど、初めから兄を頼って恥や見栄を捨てていればこんな事になりませんでした…」
と最後に話していました…



検察官の番です。
「捕まりたかったのに、なぜ商品棚に隠れながら盗んだんですか」
「あのぉ、調書はそうなってるけどぉ~別にそこに置いてただけなのでー別に隠れてたわけじゃないですー」


「レジを通る時、一部だけ商品の代金を払ってるのはなぜ?」
「……(沈黙)まー(笑)とりあえず払っとこかなって思って」


「一部払っていれば捕まらないと思ったのでは?」
「もう警備員に捕まってるって意識があったので、それはないと思います」


「なぜ商品を投げたんですか?」
「いざとなったら怖くなってしまって…パニクッてそうやってしまったんだと思います」

「その商品に警備員が気をとられると思ったのではないんですか?」
「だからーそんなに逃げられる体力ないですから(笑)そう思ってないです」


商品を投げて暴れるのも、体力ないとできないと思いますが ヽ(・∀・ )ノ


「摂食障害はいつからですか」
「もう5~6年くらいですか」


「治療は受けてますか?」
「あのー結局、施設とかでも胃カメラとか飲むんですけど何もない、と。そうなると、心の問題になんです。カウンセリングも受けたんですが原因がわからないので、とりあえず刑務所で死なれたら困ると(笑)栄養を支給してもらえました」


自分の病状の事になるとベラベラとまぁ…饒舌です。
声そのものは健康そうだし…
都合が悪くなると、病気のせいになってる印象を受けました。


「刑務所では治療は?」
「精神科に行きましたが、原因がわからなかったです」


「自分で原因はわからないんですか?」
「……わかりません」



裁判官から質問です。
「5年前からよくなってるの?悪くなってるの?」
「まー吐くのは今も続いてるんです。刑務所でも液体でしたら少しずつなら問題ないです。植物人間に使う液体を飲んでいます。今は42~43kgしかないです」


確かにすっごいガリガリだけど…
植物人間が点滴するものを毎日飲んでるなんて…


「まー何とかこれで最後にしてね、刑務所と関係ない生活をしてね、うん…」
「はい、自分でもそう思ってます。次はすぐ兄のところに頼って寄り道せず、真っ直ぐ行きたいです」



出所後8日で窃盗をした被告人は、懲役3年6月を求刑されました。


弁護士が最後の最後に、

被告人の悲惨な生い立ちを話し出しました。
「父には愛情をかけてもらえず、被告人が16歳の頃、母親が自殺。この世にいない母を兄とずっと探すという事も…」



これも関係あるんじゃないの?摂食障害に…


これが心の闇になってるのでは…?



被告人最後の言葉です。
「まず体を治す事が先決ですので、出所後は兄を頼って体を治し、今後二度とこういう事をしないように、考えていきたいです」



いきなり福祉施設に入ろうとしないで、
お兄さんを頼って自分でなんとかしていこうとする姿勢はいいと思いました。


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです



ジャンキー放火女3~被告人質問~

今日で真由美の公判も3回目。


2006/10/12 初公判


2006/11/13 第2回(前)

2006/11/13 第2回(後)



なんと被告質問です!ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪


女の放火なのに、なぜかこの裁判はめったに込みません。
この日も5分前まで傍聴人はゼロ。
5分押しでスタートしましたが、傍聴人は4人でした。


今日の真由美は、黒いトレーナー、カーキのパンツで、
ピンクのチェックのタオルを握っていました。


弁護士から質問が始まりました。
「放火について、初公判に言ったこと覚えていますか?」
「当時私は、精神的に不安定で薬とお酒を飲んでしまい曖昧でした」


デター(・∀・)
超棒読み!!
真由美は、抑揚が全くない喋り方をします。
でも時折、可愛らしい声を使います(作戦…?)


「処方した薬を飲んだのはいつですか」
「午前0時前後です」


「何の薬ですか?」
「夕食後と寝る前に飲むの10錠と粉1袋…」


「何の効き目がありますか?」
「精神安定、副作用止め、睡眠薬…」


「酒を飲んだのは?」
「18時半から19時です」


「何をどのくらい飲みましたか?」
「いつも濃いめの焼酎水割り3杯くらい…」


「その後は?」
「午前1時過ぎにビール中ジョッキ1杯…」


「自分が火をつけたか覚えてまますか」
「覚えていません」


「最初に覚えているのは何ですか?」
「気が付いたら火がついていました」


「その時どんな体制でしたか?」
「しゃがんでいたと思います」


「Aさん(被害者)に何て言われましたか?」
「何やってるんだみたいな事を言われました」


「被害者はあなたがブツブツ言ったというのは?」
「覚えていません」


「ぼぅっと火を眺めていたのは?」
「覚えていません」


「トイレに行きたいと言ったのは?」
「覚えていません」


「火をつける前に覚えている事は?」
「犬をなでていました」


「あなたは火をつけたんですか?」
「状況から見るとそうなると思います」 ←いつもコレ。


「覚えてないんですか?」
「覚えてはいません」


「火のつけ方は?」
「覚えていません」


睡眠薬に覚せい剤やってたら記憶も飛んでるよなぁ~(ノД`)

「覚えてない」ばっかりで、全然話が進みません…つまらない…


「火をつける動機に覚えは?」
「ありません」


「記憶がないのになぜ調書ができあがったんですか?」
「取り調べの時、「目撃者がいるんだから犯人はオマエしかいない」とか、「ここに毛布があるからしゃがんでたんだろ」とか、図を書くとき指示されて「こうだろ、ああだろ」としつこく言われてサインしてしまいました」


泣き出す真由美。


最近こういう被告人が多いです。
執拗な取り調べでストレスがたまり、
楽になりたくてサインしたけど、事実は違う!みたいな。


冒頭陳述を聞いてると「強引なストーリーだなー」とか思うことあるけど、
そんなに検察官の好き放題やられてるのでしょうか…


「リストカットをし、病院へ行き、警察へ行きましたね?警察で何がありましたか?」
「身請け引受人に叔父が来ましたが、罵倒されました」


「それで?」
「先に帰ってしまったので、タクシーで一人で帰りました」


「それで?」
「薬を飲んでテレクラに電話をしました」


「それで?」
「男と会って、ビール1杯飲んで帰ってきて、犬の前にしゃがみました」


「何で火をつけたのかわかりますか?」←さっきも聞いただろ!
「わかりません」


「取り調べを受けた時は?」
「わかりません」


「あなたが110番して消防車を呼んだ事はありますか?」
「ハイ、1回だけ…」


「それはあなたが火をつけたんですか?」
「ハイ」


「それは記憶があるんですか?」
「………(長い沈黙)」


「調書では複数回となってますが、複数回火をつけたんですか?」
「つけていません」


「どうしてそうなったの?」
「それも刑事さんに疑われて…」


刑事に圧倒されちゃったみたいな感じでぇ~と、泣きながら答える真由美。
媚びてるようにしか見えないんですが…


「Iさん(テレクラで知り合った男、前回証人として出廷)の証言を聞いて、一言で表すとどう思いましたか」
「少し呆れました」


「どうして?」
「なんか…嘘ばっかり…だったから…」


え?嘘?(・∀・)


「特にどこですか」
「私はチンコロという言葉を知らなかったので…」



Σ(゚Д゚ノ)ノ


そこなんだw
他にも都合悪い事いっぱい言われてたと思うけど…w


「最初にIと会ったのはどこですか」
「自宅近くのファミマの近くです」


「Iをどう思いましたか?」
「異様に汗をかいていて、目が落ち着かなくて、おかしいなぁと思いました」


この場にいないのをいい事に言いたい放題です。
ホントに思ってたのかなぁ…


「前回法廷に来た時と様子は違いますか?」
「全く違いました。ロレツがまわってなかったです」


ちなみに、前回Iさんはハキハキ喋っていました。
舎弟みたいな体育会系の喋り方で。


「Iさんは、何でそんな様子だと思いましたか」
「何か薬物をやってるのかなぁ、と思いました」


そんなテレクラとはいえ、会ってすぐの人間にそう思うか…?
ウソ臭い証言です。


「何か言いましたか?」
「何かやってるの?」


「それで?」
「「やってない」と言いましたが、何度も聞いていたらそのうちクスリと注射器を出してきました」


クスリと注射器を見せられても、別れる事なくコンビニに入る2人。


「何でクスリを持ってる人と別れないでコンビニに行ったんですか?」
「見た目はそんな怖そうな人じゃなかったし、子供がいるって言ってたし~一緒にやるって言わないと思ったので…」


てか、子供がいる家にそんな人間を家に入れるなんてどうかしてるよ!
真由美はその事に気がつかないのでしょうか…(ノД`)
どんだけ寂しいんだyo!!


「何でIに執行猶予中だって言ったんですか」
「執行猶予中で子供もいるので、もう二度とバカな…同じようなクスリを使う気はないと伝えたかったんです…」



【真由美が話す家の中での出来事】

真由美の家で酒を飲み、談笑。

Iはとにくかく早く覚せい剤をやりたいと言う。

流しにあるコップに水を入れて覚せい剤を入れ、自分で注射。

注射器をコップの中で洗って、もう一回作り始める。



前回Iさんが証言したものと大分違います。


「(再び作ったのは)どうしてかと思いましたか?」
「もう一回やるのかと思いました」


「自分の分とは思わなかったんですか」
「思わなかったです」


「どうしてですか?」
「自分はやらないと伝えたつもりだったし…」


「Iさんは、その覚せい剤をどうしたんですか」
「私の腕にバンダナを巻いて私の腕に打ちました」


「抵抗はしなかったんですか」
「バンダナを見た時「やめて」と手を引っ込めました。でも注射器を見た時怖くなって抵抗できなくなりました」


「何が怖くなったんですか?」
「覚せい剤をやる事が…」


「覚せい剤を打たれてもいいやと思ったんじゃないんですか」
「違います」


「どうしてそう思ったの?」
「私は17歳の時、1ヶ月くらい覚せい剤を使用していて、その際止める時に禁断症状で、冷や汗や、何か食べたら吐いたり、誰かに襲われる気がして、またそうなるのが嫌だったので…グスン」


ものすっごい棒読みでした…
弁護士と練習したのかな…(゚ Д゚;)


「17歳の時やって自分でやめて、そのあと使用した事は?」
「一度もありません」←まだ棒読み


「Iさんは覚せい剤をした後、ずっと家にいましたか?」
「ちょっとして帰りました」


「そのあとあなたは?」
「すぐ110番しました」


「警察には?」
「行きました」


「尿検査は?」
「しました」


「何でそんな事をしたんですか」
「怖かったから…逮捕は覚悟の上でした。でもその時の状況が怖くて…」


「Iさんが逮捕されたのはなぜですか」
「私が110番して薬物担当の人とやりとりして家に張り込んでもらっていたからです」


本日3回目の棒読み!(σ・∀・)σ


「逮捕に協力したという事ですね?(なぜかキメ顔の弁護士)」
「ハイ」


「なぜIさんはウソをついたと思いますか」
「どうして…?自分にフリになるからだと思います」←意味不明。


「ん?自分にフリになるから…?」
「あっえっと…」←焦る真由美


「あなたが110番して逮捕されたからでは?」←フォロー
「あ、はい」


「被害者に対してはどう思ってますか」
「Aさんに対しては、大惨事に至らなくてよかったと思います。ただ精神的に与えてしまったダメージは耐え難いものだと思うし、一生かけて償いたいと思います」


今まで放火したのはAさんの犬小屋だけじゃないけど、
今まで火をつけて被害を出した全ての人にそう思ってるのかなぁ…


「Aさんに対してはどうするつもりですか」
「生活保護を受けてる身なので、大した事はできないのですが、犬小屋がすすけてしまったので、せめてそれだけでもと思い、お金を送ろうとしました」


「どうなりましたか?」
「断られました」


「Iさんは覚せい剤で処罰されていませんが、あなたはされる事についてどう思いますか?」
「ちょっと腑に落ちない部分がありますが…薬物を持っている人を家に入れてしまったのは自分にも非があるので仕方ないと思います」


「薬物に関してはどう思いますか?」
「もう絶対に本当にそういった友達と縁を切ろうと思います」


3年の執行猶予を受けて1年しか経ってないのに今更w


「友達のを預かっただけでも、無理やり体に打たれても裁判になる事はわかりましたか?」
「はい」


「裁判には一回も家族が来てないけど、どう思いますか」
「私がした事は許されない事なので…精神病院に通ってる時もずっと助けてくれたのに、差し伸べてくれた手を撥ね退けてしまったからだと思います」


自分の娘の不祥事なんだからやっぱり見るべきだと思うんですけど…
家族は真由美が再犯しない為にも真由美の姿を見るべきじゃないスかね。


旦那もいないわけだし。
一緒に暮らしてた子供が可哀想…


「接見には?」
「きていません」


手紙のやりとりは最近してくれるようになったそうです。


「手紙を読んで今後どうしようと思いましたか?」
「毎日反省していて、刑務所に行って刑を服して1日でも早く子供と暮らしてクスリにも…病院で処方されている薬にも酒にも頼らず、社会に復帰できるように…グスン」


「子供に対してどう思いますか」
「うぅぅぅぅぅ…グスン、申し訳ない、申し訳ないと思っています…グスン」


「叔父さんに対しては?」
「病気になった時から叔父は優しくしてくれました。それを裏切ってしまって申し訳なく思っています」


「もう二度と、クスリを使わないと誓えますね?」
「はい」



検察官の質問になりました。
この検察官は質問がイマイチだな~と思う事が多々あります…

「やらないと伝えたつもりだった、というのは他に何か言ったんですか」
「すみません、ちょっと考えさせてください…」


………沈黙。


「2人で歩いてる時に「もし使って捕まったら危ないから使うのは止めよう」みたいな話をしたと思います」



検察官、表情を変えず覚めた目で真由美を見ます。
うわぁ~あの目、絶対信用してないよ~(ノд`)


「Iさんが「早く覚せい剤をやりたい」と言った時に何か言いましたか?」
「もし使いたいなら子供に見つからないように勝手にやってくれと言いました」


「嫌な思い出だとか、禁断症状の事を言えばよかったんじゃないですか」
「そんな話になる前にIは打ち始めたので、そんな暇はなかったです…」


「(注射器を)さされる前に腕を動かす事はできなかったんですか?」
「手をしっかり握られていたので、できませんでした」


「Iにクスリをもらったんですか?」
「もらったというか、置いていきました」


Iは盗まれたともって言ってなかったっけ。



「質問を変えます。その次にまた会ってますが、あなたが誘ったんですか?」
「………」


「では警察にその日、Iと会うと伝えましたか?」
「覚えてないです」


あれ?


「17日は?」
「覚えてないです」


あれれ?警察に言ってないんじゃ…


「18日は?」
「これから渋谷でクスリを買ってから行くと言われました」


「それに対して?」
「わかったと言いました」


「何でですか」
「それは警察に「今後Iがクスリを持って家に来る時は捕まえてやるから、その時はOKして呼んで」と言われていたからです」


「でも16日は連絡しなかった?」
「………」


「さっきIは不利になるからあんな証言をしたと言ってますが、どのように不利になるんですか」
「私に対しての…まぁ今となっては証拠は出てきてないけど…」


「被害者は前回の証言でウソを言ってると思いますか?」
「Aさんは、Aさんの記憶にある事を話してくださったんではないかと思います」


なんかシコリのある言い方だな…


「ではウソはついてない?」
「いや、でもわからない部分もありました」


「わからない部分というのはどこですか?」
「例えば私が「おしっこに行きたい」と言った事や、火をボゥ~っと眺めていたという事です」


そんなトコかyo( ゚Д゚)


「それはあなたが覚えてない部分では?」←私もそう思います。
「はい」


「なぜあなたが覚えていない部分について疑問に思うんですか?」
「ハイ?」


「記憶にないのなら特に疑問に思う事はないのではないんですか?」
「はい」←えぇえええ!解決…?


「では被害者の言う事は本当で、反論はないんですね?」
「覚えていない事は覚えていないので~グスン」


「被害者に対して感謝してるってどういう意味ですか」
「え~だってそれは当然じゃないですか?だってこんな…こんな一歩間違えていたら全ぶ燃えていたかもしれないと言ってたし、私の顔なんか見たくないと思うし、こんな裁判官が3人もいて、大きな法廷で知らない人に見られるのって(一応、傍聴人の事気にしてたんだー)すごく嫌だし、プレッシャーだったと思います…それにお仕事もあるのに…わざわざ来ていただいて感謝しています」



よくわかんないっす!(>_<)



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



赤いメッシュ、エクステ以下略、ガングロギャルを裁いて力尽きた村上さん

続きです。


被告人質問です。
カポッカポッと靴を鳴らして梓が証言台に立ちました。


弁護士から質問が始まります。

「仕事ですが、前は何をしてたんですか?」
「キャバクラなどで働いていました」


かなり舌っ足らずな喋り方です。
まぁ今時と言っちゃ今時の喋り方かもしれないけど…
(心の中でギャルを意識して梓の台詞を読んでください)


「覚せい剤の使用歴は?」
「今年の1月に初めて使ったので約1年です」


「何使ったの?」
「MDMA、覚せい剤…」


「どこで買ったの?」
「センター街です」


「大麻は?」
「友達にもらいました」


「どんな気持ちになりましたか?」
「やった時は気持ちよかったけど、自分は絶対手を出さないと思っていたのでやってしまって後悔しました」


「鑑別所出て使ったのはいつですか?」
「つい最近です。1ヶ月くらいして…」


「覚せい剤は誰から入手したんですか?」
「Kという人物です」


「どういう経緯ですか?」
「Kからお金を借りてて、最初は金貸してやってんだからと無理やりMDMAとか売らされていて、それで利益を…」


「何をもらったんですか?」
「それが初めて使った9/16の覚せい剤です」


「何で売るのはヤダとハッキリ言えなかったんですか?」
「お金借りてたので嫌とは言えなくて…あと元々断れな性格なので…」


「Kはどんな人物なの?」
「酷い人間です」


…(・ω・)それだけ?


「…どんな?」
「とりあえず~冷たい人間です…」


全然伝わってこないんですが…
もう少しうまく説明できないんすか(・ω・)


「断るとどうなるんですか?」
「Kが言うには、ヤクザと絡みがあると脅されました。殺されるんじゃないかと思いました」


「なぜそんなに怖い人なのに、携帯番号とか警察に言ったんですか?」
「私はすごい騙されてたんでぇ~世の中にそういう人っていらないじゃないですかぁ~(←いらないって…w)だから反省してもらいたくて言いました。正直、今も探されてます。でも自分は後悔していないです」


KだかKのバックにいるヤクザに探されてるそうです。
梓は誇らしげに言ってますが…
でもずーっと実家にいるなら本気で探されたら速攻バレると思いますが(・∀・)


実家、バレエ教室だし。
そんなに見つからないもんなのか?
本当に探されてるの…?


「ご両親にはどんな気持ちですか?」
「親に迷惑をかけまくってるんでぇ~お詫びしたい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです」


本当に迷惑かけまくったんだろうなぁ…(´・ω・`)


「今後はどうするつもり?」
「とりあえずぅ~(泣)薬物と縁を切って新しい環境でぇ…」


「新しい環境でどうするんですか?」
「保釈中にネットとか友人のコネでアパレル関係について調べていたので…履歴書も5通くらい送ってます」


「また使いそうになったら私が管理しているダルク(←えー!!)の施設に入る覚悟はありますね?」
「ハイ」


えー!
あの弁護士さん、ダルクの関係者だったの!?
覚せい剤裁判を傍聴するとしょっちゅう出てくる団体、ダルク…
初めて聞いたのはドリカムの西川裁判だけど、
あの時はラルクって聞こえて混乱しました(ノ∀`)エヘ


「裁判長にお願いがあれば…」
「違法な薬物をやってしまった事は本当に反省していて、処分を受けなければならないのですが、今後は本気でやり直していきたいのでどうかご寛大な判決をお願いします…グスン」


おぉ~立派な事言えるじゃないの!
口先だけでもよく言えたなぁ~(゚∀゚)
遅刻する程やった弁護士との打ち合わせのおかげか?
(弁護士と梓はこの日、10分程遅刻してきました)


新米検察官の番です。
「粉末状の薬(←医師に処方されたもの)をビニル袋に入れて持ち歩いてましたけど、何でですか?」
「飲みきれないのでパケに入れてました」


「たまに効果を上げる為に睡眠薬を飲む人がいますが、そうではないんですか?」
「あーそういうのもあるみたいですけどぉ、私は違います」


「なぜKに借金したんですか?」
「色んな人にお金貸してる人でぇ~お金に困ってたので借りちゃいました…」


「お金に困ってたというのはクスリでなくて?」
「いえ、携帯の支払いです」



一体携帯にいくら使ったんだよ…((;゚Д゚))ガクガクブルブル   


「Kが覚せい剤を使っていたのはその時点で知らなかったんですか?」
「知らないです」


「さっき泣いて反省してると言っていましたが、初めて使った時も、家裁の時も反省してますよね?なのにKに近づいたりして…またやってしまうのではないですか?」


これは過ちを繰り返す被告人がよく聞かれる質問です。
大抵、年老いた両親や子供を出して
環境が変わった事を引き出してもうやらないと訴えますが
ガングロ梓はどう乗り切るのでしょうか…ワクワク



「成人して気持ちが変わりました」




ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



「成人したから絶対やめる」って全然説得力ないしw
「覚せい剤やっちゃうと人間壊れちゃうし~」と続けて言いました…


「今、体調は?」
「木曜くらいから熱が出て~」


「いえ、覚せい剤で…」
「あっ元々依存してなかったのでぇ~問題ないです」


質問がぼやけてるのか、うまく進行できない女検察官…



そんな新米ぶりに頑張れ~と応援しつつ、心の奥底で
「メンチに変わってくれないかなぁ~」と思ってしまいました。
何回も傍聴して渡辺さんが一番好きな検察官になっていたので、
前線にいないととても寂しいです。
ちなみに書記官は神田さんが好きです。


村上さんの質問が始まりました。
「サラ金に150万間違いない?」
「ハイ」


「何に使う金だったんですか」
「最初はショッピングで軽い気持ちで…それがKに脅し取られててぇ…」


「何を脅し取られてたの?」
「Kのものを失くして50万罰金とかぁ…寝てる間に15万盗られたり…」


「保護観察が決まった時どう思いましたか」
「さっき(村上さんに)言われた通りぃ~「ヤッター出られた~」って浮かれててちゃんと反省しきれてなかったです…」


「ヤッター得したー!少年院に入らなくてすんだー!って思ったの?」
「ハイ」



村上さんがいきなりガッツポーズをしたのでびっくりしました…
熱が入ってるなぁ(*´ω`)


「今回しっかりクスリと切る為にどうするんだ?」
「友達と縁を切ろうと思うしぃークラブに行くのもやめます。今は保護観察の方と連絡とってぇ~」


「ん?そりゃそーだ。まだ保護観察中だもんな(笑)」
と、笑顔の村上さん。


「鑑別所で失敗したんだから刑務所入っちゃえばいいのにって言われないのか?」←酷いなw
「…ハイ」


「君はさっきから何度も言ってるけど…「考えが変わった」って言うけど、それは何ですか?」
「今まで付き合ってた友達が悪かったんだって」



「(すかさず)友達じゃなくて自分も悪かったんだろ?」
私も心の中で村上さんと同時に突っ込んでました(ノ∀`)



「あっ自分も友達も」と軽く自分を付け足す梓。


「そうだよ。君も、友達もね」と、納得顔の村上さん。


「友達の異常さがわかりました。それに自分もそういうのだったと(同じだと)気がつきました。ほんっと普通の人になりたいです。今は昼間働いてる人を見て「素晴らしいなー」と思って…グスン」

と青春ドラマのセリフのように喋る梓に、


「それが普通なんだよ?(笑)」と首を傾げて笑う村上さん。


梓「あっ、えっと、やっと気づいたっていうかぁ~」
村「あ、そーか」


梓は「もう絶対やらない自信があります」と力強く訴えていました。


鑑別所出てわずか半年の犯行だったんだけどね…



求刑は懲役1年6月、覚せい剤と大麻没収。


終了予定時刻、30分オーバーしています…
トイレに行きたいよぅ…orz
最後の言葉を述べさせる為に、梓を証言台に呼びました。


カポッカポッと靴音を鳴らして証言台へ。


村上さんが我慢できずに言いました。
「騒がしい靴だねー。普通の大人はこういう場に来るのに、そういう格好はしないんだよ、普通の大人は」


やっぱり村上さんなら、注意しないと(・∀・)スッキリ☆



さて、梓の最後の言葉です。
「さっき検察官さんがおっしゃってたぁ再犯っていうのはぁ~ほんっと有り得ないって誓えるのでぇ。もう見たくもないしやりたくもないし、関わりたくないしぃ~体も壊れたしぃ~うつ病にもなったしぃ~やりたくないしぃ~……ごめんなさい」


「しぃ~」がいつまで続くのかと思ったw


村「今、病院はちゃんと行ってるの?」
梓「よくなりました、不眠症も治りました」



「では判決は…20分後でよろしいかな?」



(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!! 




今日判決出すの!?
もう50分オーバーしてますが…(汗)


結局、判決は10分後になりました。


大急ぎでトイレにかけこむと、梓と母親がいました。
「だからその靴止めなさいって言ったじゃない!!」と母親に怒られていました。
梓はふてくされた顔で髪をいじっていました。
靴もだけど、その真っ黒の長い爪も赤い髪の毛やエクステも
どうかと思うよ…お母さん。



いよいよ判決です。


傍聴人はこの休憩の間にほとんど帰っていました。

判決、懲役1年6月、執行猶予4年、覚せい剤と大麻は没収。



………(・ω・)


ん?


梓?動いてないけど聞いてた…?

あまりに動かない梓に村上さんが声をかけました。


「わかりましたか?」
「…え?あっとりあえずクスリは没収って事ですよね?」



( ゚д゚)


(つд⊂)ゴシゴシ


(;゚д゚)


(つд⊂)ゴシゴシ


  _, ._
(;゚ Д゚) は?クスリ?



何を言ってるの!?
人の話、ちゃんと聞いてるのか…?
お父さん…これで本当に緊張してるの?


「クスリはどうでもいいんだよ(←よくはないでしょw)!刑務所に入りたいのか?」
「あ、いえ。ありがとうございます」


軽っ!
あんたもう少し自分の判決の事考えないの!?


村上さんが苦笑いで執行猶予にした理由を述べました。
「今回はねー経緯は置いておいて、どっちみちクスリに関わってるし使用したよね?」
「はい(即答)」


「悪い事をしたんだから、本当は刑務所に入ってもらってもいいんだよ。でもまだ20歳になってどのくらいだ?」
「4ヶ月(即答)」


村上さんは別に梓に聞いてるわけじゃないんだけどなぁ…


質問してるわけじゃないのに答えたり、相槌打ったりして
村上さんの話を折っています…

スムーズにいかなくて疲れる裁判です…


まともな大人になりたいなら気がついて…梓。

人の話を最後まで聞いて…梓。


「あ…うん、4ヶ月と数日でしょ?やっと20歳になったばっかりだしね、すぐ刑務所に入れるのはちょっと可哀想かなと。そういう事だ」
「はい」


「父さんや母さんも心配してるしね(←デター☆)、いきなり刑務所に入ったら大変だからね」

いちいち言葉を挟む梓を無視して村上さんは続けます。


「でもね、大体大人は反省しても忘れちゃうんだ。それで…」
「(言葉を遮って)忘れそうになったらO先生(保護観察士)を頼りにします」



だーかーらー!


口を挟むなー!!!!!ヽ(`Д´)ノ ゴラァァ



「ダメダメダメ!(笑)すぐ人を頼っちゃダメなんだよ」
「(言葉を遮って)あっじゃあ自分で、ハイ」


なんか不良が学校の先生に怒られてるみたいだなー…
ここは裁判所なんだけど…



「仏の顔も何度までか知ってる?」
「3度…」


「うん、そうだ。でも3度は普通はないんだ。仏さんは立派だけど、普通はそうはいかないんだよ?2度までだ」


またしても口を挟もうとした梓にいい加減、弁護士が叱責しました。


「あのねぇ、裁判長の話を最後まで聞いてから喋りなさい!」



先生…もっと早く怒ってよ…_| ̄|○


裁判が終わり、村上さんが心底疲れた感じで笑いながら



「まー君を裁判して疲れたよー(笑)私みたいな年寄りは心配で仕方ないよ、君みたいな若い子ばっかりが世の中にいるとね(笑)」



私もとても疲れる裁判でぐったりしました…(´Д`;)
気がつけばもう17時過ぎてるし…


梓はあっけらかんとしていました。



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



赤いメッシュ、エクステ、真っ黒のつけ爪、鼻ピアスのガングロギャルを裁いて力尽きた村上さん

タイトル長くてすみません…


史上最強の被告人でした…とにかく疲れた…
裁判は予定より1時間半押して17時過ぎに終わりました…_| ̄|○


村上さんだけじゃなく、傍聴人も疲れる裁判でした。


被告人、梓(仮名)は東京生まれ東京育ちの20歳。
罪状は、覚せい剤と大麻の取締法違反。


ど派手な女被告人が法廷に入ってきました。
傍聴席から入ってきたので保釈中です。


真っ黒に日焼けした肌に鼻ピアス。
髪の毛はアッシュ系の赤にメッシュが入ってます。
腰まであるボサボサのエクステでした。
HYSTERI GLAMOURのロゴが入ったピッタピタのニットに細身のデニムパンツ。


ガリガリに痩せていて真っ黒なつけ爪が魔女のようでした。


靴のサイズが合ってないのか、ヒールが高すぎるのか…
歩く時、姿勢がちょっとおかしいです。


そして歩く度にカポッカポッという音が法廷に響いていました…(;゚д゚)



村上さんの目が光ります。

いつもの女検察官の弟子(のようにいつも横に座っていた)が
起訴状を読み上げていました。


どうやら彼女がこの裁判を担当するようです。
いよいよ独り立ち…?


梓の経歴です。
東京(ずっと西の方)で生まれ、私立高校を卒業後は、風俗店や飲食店を転々としていました。
前歴が少年時に3回あります(全て覚せい剤)


梓は逮捕前日、歌舞伎町のカラオケ店内で
覚せい剤を過熱気化し使用していました。


次の日、「落し物が届いてないですか?」と池袋警察署を訪ねた梓。
挙動がおかしく呂律が回ってないので、怪しんだ警察官が
「所持品を見せてください」「クスリやってるんじゃないの?」などと聞くと、
「今はやってないですよ」とバッグを見せました(今はって…w)


梓の名前を調べてみると、薬物の前科がある事がわかったので
「薬物を使ってないなら尿検査をして」と言うと、
「いいですよ」とすんなりOKしました。


女警察官が被告人の体を調べてみたら、
短パンが明らかに不自然に膨らんでいたので見てみると
ビキニのパンツから覚せい剤(0.221g、0.09g、0.015g)と
大麻(0.144g)が出てきました。


パンツに覚せい剤………って勝新太郎!!(σ・∀・)σ



そして現行犯逮捕、後日の尿検査で反応が出ました。


(;゚ Д゚)………。


ナニこの逮捕までの流れ…
自ら警察署に行って捕まるなんて…まぬけすぎるよ!!


何で警察署に行くのに覚せい剤とか持って行ったんだろう…


父親の供述。
「高校までは普通の子だった。娘は高校2年から、いわゆるガングロというメイクをするようになり、夜遊びするようになった。そして週1でしか家に帰ってこなくなってしまった。昨年の暮れから話しかけても呂律が回らなかった」


ガングロ…懐かしい!
でも梓を見ると…今でもまだ黒い!
スッピン?だからか、眉毛がないです。


梓の供述。
「16歳の頃から友達に誘われクラブに行くようになった。クラブではクスリをやってる人が多かったけど、自分はやらなかった。当時つきあってた男にフラれてムシャクシャしてて、クスリをやったら嫌な事を忘れられると思い、クスリをやろうと思った。センター街で外人からMDMAと覚せい剤を買った。使ってる時は気分が良かったが、終わったらとても後悔した。平均して週1回会う男、Kから受け取ったクスリをクラブで売っていた。お礼にもらった事もあった。所持していたクスリはKからもらったり預かった物である」


検察官が覚せい剤と大麻を持って梓に示しました。
「これはあなたの物ですか?」
「預かったものです(←強調して)」


「もういりませんね」
「ハイ、もう見たくもないです」



呂律が回ってなくて警察官が気がついたみたいですが、
梓はクスリを使用してなくても舌っ足らずな喋り方のようです…
あ…今時の喋り方なのかなぁ?


確認が終わると、カポッカポッという足音をさせながら席に戻りました。



情状証人で父親の登場です。


「娘さんの為ですからね、立ったままで答えてもらいましょう」
と、お決まりの台詞で証人を立たせたまま質問が始まりました。


弁護士からです。
「まず家族構成は?」
「父母娘の3人です」


「お父様のお仕事は?」
「舞踊家です」


「ダンスですか」
「そうですね、バレエです」


バレエ!?スゲー☆
そういえば立ち姿がお美しい…発声もいい(←関係ない?)

情状証人で来た父親が舞踊家って初めて聞いたなぁ…


父親はバレエ教室を3つ程持っているらしく、
教室の講師だけでなく事務関係の仕事もこなしてるみたいです。
そして年に何回か振り付けの仕事もしているようです。
母親も月曜と木曜以外は、14時~22時まで生徒の指導。

バレエダンサーの両親です!素晴らしい。


「被告人は生まれた時からそういう生活を見て育ったんですか」
「はい」


「被告人の性格は父親から見てどのように感じますか?」
「人が良く、気が小さい、物事を信じやすい、自己中心的な部分がある、現状認識というのかなぁ…それに対して甘さがありますね」


「覚せい剤を知ったのはいつですか?」
「今年の1月頃です」


「3月に覚せい剤とMDMAで捕まって家裁で審判を受けましたね?」
「ハイ」


「被告人をどのように監督していましたか?」
「部屋を掃除した時もモノを観察したり、友人関係まで細かく観察したり、なるべくこっちから声をかけるようにしていました」


「また使っているのを知っていましたか?」
「いえ、知りませんでした」


「今後、被告人が社会復帰したらどう接しますか?」
「これからは社会人間(←何?それ)になるように、人との関係を認識するように、昔の友人とは縁を切ってると申してますので、今まで以上に本人と接触して一緒にいるように努力するつもりです!」


お父さん、堂々としています。

「最近の過程について…保釈中の身ですが生活状況・観察などどうしてるのか、具体的に述べてください」
「最近は自分の将来に不安を感じたらしく求人情報を見たり、履歴書を書いたりしています。履歴書はまだ出してないと思いますが…反省して就職口を探しています」


「被告人は夜遊びが凄かったりでしたが、ちゃんと話し合えてるの?」
「今は本人に朝起きるように声をかけてるし、本人は昼間の仕事を探しています」


検察官の番です。
「昨年の12月からおかしかったというのは具体的にどういう風におかしかったんですか?」
「本人は鬱病で薬を飲んでいたので睡眠薬の飲み過ぎかな~と思ってました」


「睡眠薬はいつから飲んでいたんですか?」
「去年の秋頃です」


「1月に気づいた時、具体的に「覚せい剤」などと問いただしましたか?」
「ハイ」


「被告人は何て?」
「やってないと」


「それを信じたんですか?」
「半信半疑でした。しかし母親に聞いてもそういう物は出てこないし…逮捕までは知りませんでした」


「鑑別所を出た後、何度も使用してたけど気がつかなかったと言うことですか?」
「はい」


「前回使った時の仲間の名前はわかりますか?」
「いえ、今は…」


「それだと防げないのではないんですか?」
「家には控えてあります。今まで家に電話がきた事はないし、個人に電話がきてたので…ただ携帯の中身は見るわけにいきませんから…カバンの中を勝手に見るわけにもいかないですし…」


村上さんの質問になりました。


「家裁の処分は?」
「保護観察です」


「名前は?」
「○○さんです」


「会ったことは?」
「あります」


「どうやったら前回の覚せい剤から立ち直れるか、具体的になんて言われました?」
「保護観察期間に関しては、時々電話しろと本人に言っても電話しなかったり…(苦笑)」


「真剣ではなかったんだね?」
「ハイ…」


「家裁の処分は何ら結果を示さない、という事ですか?」
村上さんの顔が厳しくなります。


「はい…そういう事ですかね…」

と、力無く答える父親。



「娘さん次第なんだよ、わかってますかね」
「…はい」


「さぁそこで次の問題ですがね(←この切り返し方、好きです)被告人に氏名や生年月日を聞きましたが、普段あんな喋り方?緊張してるの?」
「…え?多分…緊張してるんだと思います」


「病状でじゃなくて?」
「緊張です」


村上さんもあの喋り方気になってたんだ~( ´_ゝ`)


「さぁ次の問題です(←また出た~☆)サラ金で借金したの知ってる?」
「はい」


「これはもう解決したの?」
「はい、貯金もありましたし」


「えっ!?そんなにあったんですか!?」
「あっ大学に行く為の…私の貯金です」


「あーそうかそうか(笑)」
ビックリしちゃった村上さんも納得して笑ってます。


「その中でしか払わないと言いました」
なんか…梓パパって凄いまじめな人だなーと思いました。



「保釈金はお父さんが払ったの?」 ←村上さんこの質問好きです。
「立て替えです(きっぱり)」


「えっこれは立て替え?」
「はい、成人なので」


「私にも似たような年の息子を持ってますからわかりますが、保釈したりしないでしっかり反省させるという考えもあると思いますがね。私はそういう考えですがね、お父さんはどんなお考えですか」
「まー私の方にも問題があったと思いますので、これを機に考え直して欲しいと思います」


納得しない顔の村上さんに、「娘は体調が悪くなっていったので…」「元々片耳が悪いのですが、いい方の耳が痛いと言うので…」
などと説明していました。


「まー父親も辛いですよね」
アハハと笑って村上さんの質問は終わりました。



~続く~

被告人名がダブル秀人(しかも連続~)

昨日の続きです。


午前はダブル鈴木を連続で傍聴しましたが、
午後はダブル秀人を連続で傍聴しました( ´∀`)


体の芯から冷える冷たいイスの801号法廷とは違い、
細野裁判官でおなじみの402号法廷と同じピンクのフカフカのイスです♪
431号法廷万歳☆


最初の秀人被告人は窃盗の判決でした。
白いニットを着てジーパンを穿いた白髪混じりの秀人被告人が
青い腰ひもに結ばれて入ってきました。


なぜか弁護士が3人…( ゚Д゚)ヒョエー


いきなり判決が言い渡されました。

「判決、懲役3年」
未決勾留20日を参入との事でした。


なんとこの秀人被告人は病院の薬剤師で、昨年の4/20~12/12の間、27回に渡って勤務先の病院の風邪薬などの医薬品281点、時価1167万6千円を摂取していました。

長期間に渡って実質横領のような事をして、
ネットで知り合った人に送って料金を振り込ませていたそうです。


あ!この事件知ってる!!
確か病院の職員が製薬会社の社員から大量発注に対するお礼を言った事で発覚したとか…
有名事件だから弁護士が3人もいたのかなぁ…


それにしても…
1167万!?( ゚Д゚)ヒョエー
ものすっごい横領の額だなー
一体何に使ったんだろ。


罪となったところは
☆数が多い
☆被害額も多い
☆示談はしていない

☆病院に信頼されたのにこのような犯行に及んだ事


「前科前歴がない、小5の子供が帰りを待っているという事を考慮しても罪は大きい」
川口裁判官、かなり小さい(すぎる)声でバッサリいってます。


前科前歴がなくとも、実刑でした。


「あなたの生活全般に問題があったんじゃないかと思います。出所した時は問題を起こさないように」
という川口裁判官の言葉で裁判は終わりました。


扉の開け閉め、足音がうるさい人がいるなーと思ったら
次の裁判の弁護士でした(・ω・) 



休む間もなく、次の裁判が始まりました。


今度の秀人被告人は、常習累窃盗です。
チェックの赤いシャツに色あせたジーパンを穿いていました。


頭は若干禿ています。


「生年月日は?」
「昭和60年6月4日…」



(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!! 


どう見ても40代なんですが(滝汗)

川口裁判官も同じく60年と聞こえたのか、「昭和?」と聞き返していましたw


結局、この秀人被告人は40年生まれの41歳でした。
あれ?さっきの秀人被告人と同い年だ!スゲー☆


現在は住所不定の無職です。


最近の逮捕歴。
★平成5年 渋谷 窃盗 懲役2年
★平成9年 千葉 住居侵入、詐欺、窃盗 懲役4年
★平成14年 千葉 常習累窃盗、有印偽造、覚せい剤 懲役4年6月 


そして。
平成18年8月3日5:30am、千葉市内のアパート1階の部屋に侵入。
液晶テレビ時価44100円(←安っ!)とPS2とソフトを盗みました。


更に。
平成18年8月17日8:30am、市川市内のアパート1階の部屋に侵入。
ノートパソコンとDVDレコーダー、時価21万円相当を盗みました。


こっちの秀人は、バツ3で子供が3人います。
同科5犯に前歴1回、仮釈放中の身でした。

盗んだ商品はその日の内に店へ売りに行きました。
PS2とソフトを7千円で売り(安っ)、
同じ系列の違う店で液晶プラズマテレビを19000円で売りました(安っ!!)


売却した商品はいずれも売れてしまったそうです。

秀人は、「出所して生活していくお金がなくなったが今さら働く気がなかったので窃盗した」と供述したそうです…


刑務所で全然更生してないし。どうしようもないな…


侵入方法は、ガラスにガムテープを貼りガラスを割って鍵をあけていたそうです。
マンションやアパートの1階は本当に怖いなぁ…と思いました。


平成4年には自動車を窃取、ゴルフセットなども盗みました。
平成9年には預金通帳を盗んで引き落とすのを4件、

平成14年も預金通帳や健康保険証を使って金を引き落としたり、

覚せい剤で捕まっていました。


追起訴があるので今日はここまでになりました。
1/20追起訴の予定だそうです。


川口さんが困った様子で言いました。
「次回はじゃー…2月?私も一ヶ月出張を予定してますのでー…2月をまたいで…そうすると3月になってしまいますが…」


次回3月!?



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ


弁「やむを得ないと思います」



まじ?ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ



頭を抱える法廷内の皆様。
川口さんが秀人に質問しました。
「余罪について上申書に書いてるの?」
「ハイ」


「全部で何件くらいあるんですか」
「20件くらい…」



多っ!Σ(゚Д゚;) 


「今、取調べしてるのは何件くらいですか」
「1件くらい…」



少っ!Σ(゚Д゚;) 


「あなた実刑は確実だからーまぁ延びても未決という事で日数入れますけどね(←今言ってもいいの?)、1件追起訴して次回やりますか?やりましょう」

という事で無理やり1月に続きをやる事になりました。



てか…1ヶ月の出張って何!?

川口さんはどこに行くのでしょうか…


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです




2 鈴木裁判官がスズキを裁く!(しかも2人連続スズキ被告人)

スズキ被告人が退廷すると、

すぐ次の裁判予定のスズキ被告人が入ってきました。


さっきのスズキ被告人とは違い、大股で堂々と入ってきました。
今度のスズキはちょっとパーマをかけてある赤みがかった髪をオールバックにしています。
かなりガタイがいいです。


罪状は詐欺でした。


スズキ被告人は昭和29年生まれ…52歳?


もっと年上に見えました。
現在は住所不定の無職です。

平成18年10月某日の18時頃、銀座7丁目にある「銀座ライオン」で
代金を支払う意思もないのに、19時半までの間にビール3杯他4点、
6124円の飲食をしました。

簡単に言うと、無銭飲食です(σ・∀・)σ


銀座7丁目…?
私の職場のすぐ近くです!!
自分の生活圏内なのでちょっとドキドキしました。


スズキ被告人は千葉県市川市で生まれ、
高校中退後は運転手など職を転々とするけど長く続きませんでした。
婚姻歴はなし。


覚せい剤や傷害の前科が17犯あります(((( ;゚д゚)))アワワワワ


出所時は3万円持っていましたが、飲酒や散髪に使ってしまいました。

だから髪の毛があんなにスッキリしてるのかぁ…( ´_ゝ`)  


空腹で無銭飲食を思いつき、ライオンは人が多いし(確かに)、
店員が忙しいので(確かに)できると思ったそうです。


しかし店を出ようとしたところ、店員に「お会計は?」と声をかけられ、
「タバコを買いに行く」と言って外に出ましたが110番されました。
マヌケだな~



…と、いきなり。


「すみません!!」
とスズキ被告人が立ち上がって証言台へ。



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ


刑務官、何ボーッとしてるんだよー!!止めてよ!止めて!



「逃げようとしてないです、警察を呼んでくれと…」
と、スズキ被告人が主張しようとしたのを鈴木裁判官が遮って
「あのねーあなたの話、聞く時間ありますから」
と呆れて言いました。


すると、「あっそーですか、すみません」と大人しくイスに戻りました。



前科17犯でしょ!?段取りわかってるでしょ!?

裁判何回やってんだよー!


てか、刑務官もボーッとして…!!
もし被告人が暴れてたら間に合わなかったんじゃないの…?




だ…大丈夫!?


弁護士からスズキ被告人に質問です。
「先ほどあなたは逃げようとしたワケじゃないと言ってましたが…」
「逃げようとというか逃げたんじゃなくて、もう逃げられないかなーと思って自分で電話してと言ったんです」


慌てて喋る秀人被告人…


「動機ですが…調書によると金沢刑務所を出てお金も住むトコもなくなって、お腹が空いてやったとなってますが、仕事はしてなかったんですか?」
「してました!一回だけ」


「どんな仕事?」
「銅線のカワを剥いて銅を売る仕事なんですけど…」


「その仕事をずっとやらなかったんですか?」
「まー寝泊まりの恩でやってたので…」


「今回なぜ銀座に?」
「つい暇になったもんでね~銀座に行きたくなってね、フラ~っとね!」


自由だなー(笑)


「こんな事もうしないね?」
「もうやりません。警察に捕まったらみっともないんで」


一応そういう気持ちはあるんだ…(・ω・)イガイ


「何か資格は持ってるんですか?」
「大型もーあとクレーンもね、土方もやろーと思えば」


「それはどのくらい働いてたんですか?」
「30代の頃からかなー…結婚してずーっとね」



え。


結婚?


(;゚ Д゚)結婚してたの?!



「結婚したのはいつ頃?」
「えーっとねー平成元年頃だから昭和の終わりかな?(←そりゃそうだよ!)子供も生まれてるから」



え!Σ(゚Д゚ノ)ノ


子供!?


検察官の方を見ると苦笑いしています。
結婚していて子供が生まれていた事実すら知らなかったの?


え?ただのミス?そんな事あるの?許されるの?
さっきまで威張っていた検察官が、とてもちっぽけに見えました…


「被害弁償ですが、あなたがお姉さんに頼んだんですか?」
「警察に言われて…」


「自分から払おうという意志を…」
「あっハイ、自分から警察にお願いしました」


「どういう気持ちで払いましたか?」
「まー自分で飲み食いしたわけだから払わないといけないし」


…支払ったのはお姉さんのお金だけどね(σ・∀・)σ


「お姉さんにも被害のお店にも迷惑かけたのわかってますか?」
「ハイ」



さて、頼りない検察官の番です。
「今回ライオンを選んだ理由は?」
「デカイからです。逃げられるかなーと」


「お金がないのに銀座へ行ったんですか?」
「はい、銀座を歩くのが好きなんです。フラ~ッとするのが」


検察官は腑に落ちない顔をしています。


まぁ銀座を歩くだけならお金かからないし、わからなくもないけど。
フラッと歩く事あるでしょ。

てか、それより結婚の事聞いてくれ~!


「銅線を剥く給料はどのくらいだったんですか?」
「いや、1回しかやってないから、飯食わせてもらっただけです」


「そのまま続ける気はなかったんですか?」
「いや、続ける気だったんですが、フラ~ッと銀座に来て捕まったからね~」


えらい呑気だなぁ…(ノД`)


「(長い間刑務所にいたのに)すぐ仕事はできると思いますか?」
とキツい質問にも
「はい、土方はいつでもできるんです」と軽くかわしてました。


「お姉さんは今、どこにいるんですか?」
「正確な住所は知らないけど、場所はわかります。市川市です」


「まー働かないと生きていけないしね、格好悪い人生になってしまいますからね」
と、まともな事を軽い口調で言ってました。


結局、結婚の事は突っ込まないまま終了。



(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!! 


残す質問者は鈴木裁判官だけ…
鈴木裁判官、頼みます!!


「えー…結婚は正式なものではないのね?」


いきなり!(・∀・)キタコレ。


さすが裁判官!
ドキドキして答えを待ってたら…

「正式です」とあっさり答えました。


やっぱり結婚してたの!?


「えっ!戸籍にないけど」
「離婚したから…?(←いやいや関係ないしw)子供もいます」


「名前は?」
「○田○子、平成元年に子供生まれました」


「いつ離婚したの?」
「えーーーっとね、最近7年くらい連続で捕まってるんですよーそれで…」


「あーハイハイわかりました。平成7年に業務上過失やってるね」
「ハイ、罰金です」


「それで?」
「平成10年から実刑で、刑務所出てきたら離婚されてました」



奥さんに逃げられたのかぁ~


「前科17犯って言うけど、罰金が多いし執行猶予になってるのも多いんだね」
と優しく話しかける鈴木裁判官。



ちなみにわかりやすく書くと…


☆昭和52年 覚せい剤 実刑
☆昭和55年 シンナー 実刑

(7年何も起こさない)

☆昭和62年 生涯 執行猶予

結婚して子供が生まれる


「10何年は平和な日々を過ごしてたのね?この時は働いてたの?」
「ハイ、それは勿論」


「そりゃー金沢の刑務所にいたら銀座も見たいよね~」
「はい」


「結局シャバにいたのは10日くらいか?」
「一週間です!」


「でもこれは今から仕事つける癖つけないとーヨボヨボになっちゃうからね?」
「ハイ」


「出所したらお金貯めてから銀座に遊びに行ってくださいよ?」
「ハイ」


なんか…優しい~!


結婚してた事を知らなかった検察官は、懲役1年6月を求刑しました。


被告人最後の言葉。
「ほんとにすみませんでした!(一礼)」



沈黙…


鈴木裁判官が機嫌を窺うように「…よろしいかな?」と聞いて終わりました。


短い一言でした…

判決は3日後(早っ!!)


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです



1 鈴木裁判官がスズキを裁く!(しかも2人連続スズキ被告人)

開廷表を見ていたら被告人の名字が連続でスズキでした。
しかも裁判官は鈴木さん!(・∀・)おぉ~


こんな事もあるのか…と有名被告人そっちのけで傍聴してきました。

(そんなマイペースな自分が好き)



10時からだったのでかなり頑張って早起きをしました。

朝早いからか傍聴人にとって魅力的な罪状じゃないからか(たぶん両方)


傍聴人は2人だけでした。
801号法廷は小さく冷たいイスです。
体の弱い私にはこたえます…(´・ω・`)
 
最初のスズキ被告人が入ってきました。
灰色のスウェットに作業パンツ、伸びた坊主頭でした。


罪状は窃盗と窃盗未遂です。


6/25に6700円の入った財布を盗み、財布は捨て金は飲食代に。
カードや学生証は机の引き出しに入れていました。
そして6/26に3500円とキャッシュカード2枚が入った財布を盗みました。


情状証人はスズキの妻です。
なんと後ろに座っている人でしたΣ(・ω・ノ)ノ
ショートヘアがよく似合う綺麗な顔立ちでスタイルのいい奥さんでした。


ただ、情状証人として来てるのにジーパンとスニーカーはどうよ…(ノД`)


まずは弁護士から。
「前回の8/21の裁判にもいらしてますね」
「ハイ」


「他にも罪があってどう思いますか?」
「動揺しましてビックリしました」


「面会には行ってますか?」
「はい、毎日」


「どんな様子ですか?」
「自分のやった罪を全部吐いた事によって優しい目になり、優しい顔になりました」


どんな目でどんな顔になったんだろう…(・ω・)
てか奥さん「吐いた」って…w



「被害者に関しては何と言ってましたか?」
「被害者に関しては、未成年の方もいらっしゃるので非常に悪い事をした、と」


「前回は離婚しないと言ってますけど、気持ちは変わらないですか?」
「はい」


「5ヶ月間被告人が帰ってこなくて子供たちはどんな様子ですか?」
「すごく寂しがって、どうして行事とか出ないのかなどと言っています…」


子供は周りの子達をうらめしそうに見ているそうです…
子供の話が出ると被告人は静かに泣き始めました。


「経済状況は?」
「主人の両親に援助してもらっていましたが、私も働き始めました」


「子供の反応は?」
「下の子はまだおむつをしていますので、おばあちゃんでは心の中を全部話せないみたいです…」
と、大泣きしながら答える妻。



検察官の質問です。
「あなた、被告人の為に証言台に立たれるのは何回目ですか」
「3回目です」


「約2年の間に3回ですよね?」
「はい」


「2児の父が2年間に3回もやってどんな気持ちですか」
「こういう思いをまたさせたのか、と」


「具体的にどんな指導、監督をしていたんですか?」
「言葉で…やっぱりあの夫婦で話す時間を増やして、過去の事を忘れないようにと思っていたんですが、やっぱり時間に追われましたので…話す時間が減ってしまって…」


「今回の事は子供に話しましたか?」
「話してません」


「犯行当時、家計が苦しかったんですか?」
「家計が苦しくて…主人が出所してアルバイトしてたんですけど…」


「でも毎日お小遣いを1000円、2000円あげていた余裕はあったんですか」
「はいっいっぱいこちらでしめて……(泣)食費などを抑えて…(泣)」


「2年前に裁判やりましたよねーそれで今回おこした原因は何だと思いますか」
「原因はやっぱり主人が遅く帰ってきますのでー主人の気持ちをなかなか聞けなかったり話せなかった事だと思います」


「平成14年に破産宣告をしているんですか?」
「はい」


破産宣告!?Σ(゚Д゚ノ)ノ
破産宣告した男と結婚して2人も子供を作ったって事?エェッ


「原因はギャンブルですか?」
「会う前の話なのでわかりませんが、一回お金を借りましてまた他から借りて…などしてたみたいです」


「少ない小遣いでギャンブルは?」
「してません」


「示談を進めてるみたいですが、Aさんには5万払っていますがこの金は誰が出したんですか?」
「お義父さんに用意してもらいました」


弁護士が追加で質問をしました。
「小遣いには交通費も含まれていましたか?」
「はい」


被告人質問です。
まずは弁護士から。
「8/23の裁判で、何で他にやってないと言ったんですか?」
「警察官から「刑務所」という事を聞き、怖くなり早く子供たちのもとに帰りたくなり、嘘をつき通してしまいました」


「出所したら住まいは?」
「今のまま…両親と…」


「仕事は?」
「1日も早く見つけたいです」


「アテはあるんですか?」
「5ヶ月くらい勾留されてますが、その間に父親に頼み資格の勉強をしています」


「えー…特にアテはないんですね」 ←あっさりと。
「はい」


「逮捕前に働いていた所は?」
「辞めています。できるだけ電車を使わない仕事を探すつもりです」


「もう二度と犯罪を犯さないと誓いますか?」
「誓います」



検察官から被告人へ質問です。
「あなたねー(←いきなりこの口調!)もうこれ以上嘘をつくのはやめますと言ったのは机から学生証とか証拠が発見されたからじゃないの?」
「はい…でも言おうと思ってました…」


「思ってたからじゃなくて、あなた見つかったから認めただけでしょ?自分から言ってないですよね?」
「……はい」


「動機は子供の誕生日プレゼントて言ってますが、何に使ったんですか?」
「使ってません」


「何に?」
「飲食なり…交通費…」


「子供に自転車を買おうとは思ってなかったんですか?」
「思ってました」


「自転車は買わなかったんですか?」
「自転車も買おうと思ってました」



被告人押されっぱなしです!


「他に何件やったんですか?」
「10件くらいです」


「じゃー今回も合わせて15件くらいですか」
「12件です」


「その金は?」
「同じです」


「飲食?」
「はい」


「このカード…切断してますよね?何でですか」
「捨てようかと思いました」


「財布は捨てて何でカードは捨てないんですか?」
「財布は自分で持っていられないと思って…」


「盗んだカードは使ってないですか?」
「はい」


「犯行時に執行猶予中だってわかってましたか?」
「はい」


「前回の裁判で裁判長に執行猶予の説明されましたか?」
「はい」


「されましたよねぇ。それでもあなたは繰り返したんですか」
「………(長い沈黙)」


検察官に完全に撃沈されました。



もう一人の検察官が追い討ちをかけて質問します。
「前回の執行猶予を受けて、最初に犯行したのはいつですか?」
「5月くらいです…(小声)」


「4月くらいって事はないですか?」
「4月か5月か…(超小声)」


「スリをする相手ってどういう人が多いんですか」
「女性……」


「若い女性?」
「……はい」


「なぜ?」
「………………」


「理由はないんですか?」
「……女性…なぜか……」


どんどん声が小さくなるスズキ被告人。
今にも倒れてしまいそうな程、喋り方が弱弱しく声が小さいです。


「あなた男性からもスリをした事ありますよね?」
「はい」


「どーゆー人?」
「カバンから財布が見える…方…」


「スリをする時にお酒は入ってたの?シラフの時?」
「入ってないです」


スズキ被告人は、検察官の責め口調にボロボロになってました。



そして、鈴木裁判官が口を開きます。
「さっき奥さんが証言してくれたように…お金が非常に苦しいという事で、非常にお金は貴重なもので…それは被害者にとっても同じなんですよね。やっぱ「悪銭身につかず」って言うし、そんなお金で自転車買っても見る度に気分悪くなるんじゃないの?普通の人だったら。あなたの事を信じて待ってる奥さんもいるわけだし…本当はあなたがご両親にお小遣いなり援助なりしてやるのが普通なのに、犯罪の金を親に出してもらうなんてこんな親不孝ないよ。親にしてみたら「返してくれ」じゃなく、「とにかく立ち直った姿を見せてくれ」という事だと思うのね。ま、あなたが立ち直れる人だと思うからね、言うんですけどね」



鈴木裁判官…優しいというより、ちょっと甘い気が…




今、示談中なので終わったら論告弁論です。



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです








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