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月3日働いてのびのびホームレス

常習累窃盗 Y美
窃盗 K夫


罪状と名前に惹かれて傍聴してきました。
小法廷で着いたのがギリギリ時間だったので
込み具合を見ようと小窓を開けると、事務官にバッと扉を開けられ
「傍聴するんですか?」と真顔で聞かれました…怖いよ(´・ω・)
7部の事務官、めちゃくちゃ怖かったです…


被告人は絶対におじさん&おばさんの窃盗だと思ったのに
ワクワクして待っていたら汚いおじさん2人が入ってきました…(´・ω・`)ショボーン


名前の最後が「美」だったから女確定だと思ったのに…
「美」はホント油断ならないなぁ(・ω・)



裁判官はドリカムの西川を裁いた宮田さん。
(宮田さんの髪がものすごく短くなってる!)

…て事は?


検察官は…|ω・`) チラ



梅沢富美男でした…orz


また赤いネクタイだ…
スーツの下のサスペンダーがチラチラ見えます(;´Д`)

Y美は上下とも灰色のスェット(インナーは白)、
K夫はエジプト風の謎の柄のシャツに
スーツっぽいパンツという格好でした。


腰縄は2人とも青色でした。


Y美は昭和20年に鹿児島で生まれました。
長崎で育ち、農機具の販売の仕事に就き、S製作所で26歳まで働いて上京。
23年間、鉄筋工として働いていました。


そして、自転車に乗って事故に遭い、9日間も意識不明に…
医者には「もう鉄筋工は無理」と言われたが、
他に出来る事がないので続けていたそうです。

しかし、8~9年前から鉄筋工という仕事が無くなり窃盗を始めました。
前科3犯です。


一方K夫は、昭和24年に長野で生まれました。
職を転々とし、6年前から荒川の河川敷で生活をし、
月3回の日雇いで生活をしていました。
K夫も前科3犯です。


Y美は30年前、山谷に住んでいたK夫と知り合いました。
そして平成17年末頃、江戸川沿いに住んでいたY美は荒川でK夫と再会します。

そしてK夫はケーブルを盗んで売ったら金になるとY美に教えます。

ケーブルはそれぞれ一人で盗みに行ってましたが、

ある日 2人でどちらが言い出したわけでもなく「また盗みに行こう」と話しました。

軍手とカッターとカバンを持って自転車に乗り窃盗場所へ。


毎回盗まれていた某企会社は、

少しずつケーブルがなくなっている事に気がつき防犯カメラを設置しました。
しかし窃盗シーンは撮れても顔がうまく映らないので
裸線にした囮のケーブル4本置いてカメラを設置。



見事に顔が映りました(σ・∀・)σ マヌケー


ケーブルが入ったリュックを背負って出てきたY美。
「リュックに何が入ってるんだ!」と張りこんでた警察が聞くと
「拾ってきたケーブルです」と答えるY美。

「盗んだのを見たぞ」とカメラに映っていた事を言うと、
「すみません、盗んできました」とアッサリ告白しました。



ケーブル39本と、それ以外の電線5本で33500円相当を盗んでいました。

高いのか安いのか全くわかりません…


弁護士とY美のやりとりが始まりました。
Y美の声はとても小さくボソボソと喋るのでうまく聞き取れません(´・ω・)


「あなたは刑務所に入りたいんですか?」
「嫌です」


「じゃあ何故やったの?」
「仕事もないし、お金もないし、もー服もないしご飯もないし…」


やる気もないね、アンタ(-_-;)


「どんな仕事でも就く覚悟はあったんですか?」
「はい」


「仕事は探していたんですか?」
「はい」


「どうやって?」
「図書館で新聞読んで…」


「どのくらいのペースで?」
「まーいつも暇なんで」


あ~
「そういえばホームレスが集まるようになってから図書館に行かなくなったナー」
と思い出しました(・ω・)


私が住んでいた世田谷の図書館は、誰も注意しないので
ホームレスの憩いの場になってしまっていました…
「税金も払ってないくせに…(←私の決めつけ)」と恨んだものです。



「毎日求人はあるのに何で面接に行かなかったんですか?」
「お金がいないから面接に行けないしー車もないしー年齢もダメだしー」


本当に全部ダメだな(;゚ Д゚)


「たとえば住所がないのを社会福祉事務所に相談した事はなかったんですか?」
「んーよくわからなかったんです」


「日々のご飯は?」
「カトリックでラーメンとかおにぎりをもらったりスーパーのゴミを漁ったり…」


結構食べられるんだなー(感心)
そんなに食べるとこがあって社会復帰する気になるのか…?


「どんな仕事をしたいと思っていますか?」
「清掃とか…長く続けられるのですね」



富美男の番です。
Y美には今まで住む所やお金を援助してくれた女性がいたらしく、
「今まで援助してくれた女性はどうしたんですか?」と聞くと、

「亡くなりました」と答えました。


「今回刑が決まったら出てくるのは60歳過ぎますが、どうやって生計立てようとしてるんですか?」
富美男は喋る時、なぜかいつも半笑いです。


今まで悪意に満ちた笑顔に見えて恐ろしかったけど、真意はどうなんだろ。



「新聞を見たり…」と答えるY美を見て、

「またホームレスに戻るな」と思いました。



次は大人しそうなK夫の番です。
「6年前から荒川河川敷で生活していますね?」
「はい」


「日雇いで月3回働いて1回当たり6200円の収入があった…」
「間違いありません」


「1万円あれば生活できたんですか?」
「はい、そうです」


「Y美に会ったのはいつ頃ですか?」
「平成17年10月頃です」


「それまでは泥棒しないでもやっていけたんですよね?」
「はい」


「Y美と飲みに行ったり昔の友達と飲んだりしてお金がなくなったんですか?」
「はい」


「1年地悪河川敷で暮らして退廃的になりましたか?」
「逆です、一人でいた時は大丈夫でした。人と一緒にいた方がダメになりました。一人だと好きなことが出来るので…」


「好きな事って何ですか?」
「絵とか彫刻ができなくなりました…友達がいるとね…」


「ケーブルを盗もうと先に持ちかけたのはどちらですか?」
「私です」


Y美が捕まって最初は隠れていたが、5~6人の警察官が来たので
自分から姿を出して取り調べに応じたそうです。


「前に犯罪を犯したのは30歳の時ですか…では27年間悪い事はしてなかったんですか?」
「はい」



(;゚ Д゚) …?!
本当にそうなのか?(何となく疑問)


「将来は?」
「ホームレスに戻って絵や彫刻をしたいです」


「ホームレスをやめて頑張る気はないんですか?」
「もう年ですからねぇ…」


「犯罪を犯さない事は?」
「それは約束来ます」


富美男の番です。
「6年前からホームレスですよね?きっかけは?」
「やっぱり1人で絵とか彫刻をしたかったんです」


「ご飯は?みんな上野公園で集めたりしてるけど」
「私はそういうのやってないです」


「風呂は?」
「床屋でお湯を沸かして洗っています」


「服はどうしてるんですか?」
「安いのを自分で買ってきます」

「お金は一番何に使ってるの?」
「食事とタバコです」


「タバコは何吸ってるの?」
「普通の…お金がなければ拾います」


「何彫ってるの?」
「木彫りです、観音様です。まだ5年ですからまだまだです…ヘヘヘ」


なぜか答えを聞いてる富美男の顔が優しかったです。
「へぇ~へぇ~」といちいち相槌を打っていました。
こういう被告人が好きなのか?富美男…


K夫はのんびりした口調で
「ホームレスがよくないのはわかっているので河川敷で目立たないようにして暮らしています」
と話しました。


河川敷でも近隣の住民にしたら十分迷惑だと思いますが…



宮田裁判官の質問です。
「ホームレス生活を続けるんですか?」
「はい」


「ホームレスで窃盗やってるじゃない、今度やらな保証はあるんですか?」



そりゃそーだ。
宮田さんの意見に賛成(・∀・)ノ


「……ハァ…日雇いもあるし、手っ取り早く売れば何とかなります」


え?

ケーブルの事(・∀・)?


宮田さんも困った顔で
「何を売るんですか?木彫り?え?ケーブル?」
「売れるんです、自分の木彫り」


自信満々に答えるK夫に、宮田さんは冷たく一言。




「じゃあ売ればいいんじゃないの?」



 _  ∩
( ゚∀゚)彡 MIYATA!MIYATA!
 ⊂彡


「いや、まだ早いんです!数を増やして個展でもやって売ります!手っ取り早く売りません!」



どっちだよ!!!


_, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)



てか…ホームレスのままでいるって言ってるけどいいのか?
色々な事情があるにしろ、路上生活を認めていいんスか?

個展とか…
本当にホームレスってフリーダムですね!!


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です


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★鳥の気持ちだって考えちゃう村上さん★

いつもは仕事の関係で金曜に傍聴する事はほとんどないけど、
どうしても気になる罪状があったので、
ほとんど寝ないでスッピンのまま、裁判所へ行きました♪♪♪



「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律違反」


私はまだこの罪状を傍聴したことがありません。
被告人名はめっちゃジィ様です(゚∀゚)ワクワク


いつものように満席になってたらたまらん、と早めに法廷に入ると、
時間が早すぎたみたいで、一つ前の判決でした。


いつもの女検察官がメンチ切ってます☆



…ん?(・ω・)

今日はなぜかいつもの事務官の姿が見えません…


居眠りばかりするからクビになったのでしょうか…?
それとも開廷前にいつも廊下で携帯いじってるのがバレたのでしょうか…?
それともあれは実は出会い系をやってて身を滅ぼしたのでしょうか…?

村上さんを見ながらぼんやり考えてたら判決が終わりました。


ふと傍聴席に目をやると、頭の禿げたジィ様(やっぱり!)が座っていました。
灰色がかった青系のスーツを着て、白いシャツに柄のネクタイをしていました。


事務官はやっぱりいません…
どうしたんだろう…まさか…本当に…(・ω・;)


女検察官は引き続き、メンチ切りです。

被告人、雁次郎(仮名)は昭和9年生まれ、無職。
昭和ヒトケタ!71歳!!( ゚Д゚)ヒョエー


簡単に言うと…
雁次郎は許されていない野鳥を捕獲したり、
譲り受けたりして知り合いに売っていました。
ホオジロ…カヤクグリ…全く知らない鳥の名前が飛び交い、
素早くメモを取ることができません!

とりあえず4人に対して売り買いをしていたので整理。


《A氏》
雁次郎とは平成3年に知り合った。平成15年に偶然再会。
雁次郎に「まだ野鳥を捕獲しているのか?」と聞かれたので
「捕獲している」と答えた。
今まで雁次郎には90~120羽売っていた。
捕獲方法はトリモチを棒の先にとりつけ、野鳥を捕獲していた。
ホオジロはカンガルー便で1羽1500円で売っていた。
ウグイスを一番多く売っていた。


《B氏》
鳥獣店店員。雁次郎はB氏の働く店で餌を買っていた。
そのうち「野鳥を買わないか?」と声をかけてくるようになった。
この時期は鳥インフルエンザが流行っていて、中国からの輸入が減っていたので、
雁次郎から買うことにした。
25羽くらいの野鳥を買った。
購入した野鳥は雁次郎がいつも店に持ってきていた。
カヤクグリを1羽2500円で買い付けた。
その後、ホオジロを1羽2500円×3羽、ヒガラ1羽2000円を買った。
個人の趣味ではなく、他人に売る目的で買っていた。
輸入証明書を20枚くらい渡した事がある。
全て期限切れだったが、「素人が申請したら更新してくれる」と雁次郎は話していた。


《C氏》
平成14年か平成15年に野鳥をもらったことで飼い(買い?)始めた。
もらった方法はカンガルー便。
C氏はあくまでもらったわけで買ったわけではないと話す。


《D氏》
平成17年頃、雁次郎から買ったホオジロが死んだので再び購入した。
更にウグイス1羽3000円で3羽買った。



必死にメモをとっていると、傍聴人が次々と退席していきました。
面白そうなのに!!Σ(゚Д゚;)ナンデー?


前に座ってる記者はお絵かきをしていました…(ノ∀`)アチャー


興味深いと思うけどなー
野鳥の値段とか、カンガルー便で送ってたとか…
輸入証明書の更新話だって感心したのになぁ…(・ω・)


C氏に売ったウグイスは3羽で3000円なのに、
1羽3000円と勘違いして9000円送ってきても
そのまま受け取ってるし(ちょっと黒い雁次郎)

雁次郎は実は立派な地位のお方で、
「衣浦ほお白保存会」会長、「ウグイス鳴き合わせ会」と「ホオジロ鳴き合わせ会」の設立…などなど。

保存会会長が密猟・売買なんてギャグですne☆(σ・∀・)σ ビシッ


テレビにも出ていたそうです。
テレビでは「輸入した鳥に鳴き方を覚えさせて伝統を継ぐ」という事を言ってました。


勿論、嘘でした( ゚Д゚)ゴラァァ


国から賞ももらっています…(醜悪だ…)
雁次郎は26歳くらいの時に指を切断するなどして落ち込んでいた頃、
野鳥の鳴き声に癒され好きになったそうです。
よく見ると、確かに小指しかありません。
2級の障害証を持っています。



さてさて。
調査員(って言ってたと思う)が、
「ホオジロ鳴き合わせ会」会場に調査に行ったところ、
参加していた40羽全てが野鳥でした☆(゚д゚)


ちなみにこの調査員らしき人がすごく謎なのですが…
40羽全てを野鳥と識別した他にも名言が。



「輸入で鳴く声じゃない、とすぐわかりました」




工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工




わかるの?プロってそんなに凄いの!?
輸入で鳴く鳥の声ってどんなのなんだ??
日本語とちょっと違うの??


更に雁次郎の家を調べた結果、29羽の野鳥を飼っていました。
足輪がなく、野鳥だとわかったそうです。
ちなみに雁次郎は無効になった輸入証明書をつけていたり、
B氏にもらった証明書を人に売ったりもしていました。


ダメじゃん!!
金儲けじゃん!!(ノД`)


今回の事件で深く反省し、
財法人山科鳥類研究所(←サーヤ!)に20万寄付したそうです。
それと、地元の人にとても好かれていたらしく、
嘆願書署名80名分が提出されました。


雁次郎は裁判の流れをヒョウヒョウとした感じで聞いています。


まさか…反省の色ゼロ(・∀・)?

情状証人に雁次郎の姉が出廷しました。
村上さんはすかさず弁護士に「時間どのくらい?」と小声で聞きながらも

「お年を召されてるようですので、どうぞおかけください」
と笑顔で言いました。


「お年を召されてる」とか普通に失礼ですが、
老人と若い女性に優しいのが村上さんです(*´∀`)


「え?はぁ…」と姉は村上さんの優しさに全く気がつかず、
立ったままの質問タイムとなりました。



なぜ情状証人に姉が来たかというと、

妻は小心で「どうしよう、どうしよう」となってしまい、
とうとう鬱になってしまったそうです…!

小鳥のような心臓の持ち主です!


そして長男は会社が忙しくて、どうしても来られなかったので姉が来たそうです。

「被告人はもう鳥に関わらないと言っていますが、信じられますか?」
「はい!もう一匹もいないし、絶対させません!」



…匹??
1羽じゃなくて…??


てか、そんな事より、29羽の野鳥はどこへ行ったのでしょうか…
心配で仕方ありません。


雁次郎が地元の人に愛され尊敬されていた理由は、
身なりのない人に対し、献身的に活動していたからだそうで
入院から葬式一切を自腹を切って全てやり、遺灰も引き取っていたそうです。
老人ホームなどでボランティアもしていたそうです。


密猟した野鳥を使ってだけどね…(・ω・)


村上さんは「へぇ、そうなの~」と、ほんのり笑顔で話を聞いていました。
いい感触です!



女検察官、村上さんからの質問はありませんでした。


さぁ…雁次郎の登場ですヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
村上さんはちょっと迷った感じでしたが

「あなたも高齢だから座ってもいいですが…お姉さんも立ってたんで立って答えてもらいましょうか」

と、笑顔で雁次郎を立たせる事に無事成功しました(´∀`*)


弁護士の質問が始まります。
「足輪がついていた2羽以外は違法と知っていましたか?」
「はい、知っていました」


「120羽買ったり貰ったりしていると言ってますが覚えてますか?」
「…………………」



雁次郎の動きが止まってます!!
「大丈夫か?雁次郎…」と傍聴人は見守ります。


村上さんがたまらず口を挟んできました。

「覚えてるんですか?」


すると雁次郎は驚き、
「あっ!えっ!私ですか?」ととぼけた事を言いました。



(;゚ Д゚) …?!
おまぇだよー!!!!!!



弁護士の質問は続きます。
「鳥の活動で利益は出てますか?」
「出ていません!」


「伝統文化を守りたいという気持ちはあるんですか?」
「はい」


雁次郎は昭和33年にウグイス鳴き合わせの会を設立してから48年経ってるが、
当初は規制が緩かったので違法になっていなかったと話しました。


「違法で輸入証明書更新などもしていましたが、どうしてやったんですか?」
「豊橋のメジロの会が『許可証があれば捕まらない』と実績があったのでやりました。日本の伝統を守りたい一心でした」


「儲かりたいとかは?」
「そんな事一切ありません!」



雁次郎は声を荒げて否定しました。
大好きな鳥と伝統文化を守りたかった雁次郎…
私の中では、タダで貰ってた輸入証明書を人に売ってた
という事実は、シコリとして残りました…


村上さんが笑顔で口を挟みます。
「2つの会の会長をやっていますが、会員がまだやりたいと言ったらどうするんですか?」
「私が辞めたら会は存続する事なんてありませんので、そんな事は絶対にありません!!もーないです!!」


雁次郎がまた声を荒げました。


女検察官から質問です。
「一点だけ…これまでテレビに出て『輸入した鳥に教えている』と言った事はありますよね?」
「えぇ~それはぁぁあぁ……ありました!!」


認めるのにも時間がかかります。


「その時、どう思いましたか?」
「その時は1羽いました、輸入でできたので…」


と、ゴニョゴニョしだす雁次郎。
全部野鳥だったわけじゃなかったって言いたいの?
1羽、輸入して鳴かせた鳥がいたって事を言いたいのか?
往生際が悪いです…雁次郎…(´・ω・`)



村上さんタイムになりました。
「法を守っていく道はないんですか?」と優しく聞きます。
「今のところ難しいです」と答える雁次郎。


「じゃー会員は違法とわかっててやってたんですか!」
「はい」


「そんなにまで伝統守ってどこに喜びがあるんですか」



キタ(・∀・)コレ



村上節か…まもなく村上節か…?



「えー…鳴き声の美しさや……」と雁次郎が言いかけたその時、
村上さんの口が開きました。



「人間が守ってると言ってますがねぇー」



「守ってくれてる鳥の方はどう思ってるんだろーねっ!!」




キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!





「鳴かされてるとは思いませんか?」




_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!




鳥の気持ちを考えちゃった!!さすが村上さん!!
これって「鳴かされてる」じゃなくて「泣かされてる」って事!?
村上さんっ!!!!!←言葉にならない喜び


26歳から鳥を愛した雁次郎は村上さんの意見に猛反発です☆
「いえ!!それは違います!わからないと思いますがねぇ餌を与えてるだけでなく可愛がってるんです!!」


そんな雁次郎の言葉を
「ハイハイハイハイ、わかりました!(笑顔)もういいです。見解の違いだね、動物を可愛がってるのはわかるよ」
と子供をなだめるかのような対応で、一切耳を貸すことなく
資料をまとめながら無理やり終わらせました。


大人気ないな~♪
この強引さ…やっぱり村上さんは最高です!!



求刑は懲役6ヶ月。


最後の言葉。
「まー今までやってきましたけど、コレで一切破棄しまして、妻には鳥のせいで新婚旅行にも連れて行けなかったので、鳥と一切縁を切って生活をしていきたいと思います!!」



未練がましく聞こえるのは私だけ…?
そんなこんなで裁判は終わりました。


ところで、29羽の野鳥はどこにいったのでしょうか…
雁次郎は最後の言葉で「破棄」って言ってるけど…
((;゚Д゚))ガクガクブルブル   


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



河本祭り2

傍聴人の移動もなく、引き続き強制わいせつの裁判が始まりました。


被告人はスーツを着た坊主頭の小柄な男で、
銀のフレームのメガネをかけたサル顔でした。
綺麗な革靴を履いています。


昭和39年生まれで本籍は山梨県、現住所は埼玉県。
現在は無職で独身です。


事件は平成18年7月の19時頃、地下鉄千代田線の新御茶ノ水~北千住間で起きました。
被害者(16歳)のスカートに右手を入れ、更に指を入れました。
被告人には罰金の前科があります。


【16歳被害者の声】
「電車を乗ってすぐ、陰部の辺りが擦れる感じがした。すぐ痴漢だと思い、恐る恐る下を見るとスカートの中に手を入れ、手の平を上にして陰部を触っていた。初めは電車の揺れに紛れて触ってきた。怖いし、恥ずかしくて何も言えなかった。段々、体に寄っかかってずっと陰部を触ったり揉んだりしていた。」


(((( ;゚д゚)))アワワワワ


少女の話は続きます。

「人の乗り降りの際、逃げようとしたが手を股下に差し込んだまま密着させてたので逃げられなかった。」

指を入れてたから動けなかったって事!?



((;゚Д゚))ガクガクブルブル   



【目撃者の話】
「『痴漢?』と女の子に聞いたら頷いたので、犯人に『一緒に降りよう』と手を引っ張った。しかし、つり革に掴まり抵抗。更に引っ張ったら観念して降りてきた。」


【被告人の話】
「小田急線の千歳船橋→代々木上原乗り換え→北千住乗り換え、がいつものルート。電車で寝てしまい、起きたら新御茶ノ水だった。」
警察に『痴漢が目的で新御茶ノ水にいたのではないか?』と聞かれたが、「そうではない、私はたまたまいた」と話した。



そんなこんなで情状証人に父親がやってきました。
髪は白髪で冬物のスーツを着ていました。
弁護士が聞きます。

「どのくらい同居していたんですか?」
「2年くらい…2,3年です」


「変わった様子はありましたか?」
「朝早く、夜遅かったので…あまり顔を合わせてなかったので特に感じなかったです。事件を起こしてから仕事が合わなかったと知りました」


「昔、痴漢の前科があったのは知っていましたか?」
「知っていました」


「その時はどんな話をしましたか?」
「何でこんな事をしたんだ、もう二度としないでくれと話しました」


「保釈後はどんな話をしましたか?」
「なんでこんな事をしたんだ、もう二度とするな、と話しました」


…(・ω・)


同じ事言ってる…

お父さんの言葉は続きます。
「本当は革の手袋をして、テープで結んだりしてやりたかったけど…少なくとも精神病…キチガイ(そのまま)でなければしょがないけど、そうじゃないので仕方ないと思います」


「カウセリングに関してはどう思いますか?」
「今まで知らなかったのでこれからは考えてます」


「被害者にどう思いますか?」
「申し訳ないの一言に尽きます」


検察官の質問はありませんでした。


河本さんから質問がひとつありました。

「お父さんは事件を起こした事どう思いますか?」
「申し訳ないの一言に尽きません…」



お父さんの話は長く続く気配を見せましたが、
イラッとした様子で河本さんは


「もういいです、お戻り下さい」と言いアッサリ終わりました。



コワー((;゚Д゚))ガクガクブルブル


村上さんとは違うなー…
肌の色(黒さ)は同じなのに…



被告人の登場です。
弁護士の質問が始まりました。
「昭和60年に痴漢、平成元年に銃刀法違反で捕まってますが、今回なぜ痴漢をしたんですか?」
「仕事の関係の状況で…(小声すぎて聞こえない)女の子と喋りたかった…たまたま乗った電車で女の子と触れあってしまったからです…」


「自分で特殊な病気だと思いますか?それとも精神的な問題ですか?」
「おそらく、意志の欠如だと思います」


「あなたが触った時、抵抗しなかったんですか?」
「………」


「声を出したり…逃げたり…」
「しませんでした」


「何でだと思いますか?」
「怖かったんだと思います」


「被害者はね、自分の駅を通り過ぎて次の駅に行ったのどんな気持ちだったと思いますか?」
「怖かったからだと思います」


警察で怖かった痴漢話をまたしなければいけなかった16歳の少女。
マネキンを使って再現させられた16歳の少女。
弁護士の質問がどんどん盛り上がっていきます(彼の中だけで)


そして…チラッと傍聴席を見て

「ちょっと後ろを見てもらえますか?今日は多くの傍聴人が来ていますけど、どんな気持ちですか?」



工エエェ工エエェ(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)ェエエ工ェエエ工


な…なんだその質問は…
傍聴席が埋まる度にそんな事言うのかなぁ…(ノД`)ウザー

この質問に何の意味があるんだろ。


「複雑ですね…正直に正しく話さないといけないと思います」
と、しんみり答えてました。



やっぱ傍聴人がいるといないじゃ緊張感も違うのかナー


検察官の質問が始まりました。

「では、正直に正しく話してもらいましょうねっ」
と、真顔でいきなりチクリと一言。


「前の痴漢からどのくらい経ってるの?」
「20年以上経ってます」


「20年以上経って寝過ごしたらすぐ痴漢できるもんなの?」
「………」


「乗ってすぐ痴漢してますよね?20年以上何もしてなかったならもっと心の葛藤があってもいいんじゃないの?」



…確かに(・∀・)フムフム


「ものすごく電車が込んでて、体がくっついて密着してたので興奮してのぼせ上がってしまいました…」


「酒に酔ってたり女の子が特別可愛かったりとかあるの?」
「当日は飲んでいません。ハッキリ言うと、女の子の顔は確認していません。私に身を預け抵抗しなかったのでエスカレートしてしまいました」


そりゃ…指入れて女の子が何も抵抗しなかったらそう思うだろうな…
抵抗できなかった女の子の気持ちもわかるけど、
痴漢するような男ってイタイ誤解してそうだもん(´・ω・`)


河本さんの質問になりました。
「相手の方を見てどういう方かわかったでしょ?」
「はい。女子高生です」


「通学中でしょ?よくそういう事ができたな…恥という事はないのかなと思いますけど」



Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
厳しぃ~!!!!
被告人、絶句です☆


あれ?(・∀・)
てか、事件って夜の19時じゃないの?朝だったの?
でも…被告人の家が埼玉で事件が新御茶ノ水~北千住なら 下り電車の帰り道では??



「ものすごく疑問なんだけど、ずーっとこういう事してないのによくできましたねぇ。本当に20年間やってなかったんですか?」
と淡々と聞く雅也河本。




被告人、沈黙です!!



「はいっ結構です!」とサクッと終わらせました。


求刑は1年6ヶ月。
判決は5分後という事で、河本さんは奥の部屋へ消えていきました。




被告人と両親を残した法廷は静まりかえっていました。



…が、傍聴席にいた若者が喋りだしました。


「病気だよなー」
「てか、あいつ(被告人)キモくね?」

超小声で話してますが、法定内がものすごい静かなので
残念ながら全部聞こえています…


5分も静かに待てないのかよ…この若者達は…



5分後、河本さんが戻ってきました。


ー判決、懲役1年6ヶ月、執行猶予5年ー



訴訟費用は全部被告人の負担となりました。


河本さんは最後に5分ほど説教をしていましたが、
ノートがなくなったのでメモれませんでした。



それにしてもとても怖かったです…
毎日どころか一日追っかけ傍聴もできないなと思いました。

河本さんは「恥を知りなさい、恥を!」とシャウトしていました。



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  

☆河本祭り☆

先日傍聴した河本裁判官がとても気になり、
午後の裁判をストーキングしに行きました(・∀・)ヌヘ


今日は河本祭りですヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪


河本さんの午後のシフト
13:15~13:25 詐欺 判決
13:30~14:30 強制わいせつ 新件
14:30~15:30 道路交通法違反 新件
15:30~16:00 銃刀法違反 判決



大忙しですね~!
見ごたえありそうです♪


前日のイベントの準備の疲れやらなんかであまり寝てないのもあって、
今日もすこぶる眩暈系で体調が悪く裁判所に行こうか迷いました。
最近、裁判所は傍聴人が多くてとても疲れます…


監禁王子を傍聴しに午前中から裁判所に行ってたたーさんにメールで聞くと
「今日は空いてるよ」との事だったので、外に出ました。


しかし…
裁判所はいつものようにすごい人だかりでした…orz


河本さんは小法廷とはいえ、判決スタートだったので
気楽に15分程前に法廷へ行ったら既に人が…



(((( ;゚д゚)))アワワワワ

カジュアルな格好をした若者が法廷の前の床に座りこんでました…


ゴルァ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━ !!!!!


何なんだ…コイツら…
法学部なのかなぁ?
こんなバカそうなのに…


思いっきり軽蔑する目でその若者たちの横を通り
奥の休憩室で座って待ってようと覗くと…


ほぼ満席。



ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ



込みすぎだろ…裁判所。

法廷の扉が開いてすぐに中に入りました。
どんどん人が入ってきます。
3分もしないで満席になってしまいました…(((( ;゚д゚)))アワワワワ


私の横のわずかな隙間にガサツそうな女が座ってきたので
なんとなく息を止めました。


すぐに河本さんが入ってきました(´ー`)  
河本さんは「雅也」って名前がピッタリです♪←褒め言葉


ヨレヨレに伸びた緑のTシャツ、紺色のスウェットパンツを着て
少し伸びた坊主頭の被告人が白目がちに入ってきました。



Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 座頭市!?←勝新の方



すぐさま、判決が言い渡されました。


ー判決、懲役1年6ヶ月ー



………(・ω・)


事件の内容を全く知らないのでノーリアクションの私。
とりあえず、雅也の言葉を聞き逃さないようにメモをとりました。


被害者1に対して…
二重人格の事実はなく、電車内で暴力行為をはたらいた事実もないのに「おまえは二重人格だ。電車の中で女子高生をカバンで殴った。治療費など本当はもっとお金がかかるけど、2万でいい。オレが立て替えてやる」と2万GET☆
その後、3回に渡って金を受け取った。


被害者2に対して…
被告人は探偵だったという事実も、依頼されたという事実も、また素行を調査したという事実もないのに「オレは元探偵なんだけど、友人に頼まれて調査をした。おまえの彼氏は悪い奴だ、おまえの彼氏は浮気している、おまえの彼氏はヤクザだ、レイプをした事もある。おまえの彼氏を尾行して写真を撮ってやるぞ。本当は1万5千円のところを1万にしてやる」と1万GET☆


被害者3に対して…
万引きをした事実はなく、一万円札を破った事実も、二重人格だという事実もないのに「おまえは二重人格だ。記憶がないだけで、昨日コンビニで6千円の化粧水を万引きしたんだ。オレが立て替えてやる。6千円オレに渡せ。それとオレの部屋で紙を破いてたぞ、あれはオレの一万円札だ。一万円返せ」と1万6千円GET☆



ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…


な…なんだこの事件は…www
なんで全員ひっかかったのー???


に…二重人格!?
こんなんでお金払っちゃう人いるんだー…(゚Д゚;) 


元探偵!?
怪しすぎるだろー!!(゚Д゚;) 


コンビニで6千円の化粧水なんて売ってるの?
コンビニなんかで化粧水買わないから知らないけど、
6千円の商品なんてあるの?
私の場合、そこから疑問(・∀・)ヘヘヘ


色んな意味でとても充実した10分でした。


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です

霞っ子みたいな弁護士4人組

被告人2人の罪状を合わせるといっぱいです☆


偽証、翔子隠滅、犯人隠避 吉田秀幸
道路交通法違反、危険運転致傷、偽証 大原堅司
(被告人の家族が証人として出ているので仮名にしました)


裁判長は刑事8部、朝山芳史さん

ニュースになったのでご存じの方も多いかと思いますが…


 昨年6月、パトカーに追跡されていた乗用車がミニバイクの男性(26)にけがを負わせたひき逃げ事件で、警視庁交通捜査課は29日、昨年8月に危険運転致傷容疑などで逮捕した神奈川県相模原市の塗装工の男性(27)について、誤認逮捕だったと発表した。
 男性は昨年8月19日に逮捕、9月に起訴された。初公判以降、8回の公判で一貫して否認していたため、今年6月8日まで約10カ月間拘置されていた。
 交通捜査課は29日、危険運転致傷と道交法違反容疑などで犯行を認めた住所不定、無職大原堅司(21)を、犯人隠避と偽証容疑で、男性が運転していたと公判で証言した大原堅司容疑者(21)を逮捕した。男性と大原容疑者は遊び仲間だったという。
(共同通信) - 6月29日13時27分更新



検察側が呼んだ証人が真犯人だったなんて…
ドラマよりドラマな出来事ですね…(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


注目の裁判だったようで、傍聴席は満席でした。
偶然にもお隣は礼田さん、今井さんがお座りになりました☆
弁護士は4人、検察官は2人でした。


真犯人が証人として出廷して堂々と嘘をつくなんて…
真犯人の顔が見たい!!o(・∀・)o


ドキドキワクワク待っていると、灰色の腰ひもに繋がれた2人が入ってきました。


2人ともお揃いで灰色のつなぎ(新品)を着ています。

何あれ…初めて見た…(゚Д゚)

スリムな2人にはとてもよく似合っています。
ズボンのウエスト部分はちょっと凝っててオシャレにさえ見えます。

てか…欲しい!!!(人´∀`).☆.。.:*・゜


なぜか2人とも腕はツルツルでした(←すごくどうでもいい)
2人とも坊主頭で、背の高い方が吉田、低い…というか普通?なのが大原。
先にメモしておかないと忘れてしまいそうです。

大原(小)は、中卒→トビ→携帯ショップ→無職
という転落人生を歩み、窃盗を繰り返し(4件)
そして懲役2年10ヶ月を言い渡されています。
ちなみに免許は持ってないそうです。


吉田(大)は、高卒→ハンバーガーショップ→トビ→無職

…なんだか大原と同じような末路ですね(・ω・)
美容学校に通っていたが、窃盗で懲役2年、受刑中。



ひき逃げしたのは大原(小)で、助手席に吉田がいました。

事件のあった05年6月大原と吉田はクラブに行く為、相模原を出発しました。
乗っていた車はAさん(誤認逮捕)から買ったもので、 車変更していませんでした。


後ろのランプが消えていたのでパトカーがきてしまい
無免がバレるのを恐れた大原(小)は、パトカーを振り切る為に信号無視を繰り返しUターン。



Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
かなり危険な運転です。


車変更していないので、Aさんが警察に呼ばれます。
「迷惑をかけるな」と、Aさんから叱責され殴打される2人。


大原(小)は指紋を消す為、マンションの消火器を勝手に持ち出して車を捨てに行きました。
発煙筒を投げて深さをチェック→車内に消火器の粉を撒く


そして玉川署に出頭。
「大原(小)は後ろに乗っていました、運転席は先輩なので言えません」
と、吉田(大)は大原(小)と口裏を合わせて嘘をつきました。


ー吉田(大)大原(小)は目を伏せたままピクリとも動いていませんー



Aさんが犯人として裁判が始まってしまいました。
しかしAさんの無罪を信じる友人の情報で車が発見され、
車内の消火器は大原(小)のマンションのものと同じだとわかりました。


情状証人として大原(小)の母親がきました。
【弁護士→証人】
「どういう経過で事件を知りましたか?」
「父親が大原(小)に会いに面会に行ったんですけど、会えずに小菅に移されたと言われました。昼過ぎ、中学の同級生のお母さんから電話がきて、『お宅のお子さんの事だと思うけどテレビに出てますよ』と言われました」


「どう思いましたか?」
「ひき逃げという事件は知っていました。ただAという人が犯人だと知っていました。息子が犯人とは……ただただ驚きました。今まで窃盗で捕まった事はありましたが、人身は初めてでした。」


お母さんは大原(小)が非行に走るようになってから 精神科に通っていました。
今回の事でパニック障害になり、一週間入院したそうです。
相手の家族の事を思うと、会えないし手紙も出していないと話しました。

大原(小)から2度、手紙がきたそうです。



「今回は迷惑をおかけしました」
「今度は長く入るようになると思うのでお体に気を付けて」
といった感じで書いてあったそうです。


弁護士が質問しました。
「大原(小)は今回の被害者に金を払えないが、お母さんが払う気はないんですか?」
「ないです」


「なぜ?」
「窃盗の時は36万払いました(相当な額だったが何人かでやったので頭割り)。少年の時の窃盗で車を壊し130万払ったんです…」


証言は続きます…
「主人は人の保証人になって自己破産してる最中です。それでなくても今回は出す気はないんです…」

「息子のした事は、息子が最後までしないといけないと思うんです。被害者の方には、ほんっとにほんっとに申し訳ないんですが、息子は罪の深さをわかってないと思うんです!今までのお金もそうですが、本当に罪の深さをわかってないと思います…」

「一生刑務所に入っててもいいくらいに思っています!!」

「ひき逃げは…人間のクズのやる事だと日常から常日頃言ってました。それなのにこんな事をして………」


涙ぐんで言葉を詰まらせていましが、大原(小)はピクリとも動きませんでした。


「受け皿になる気はあるんですか、ないんですか」と聞かれ、
「一言で言うと、受け皿になる気はあります。今の息子では受け入れる気はないんですが、何年か刑務所に入って本人が変われば、受け入れる義務があると思います。」

と涙を拭きながら答えていました。


ちなみに父親が面会に行った時には、
大原(小)の籍も住民票も抜いて縁を切っていたそうです。


さて次回の予定を決めます。
弁護士4人と検察官2人が手帳を開きました。


朝山裁判長が、
「9/22…」と言うと、
「あっ差し支えます」と一人の弁護士が立ち上がりました。

再び「では…10/2は…?」と言うと
「あ~…」と違う弁護士が首を横に振りました。

すぐさま「じゃあ10/3は?」と聞くと、
「スミマセン…」と、バツが悪そうに一人の弁護士が言いました。

朝山さんは苦笑いをして「10/4!」と聞きました。


すると、4人の弁護士が
「え?いつ?」
「10/4?」
「え?何だって?(←一番端のじぃ様)」
と、リレーのように伝え合いました。
そして、4人が顔を見合わせてエヘヘ(´∀`)って顔をして

「差し支えます(・∀・)」と言いました。


4人もいるので差し支えばっかりです!!(ノ∀`)アチャー
まるで霞っ子のようです…
霞っ子は4人それぞれ、働く時間や生活環境が全く違うので
4人揃うことは非常に難しいのです。


朝山さんも「4人揃うとなると…」と苦笑いです。
めげずに10/6、10/10と聞きますが撃沈です( ´,_ゝ`)プッ



そして…
「では…(心底疲れた感じで)10/18はいかがですか?」と聞くと、

なんと4人全員OKでした!
勿論検察官もOKです。



やっと決まった…
裁判長や弁護士だけでなく、傍聴人一同もホッとしました。
みんな笑顔です。


時間は13時半で決まりましたが、4人の弁護士はまた
「え?何時?」「13時半?(←一番端のじぃ様)」
と、伝言ゲームをしていましたw



この連絡事項の伝わりにくさも
霞っ子っぽいなーと思いました( ̄ー ̄)ニヤリ


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です




私にはまだ理解できない男心

知り合いで引退間近の社長さんが霞っ子の本を買ってくれました。


本が大好きな方なので色々不安はありましたが、
「君の文章は沢山記号があってなかなか先に進まないよ」と言われました。



顔文字の事のようです。


「記号抜きでも問題ないので読んでみて下さい」と言うと、
「僕は本を隅々まで読まないと気が済まないんだ。君の思ってる事なんかも全て読みたいんだ!だから毒人参用の辞書を作ってくれ」
と言われました。



今度ツッチーに頼んでみます…


この日は、わざわざ本を持ってきてくれて私に質問しました。
「ここの所の意味が僕にはわからないんだけど…」

読んでみると、06年1月13日の女ストーカーの傍聴記でした。



《傍聴記より》
「あなたね、いい年して2人で酒を飲みに誘うという事は普通の男性は勘違いしてしまうというのはわかりますよね?」


…Σ(゚Д゚;)エ?

そうなの??勘違いするのは普通なの??
その意見は納得できねぇっす…



これです。
2人きりで飲みに行くってだけで勘違いなんてあり得ないと思ったんです。
私は別に好意がなくても飲みに誘いますが…( ´_ゝ`)ナニカ?


私は男友達の方が多いので色んな人とゴハン食べに行ったり飲みに行ったりするよー
みんな勘違いしてるって事!?あり得なス( ´,_ゝ`)プッ


でも、その方に「そりゃ好意があるから誘ってるんだろ?」と断言されてしまいました…
( ゚Д゚)ウッソーと思いましたが、彼はとても真面目な方なので冗談ではないと思います。

そっかぁ…2人きりで飲みに誘うと男って勘違いするんだー…
男心ってわかんないな、と思いました。



なんでこんな事を書いたかと言うと…
法廷で同じような勘違い男の発言が飛び出したからです。



【建造物侵入、強姦未遂】 刑事19部の合議です☆


被告人は色あせた黒いロンTにダボダボのズボンを穿いていました。
20代ですが、見た目は明らかにホームレスです。
日焼けなのか、ずっと風呂に入ってないのか、体が真っ黒でした。


被告人は事件のあった日の夜、上野公園を歩いていました。
後ろを歩いていた女性が被告人を抜き、
突然くるっと振り返って逆方向に歩いていきました。

被告人のキモチ
『これって普通じゃないじゃないですか~だからオレに気でもあるのかな~って思って』


( ゚д゚)



(つд⊂)ゴシゴシ



(;゚д゚)



(つд⊂)ゴシゴシ



(;゚ Д゚)ハァ?


  _, ._


わかんない!!!
わかんないです!!!


何でそうなるわけ??
目が合ったらもう惚れちゃった事になるのか!?

被告人はそんなに酷い顔じゃないかもしれないけど、
そこまで美男子でもないぞ??容姿は関係ないのかな…


被告人は自信満々(?)に女性のあとをつけます…怖っ!
しかし…というか、勿論、女性には逃げられてしまいました。

見失ってしまいましたが、たまたま入ったコンビニで女性を発見します。
再びあとをつけると、マンションに入って行きました。


エレベーターの電気は8Fと11F(屋上)に点いていました。
急いで外に出て8Fと11Fをチェックします。
しかし、女性の姿が見えなかったので、慌ててエレベーターに戻ります。


「オレは寝れるトコなかったんで、とりあえず11Fまで行って、いなければ雨を凌げる(当日は小雨が降ってきたらしいです)階段の上で寝ようと思ってたんですよー」
被告人はだらしない喋り方で言い訳をします。


そこまで女性をつけといて、寝る場所を探してたって…アンタ(ノ∀`)


普段から池袋の漫画喫茶で寝泊まりをしている被告人は
前日も漫画喫茶で寝ていて、昼間は仕事をしていたそうです。


弁護士が質問します。
「休みの日は何してるの?」
「いや、普通にゲーセン行ったりスロットやったり…」


この地点で既にダメ人間の烙印を押しています。
なんとこの被告人、平成17年11月に判決が出たばかりの執行猶予中の身でした。


…そういえば、この名前見た事ある!!

(人違いかもしれないけど、珍しい名前なので)


再びすぐ事件を起こした事については、
「正直言ってこういう事はもう起きないと思ってたんですよぉ~突発的に動いてしまうところがあってぇ~前の事件もだけど、急に女の人が現れたんでぇ~」
と、無責任な発言をしていました。


地球上の約半数が女性なのに「急に現れた」って表現何???
言葉を遮るように、弁護士は次の質問にいきました。

「前の事件もだけど、最初は話したいだけだったんですか?」
「どうせ捕まるんだったら窃盗がいいやと思ってたんでぇ~」



( ゚д゚)え?


「被害者がいないっていうかぁ~まぁいないわけじゃなんですけどぉ~今まで窃盗で補っていたところもあるんでぇ~もう自分でもわからないんですよ。何も起こさない自信はないです!」



( ゚д゚)え?


「押さえる自信はないですか?」
「自信よりも確実なトコを選ぶんだったら誰もいないとこに行きます。」



ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…


誰もいないトコに?そんな事できんのか?信用できないけどw
弁護士も聞きながらクビをかしげていました。


ちなみに被告人は両親を知らないまま施設で育ちました。
親戚も知らないそうですが、友達は数人いるそうです。

ずいぶん寂しい環境のようです。


検察官の質問です。
「何でマンションに入ったのかわからないんですけど。ちょうどコンビニに女性がいたのでコンビニに入るのを止めてつけたんですよねぇ?何をしようと思ったの?」
「あ…自分ですか?もしかしたら…と言うか」


「その時、強姦しようと思ったの?」
「いや」


「11Fの屋上で彼女を見つけてから強姦しようと思ったの?」
「いや、最初からそう思ったんじゃないんですよ。自分の寝床を探そうと思って1分くらいウロウロしてたら彼女が出てきたんですよぉ~そしたら彼女が逃げようとしたので『何でそこまでされないといけないんだ』って思いました」


平成17年の事件は女子トイレでわいせつしようとして、執行猶予と保護観察を受けていました。
そんな被告人の言い訳はどう考えても信用できないです…


あとをつける被告人から逃げる為に、
直接家に戻らずに屋上へいった女性は
被告人に見つかってしまい下半身を裸にされました。


しかし、住民が女性の叫び声に気がつき、未遂に終わりました(;´Д`)ヨカッタ



「彼氏だと言え。オマエが逃げたから悪いんだからな」

と最後に脅していましたがアッサリ逮捕されました(σ・∀・)σ


被告人に家族はいないし、結婚していないので再犯の恐れがあるとの事。
求刑は懲役5年でした。



最後の一言。
「えっとぉ~1年前自分は罪を犯して…でも裁判官、検察官、弁護士さんの方が一生懸命やってくれて…でも1年以内にこんな事をしてしまって申し訳なく思っています。出たら更正したいと思います」




果たして彼は更正できるのでしょうか…
強姦、わいせつ、痴漢はクセになっている人が多いから…


注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです

  登場人物は全て仮名です



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