Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自称・明治天皇の孫による殺人未遂裁判 3/3

首を刺された被害者の証人尋問が終わり、柵が撤去されました。


被告人は傍聴人の想像をはるかに超えた男でした!
被告人の迷言に思わず笑ってしまった傍聴人が

裁判官に怒られるというハプニングもあったので笑わずに読んでくださいNE~



弁護人→被告人


「刺した理由は?」
「あの人が~TVぶっ壊しよったんだからねっ」


証人、意外と声が高いです…



「TVのこともあるんですか」
「しょっちゅーなんだからねっ」


「しょっちゅうって何ですか?」
「だからさー、私も見てたんだからね?しょっちゅーなんだからっ」


「(イラッとして)だからしょっちゅうって何ですか?」
「しょっちゅーやるんだよ」


「お酒の飲むんですか」
「そー」


「何を盗まれていたんですか」
「(ゴニョゴニョ言って最初の部分は聞き取れず)印をつけてね~」


「何に印をつけたんですか」
「だからね、紙とかに書いてね」


「紙にですか」
「紙にね、●(被告人の苗字の最初の文字)って書いてカップラーメンの下に貼ってね」


「それを被害者が持っていたんですか?」
「ロッカー開けろって言って開けたらね、みんな俺の入ってんだよ」


「何があったんですか」
「ウィスキーもあったしねっ、焼酎もあった。わっるいヤローだねぇ~」


「現金は盗まれたことありましたか」
「持ってきたら…あるんだよね~」←意味不明


「いくらですか」
「2万円の時もありましたね~」


「1回ですか?」
「1万円の時もありましたね~」


「他は?」
「他の人もいたからね~」


「他の人って誰ですか?」
「Yさん」


「お酒とか何回盗まれた事あるんですか?」
「10回くらいかねー」


「Tさんのお兄さんもいらっしゃるんですか?」
「いるよ」


「Tさんのお兄さんはどこにいるんですか」
「上だよ」


「上ってどこですか」
「上って上だよ、バカ(笑)。空。前にもね~カナイが来てね~困ったよ」



バカって言われても…(・ω・;)
たぶんここにいるみんな何も見えてませんが。


「カナイって誰ですか?」
「あ~知らないか。上にいるんだよ」


「他にも誰か降りてきたことありますか?」
「(大きく頷きながら)ありますよ~?」


「事件の日、誰か上から降りてきたんですか?」
「俺、上向いてないから、いじってるから、わかんないけどね」


「ムラオですか」
「そーだよ」


「ムラオって誰ですか」
「オレオレ詐欺のやつらだよ。もー捕まってんじゃないかなー」



ダレダヨ(・ω・;)



「どうして刀を持ってたんですか」
「公儀介錯人だから仕方ないでしょ!」




公儀介錯人キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!




「いつからなったんですか」
「2歳の時かなー」


Σ(゚Д゚;) にっ2歳!?



「2歳の時の記憶があるんですか?」
「あるよ?」


「誰が言ったんですか?」
「んー…だから周りの人だよ」


「皇族は介錯人じゃないんですか」
「天皇だよ」


「天皇がですか?」
「葵の天皇だよ」


「おじいちゃんは誰ですか?」
「明治天皇っ!嵐寛寿郎っ!!」




嵐寛寿郎キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!



この思いがけない答えに傍聴人は笑い、
裁判官に「あのねー、傍聴人は笑わないで下さい」と怒られていました…
検察官だってニヤニヤしてたのに…!


「ハッキリ言って殺せばよかったよ」



Σ(゚Д゚ノ)ノ



「失敗したら勘違いしちゃうからねっ」




ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…




警察の取調べの時と真逆の事言ってます!
勘違いって…どういう事???


「今まで公儀介錯人として人を殺したことは?」
「(アッサリと)ありますよ~だからなに、大橋巨泉のオメー、あのメガネのあの~オヤジの弟斬ってるよ」


「今まで何人くらい斬ってるんですか?」
「えーーー?1人の人ですか?」


1人を何回も斬れるのでしょうか…

被告人が喋る度に新たな疑問が生まれています。


「いえ、何人くらいかで」
「1000人くらい斬ってるかなぁ。訴訟なんてこないからっ。じゃなきゃ極刑だよ~?」




1000人!(゚д゚)




みんな絶句です!
裁判官に怒られたくないので誰も笑いません!w




「一番近い日で斬ったのはいつですか」
「そー言われてもすぐ答え思い出せない!ただ斬ってるよ?」


「最近誰を斬ってますか?」
「左のね~首のね~コレ…」


「コレって何ですか?」
「ついでに言っちゃうけどね~オウムのね、稲川やったんだから。稲川のね~」


「いつも首を斬るんですか?」
「うん」


「そうれは公儀介錯人だから?」
「うん」


「では何でTさんのことは刺したんですか?」
「これだけ日本の○○(聞き取れず)がいるんだから。私も1回や2回は大目に見るよ?でもね、何度もやるから、こりゃ叩き斬ってやるって思いましたよ」


「何を斬ろうと思ったんですか?」
「だから何度も言うけどねっ(怒)買っても買っても持っていくからさぁ、もうね~みんなTくんをね、成敗してくれって言うんだよっ」


「誰が言うんですか?」
「ん?奥さんたちとか~隣の部屋の板長とか、看護婦とかいるんだよね」


「誰の奥さんや看護婦さんですか」
「○○病院だよ」


「どこの病院ですか?」
「新宿」


「いつ言われましたか?」
「来た時から。みんな言ってるよ?弟だって来て言ったよ?」


「Tさんに弟がいるんですか?」
「うん。俺のとこに言ってきたよ?出てるし」


「どこを出たんですか?」
「山口組3代目っ!」



登場人物多すぎ!


「なぜTさんを刺したんですか?理由は先ほど言ったチャンネルを変えた、酒のこと、看護婦さんから成敗してくれと言われたから?」
「そーです」


「それはいつ言われたの?」
「それは来た時から」


「ではなぜすぐに殺さなかったんですか」
「弟だからねっ俺はTじゃねぇぞ、弟だぞって」


「話を変えますね、刃物買ったのはいつですか?」
「わからないねっ。しょっちゅー買ってるから」


「殺そうと思う前ですか、あとですか」
「殺そうとは思ってたよっ」


「Tさんはどうしたんですか?」
「だからさーさっきもわかったと思うけどね~何言ってんのかわかんないんだよねー!裁判長もワケわかんなかったと思うしー後ろの人もわかんなかったんじゃない?」



後ろの人…?
え、私たち傍聴人のこと?



「Tは麻薬打ってるからね、アイツ麻薬打ってるから。頭おかしくなってんだよねー」



被告人も十分おかしいんですが…
誰も突っ込めるわけないです。



「刃物はどこから出しましたか?」
「う~ん…」


「殺そうと思った理由は?」
「ワケわかんないこと言うからさーみなさんも聞いた通り、ワケわかんない事言うからさ~」



アンタが一番ワケわかんないよ…
誰も突っ込めませんが。


「なぜ首を刺したんですか」
「こうやってね(頬杖をつく被告人)、TV観てたんだからっ。そしたら「本を見てた~」なんて言うからさぁ(怒)」


「TVか本かはいーんですけど~何で刺したんですか?」
「だからさーこうやってTV観てたんだよー」


「ベッドで頬杖ついてTV観てたわけですか?」と裁判長。
「そーだよ」


何でわかんないの?といった感じでイラつく被告人。



「首を刺したらどうなると思いましたか」

「死にそーだったよ」


「血は出ると思いましたか」

「そりゃ出るよ。ノコギリで首切りゃよかったよ」




被害者が死ななかったことに

どうやら納得してないようです…(・ω・;)



「Tさんは麻薬やってるから切ったんですか」
「そりゃ麻薬は30g使ってたんだけどさー(←そんなに!?)そりゃいーんだけどさー」


「どういう人を斬るんですか」
「悪いやつだからいーんだよっ銀行強盗とか」


「Tさんは斬っていいんですか?」
「いーんだよ!」


「何でですか」
「公儀介錯人が決めたからだよ!天皇なんて関係ないよ」


「誰かが言うんですか」
「いーや?私が言うんですよー?だから斬ってやりゃよかった!」


「Tさんは何で殺さないといけないんですか」
「人のもの盗んでるからね~ヤクやってるしよぉ~アレなんかすぐやるよ?自動販売機!」


弁護人はスルーして次の質問へいきました。


「Tさんの耳切ったの?」
「切ったと思うよ?私は切ったと思うよ。おっこったけどねっ」



Σ(゚Д゚;)


耳を切り落としたの!?と驚いていたら、弁護人アッサリ否定。




「まぁ実際に耳は切れてないんですけどね、そういう認識があったのね」
「………うん」

急に勢いがなくなりました。



検察官→被告人
「Tさんが言語障害だって知ってましたか」
「知らなかった」


「Tさんが言語障害って知らなかったから、なに言ってんのかわからなくてバカにしてると思ったのね」
「そーだよ」


「じゃあ言語障害って知ってたら刺さなかったんですか」
「うーん…わかんない。みんな言ってるからね」


「看護師さんたちがみんな言ってたならなんですぐに殺さなかったんですか」

「だからね、Tじゃねーって言うからね?弟だって言うからねっあるいはオジマだって」


「…じゃー悪いのはTさんじゃないんじゃないですか?」

「みんな似てるでしょ?」


「TV壊したのは弟さんだったんですよね?」
「はい」


「じゃー悪いのは、Tさんじゃないんじゃないですか?」
「そーなんだよねぇ(感心するようにw)」


「私が知らせるまであなた逮捕されてからTさん死んだって聞きましたよね?」
「そーだよ」


「どう思った?」
「いや~驚きましたね、失敗しちゃったねー」



軽っ(・∀・;)



「あの時「言語障害なら失敗してよかった」って言ってますよね」
「言ったかなぁ~」


「公儀介錯人は、個人の恨みで人を殺してもいいんですか?」
「んー自分で見て……うん…」


「取調べでは「個人的恨みで」って言いましたよね」
「みんなの意見を聞いてね、自分が見ても悪いやつだったら成敗するよ」



検察官、意外と公儀介錯人に食いつきました。



左陪審→被告人
「結局Tさんを刺してしまったのは、誰かに言われて刺したのか、それとも自分で決めたの?」
「だって殺したこと間違いない!」


「あなたが殺すこと決めた、でいいですね?」
「はい」



右陪審→被告人
「刺してどう思いましたか」
「刺した後?さっきも言ったけど、左に曲がって交番に行ったよ?だって5分経ってないよ?5分…7分…7分だな、リミテッド。」


「交番行ったのは間違いない?」
「だから7分だよ。時計見たから間違いない」


「自首して捕まったんですか?出しちゃえ出しちゃえと言ったのは、警察があなたを追い出そうとしたの?」
「そーなんだよねっ」


「何で自首したんですか」
「死んだと思ったからさぁ、そりゃ」


「あなたは人を殺すの許されてるんでしょ?」
「許されてるよっ公儀介錯人だからっ」


元気よく答えてますが、自分で矛盾に気付いてないのでしょうか…



「ではなぜ自首したんですか?」
「(ゴニョゴニョして聞き取れず)」


「捕まった時、なぜ警察にウソを言ったんですか」
「そりゃ夜だね」


「ハイかイイエで答えてね。警察にウソの名前を言ったの?」
「うん。コバヤシってね」


「タカハシって言ったの?」
「そーだよ」←え


「あなた○○さんでしょ?」
「そりゃ通り名だから。いくつもあるんだから」


「でも警察が○○さんですか?って聞いてタカハシって言ったんですよね?」
「言ったよ。公儀介錯人の人斬りサマだよ?って。オレ言ったよ?」



公儀介錯人の人斬り様…www




裁判長→被告人


「返せ返せって言ったのは誰なの?」
「そりゃ知らないよー!上にいたんだからっ」


「刺した時、ムラオさんは出てきました?」
「え?ムラオ?……出て……こねぇよ?」


「さっき頭をいじくられたって言ってたけど、誰が誰の頭をいじくったんですか?」
「うん……わかんねぇなぁ。マサオの弟がいじったんだか…」


「誰の?」
「オレのだよー」


「自分でわかるの?」
「自分でやってないときやってることあるからねー」


被告人質問が終わり、休憩になりました(14時35分)



このあと精神科医の証人尋問でしたが、精神科医や鑑定士の証人尋問は専門用語だらけで疲れるし、検察側か弁護側かで意見が真っ二つに割れるあたり、信用できないのであまり傍聴しません。
この日もそそくさと帰りました。



次回は論告求刑・弁論で~す


スポンサーサイト

自称・明治天皇の孫による殺人未遂裁判 2/3

午後の裁判は少し早めの13時15分から始まりました。

午前中と比べて傍聴人が増えましたが、一番前に座ることが出来ました。


これから被害者Tさんの証人尋問が始まるので、
被告人席と証言台の間にはついたてが置いてありました。


被告人はかなり小柄ですが、被害者はもっと小柄な男性でした。
145cmくらいしかなかったんじゃないでしょうか…
Tさんは紺色のセーターに全く色落ちしていないデニムのパンツを穿いていました。


昭和23年生まれ、恐ろしく老けて見えました…苦労しているのでしょうか。
ものすっごく耳が遠く、何度も裁判官の質問を聞き返しながら、氏名、職業などを言いました。

裁判官、検察官、弁護人が全員かなりの大声で質問していました。
大きな声が苦手な私には苦痛でした…

Tさんの証人尋問の様子をお伝えします~


検察官→Tさん
「被告人に首など刺されましたよね?」
「はい」


「なぜか心当たりはありますか」
「あります」


「何ですか?」
「冷蔵庫から缶ビール1本と、チャンネル変えたわけ~」


「缶ビール1本をどうしたわけですか」
「無断で1本…」


「飲んだんですか?」
「はい」


「無断で飲んだのは今まで何回しましたか」
「1回です」


「いつ頃の事ですか?」
「覚えてません」


「どんな大きさですか」
「500ミリ…」


「銘柄は?」
「覚えてません」


「盗んだのとは違うんですか?」
「そうです」


「え!?盗んだの?」
「そうです」


「え?盗んだのとは違うんですか?」
「え?」



検察官は思いっきり答えを誘導させました。



「盗む気はなかったのね」
「はい、返す気でした」



無断で飲んで返す気あったって言われても…w


「今まで返した事はありますか?」
「ないです(あっさり)」


ないのかよ!


「被告人のカップラーメンやお金を取ったことはありますか?」
「ないです」


Tさんの話によると、外の病院で入院している施設の人が盗みに入ったそうです。
勝手に酒は飲まれるわ食料はなくなるわ泥棒もいるわで落ち着かない福祉施設ですね…


「あなたの荷物が盗まれた事はありますか?」
「ありません」


「あなたの荷物を触られたことは?」
「あります」


「どんな風に?」
「新聞とか雑貨が動いてました!」


「入院した頃は喋れず警察が紙に書いて質問しましたね」
「はい」


「初めは被告人のビールを飲んだ事ないって書きましたね」
「はい」


「それはなぜですか?」
「イライラしてたからっ」


「イライラしてたから本当の事言わなかったんですか?」
「はい」


弁護人は「今度こそ証言に嘘はないか」と確認しただけなので省略。



右陪審→Tさん
「ビールを飲んで仕方がないという気持ちはありますか?」





ー耳に手を当てるTさんー




「(大きい声で)あのね、ビール1本で刺されるって…刺されるって大変な事ですよね?」







ー黙って頷くTさんー





「それに対してあなたはどう思ってるの?」
「いやぁ~何で刺されるんだろーって」

「他に思い当たることはないんですか?」






ー黙って頷くTさんー




裁判長→Tさん
「前にビール1回飲んだっていうのは、刺されるよりずっと前の事ですか」






ー耳に手を添えるTさんー





「(大きな声で)前に!ビール!1回飲んだっていうのは!刺されるよりずっと!前のことですか!」
「わかりませんっ」


「直前かどうかもわからないの?」
「いやぁ~」と首をかしげて終了。



とくにぱっとしない証人尋問でした。
ここまで書いておいてナンですが、敢えて書くことなかったかな(汗)

ここまで読んでくださってありがとうございました。


最後は被告人質問です~☆
迷言の嵐です!



続く~

自称・明治天皇の孫による殺人未遂裁判 1/3

この日、私は朝イチで裁判所に行きました。
江東区OLバラバラ殺人事件の星島貴徳の判決があったからです。

ものっすごい人が集まりました。
数十枚の傍聴券に対し、並んだ傍聴希望者は518人。


うわー


ずっと当たる気がしていましたが、アッサリ外れました。
http://kasumikkodoku.blog43.fc2.com/blog-entry-223.html#more

気を取り直して向かった先は531号法廷。
殺人未遂の新件です。


被告人はフラフラしながら小股で歩いて入廷。
大きめの黒いジャージに白いズボンを穿いた白髪のジィ様でした。

昭和24年生まれの60歳。
住居不定の無職です。
昭和63年まで暴力団組員として生活し、前科6犯。
昭和48年には殺人の前科がありました。

中学卒業後は、大工や土木関係の仕事を点々とし、
平成13年から無職となり生活保護を受給していました。


被告人は被害者Tさん(60)に日頃から酒を盗まれている事で腹を立てていました。
事件の日の平成20年4月26日、被告人は福祉施設の相部屋でテレビを観ていると、Tが勝手にチャンネルを変えました。午前中もやられていたので腹が立ち文句を言うと、「寝ていると思った」と言われ、被告人はこの言葉を聞き取れず、バカにされたと思い殺そうと思いました。



…すごい動機。
ほんとキレやすい年寄りが多いですよね…


首を刺せば確実に殺せると思い、16時頃、Tさんが横になっている背後から近づき、小刀(刃体7.5㎝)を首めがけて刺し、Tさんがビックリして起きたところで胸を刺しました。


首と胸を数回刺されたTさんは血を吐いたので死ぬと思い被告人は逃げ出しました。
Tさんはその後病院へ運ばれて、入院58日の怪我を負いました。


被告人はナイフについた血を水で流し、福祉施設へ戻りました。

そして警察に職質され「俺は関係ねぇ!俺はタカハシだ」と

初めは嘘をつきましたが、再び聞かれて認めました。

取調べで被告人は、「私は明治天皇の孫である。公儀介錯人だ」という妄想を話し出しました。


明治天皇の孫…!


公儀介錯人…!


このパラレルワールドを堪能したくもありますが、
裁判員裁判なので公判前手続きが済んでおり
判決までわずか3回で終わる予定。


今日は、被害者の証人尋問、被告人質問、精神科医の証人尋問までの予定です。
次回は論告弁論、3回目に判決という流れになるそうです。


検察官側はTさんが酒を盗んだということもあったとしてTさんと、

精神鑑定をした精神科医の2人の証人尋問を請求。


被告人は今まで受給されたお金で貯金をし、自立した生活を送ってたし、

今まで問題を起したことはなかったので人格に基づく判断が出来たとしました。


更に、警察に声をかけられた時、偽名を名乗ったのは罪の意識があったからであるし、
取調べでも明確な記憶の元、供述していたので意識障害はなかったとしました。



それに対し弁護側は、殺そうと思ったのはチャンネルのせいではなく自分が明治天皇の孫で公儀介錯人だという妄想が原因である。
そして元々Tさんに酒やものを盗まれたと思い込んでいて、いつかやろうと思っていた。
被告人は1歳の時から公儀介錯人だと思っていた。
Tさんはお酒を盗んだことはあるが、缶やビン、お金などを盗んだことはない、そう思い込んだのは妄想していたからである。
TVのチャンネルはあくまでキッカケである。チャンネルが原因で後ろから首を刺すなんて妄想なしでできるわけがない。
ムラオなる人物が何か言っていたとか、首を刺せば時代劇みたいに血が噴出すと妄想していたとしていた。

などの理由から、被告人は心神喪失で無罪を主張していました。


公訴に争いはなく、幻覚と妄想があったことも争いはない
この事件が幻覚と妄想にどのくらい関係しているか、
酒を飲んだことなどがどのくらい関係しているのかが争点となりました。


取調べを受けた際の被害者の供述
「私は早口で発音が悪かったので、被告人は聞こえなかったのかもしれません。振り向きざま首にチクッと痛みが走り、被告人の体がベッドから半分出ていました(被害者は二段ベッドの上で寝ていた)。そのあとのことは覚えていません。胸も手もなぜ切れたのかわかりません。被告人が立ち去り、流しへ行ったので、自分の首を触るとぬるっとしました。刺されたんだと思い、「誰か救急車を呼んでくれ!」と言ったが誰も来ないので、自分の携帯で119番しました。今週の月曜まで喉にチューブをさしててまだ固形のご飯を食べられません。4ヶ月も入院していました。チャンネルを変えただけで刺されるなんて納得がいくわけない。少なくとも5~6年は刑務所に入って欲しい。」


検察官は、事件のあった福祉施設やベッド、

そして被害者の血でべっとりの現場の写真(おぇ)をスクリーンに写して説明しました。



裁判員制度導入を意識した裁判は悲惨な事件をイメージしやすい現場の写真だけでなく、血がべっとりの現場、被告人本人による被害者を殺すシーンの再現など視覚で訴えてくるので、具合が悪くなります。


被告人はこれまで、「館ひろしにもう少し待てと言われた」「神田正輝のオヤジ、通帳に金が入ってる」など意味不明の発言をしたり、公務執行妨害で逮捕された後は「花園神社は俺の神社だ」と言っていました。


これまで昭和45年から4、5回刑務所に入っています。
被告人は目が悪く、2級の障害手帳を持っていて毎月26000円の障害手当てと年金で暮らしていました。
19万5700円の貯金があります。


被告人の妹の供述。
父は宮大工のトビ職で兄は電気屋に働きたがっていたが、

トビ職をさせたがる父は反対し、飛び出して東京へ行きました。
その後音信不通でしたが、殺人をやったと知らせがきました。
8年くらい服役して、30歳頃稲川系のヤクザに入り、組長にもなりました。その頃、母が亡くなり、組関係から立派な花輪が届きました。母の入院費も全て兄さんが出してくれました。
その後、理由は知りませんが組は解散し、ヤクザ時代に結婚していた女性とも離婚しました。
そして平成8年頃に私の家で1年居候し、私のお店(スナック)を手伝っていましたが、フラリと出て行き、その後1年に1回くらいくらい会いにきていました。


被告人は妹が4人いる5人兄弟の長男みたいです。


再び被告人の供述より。
「なくなった酒、ウィスキーやビンがTさんのロッカーにあった。
Tさんに聞くと「みんなやってんだ、我慢しろ!」と言われた。
例えば酒を買ってテーブルに置き、トイレに行って戻ってくるともうなくなっている。
Tのヤロウ、いつかケジメをつけてやると思うようになった。ケジメをつけてやるとは、殺してやるとい意味です。
事件当日は同室のSさんにコーヒーを買いに行かせ、ポケットに入れておいたナイフで刺しました。
今は助かってよかったと思います。」



被告人は重度の覚せい剤使用を認め、幻覚幻聴も認めました。


これまでの被告人語録(迷言)
「公儀介錯人を1歳の時からやってんだよ」
「(精神病は?の問いに)1回だけ。指を毎日つめちゃったから」
「(覚せい剤は?の問いに)やったよ。長くて1年8ヶ月しかシャバにいないから」
「(酒は?の問いに)飲まないね、コップ4杯くらい。前は一升飲んでたからね」
「(今回の事件は?の問いに)ムライに言われたからね」
「(ムライとは?の問いに)福島刑務所の刑務官。困っちゃうよね。上に立ってんだから」

「俺が三浦和義捕まえたんだよ」発言もありましたw



午前はここまで。
午後は被害者Tさんの登場、そして被告人質問です!
あ、あと精神科医もきます。



見ごたえたっぷり!



後半に続く~



81歳の妻に置いてかれるのが辛くて…殺害。

傷害の裁判を傍聴しに行ったら
法廷に手話をする人がいました。


被告人が「あー、あー」と言いながら手話をしています。



法廷での手話、初めて見ました!


なぜか検察官は子供に話しかけるような
優しい…というよりはバカにしてんのか?って喋り方でした。

普段からああなのかなぁ…それなら謝ります。


被告人は割りと凶暴な性格の持ち主で
薬のせいでイライラしてきたので気分転換外で外に飛び出し
一番最初に通り過ぎた女性をグーで殴ったそうです。


しかも2回も!コワー!!

去年、窃盗で裁判を受け執行猶予中の身だったようです…


ただ道を歩いていただけでいきなり殴られる…!
そんな恐怖を感じながら歩かないといけないなんて
マドリッド・トビリシと変わらないですね!



珍しく殺人の判決を傍聴しました。

法廷に入ると、判決文を読まれるところでした。



判決は懲役9年、未決拘留日数130日を参入。


とりあえず席について被告人を見ると…




裁判傍聴記@毒人参。-妻殺害
ものすっごいジィ様でした。



このジィ様が殺人を…!?

裁判長が事件を説明しました。


被告人は北区の自宅で一人で老人ホームに入ろうとした妻(81)に対し
頸部に紐を巻きつけ殺害したそうです。

被告人と被害者の妻は昭和61年に再婚し、
被告人は平成11年まで印刷業を営み子供はいませんでした。

妻は以前から一人で老人ホームに入りたいと言っていました。


文京区内の老人ホームを2人で見学し
妻は気に入って決めてすぐに契約をしました。
しかし、被告人は急に不安になり解約しようとします。
妻はそれを拒みコッソリ通帳を持って老人ホームへ行ってしまいました。

被告人はひとり寂しく夜を過ごします。


次の日、妻の歯科医院の予約があったので迎えに行きました。
そこで妻が通帳を持ち出したことを知りました。


これでは一気に契約まで話が進んでしまうと思い
「私も入れてくれ」とホームに頼むが「また今度お話しましょう」と
やんわり断られ妻も嫌がっているように見えました。

被告人は「捨てられる!」と思い、いっそ殺してしまおうと企てました。

そして犯行に至ったのです。


被告人の愛が深かったのか…
全然妻を理解してなかったのか…
すれ違いが気になりました。


検察側は被告人が妻に対し暴力を振る老人ホームに入りたがっていたと主張したが
その証拠はなくむしろ妻を介護している姿も見られている事から
それえらの事を裁判所は認められないとしました。


DV!?ウソー!
と思ったけど認められずかぁ…


妻は何で一人で老人ホームに入りたかったんだろう…
もう被告人と生活するのがうんざりだったのかなぁ…


妻の長男長女(前夫のって事でしょうか?)は今でも苦悩し
被害者の死を受け止められないそうです。

被害者と長男長女は、再婚してからも交流があったのでしょうか…



被告人は遺族(長男長女って事?)に対し、家や土地など売却して
700万円支払った事とこれまで前科がなかった事を考慮しての判決でした。


裁判長は最後に
「殺す事はなかったと思います。奥さんの冥福を祈って9年間…仮釈放もあると思いますから…」

等々被告人に伝えていました。



が。
被告人は終始一点を見つめボーッとしていて
何を考えているのかわかりませんでした。


判決の意味を理解しているのでしょうか…
若干不安になりました。
これでまさかの控訴をしたらビックリです!


凶暴な高齢者、本当に多いですね!



注:この記事は2009年6月に霞っ子のブログから移動したものです






Appendix

カレンダー

04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最新記事

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。